fc2ブログ
topimage

2024-02

初夏の大原〜勝林院・実光院2019 - 2019.05.30 Thu

ふっと時間があくと、ふらっと会いに行ける田園風景、大原へ。用もないのに(^_^;



DSC05845.jpg



この景色!
手前はしば漬用の赤紫蘇の畑。これぞ大原。



DSC05850.jpg



呂川のほとりを遡って、三千院はスルーして、律川の向こうの勝林院へ。
呂川、律川、あわせて呂律(ろれつ)、中国から来て雅楽に使われる音階が呂旋と律旋、これがあわないとろれつが回らなくなるのよね。
いかにも声明の根本道場・勝林院にふさわしい川の名前。



DSC05852.jpg



今年の正月、声明を聞きに、こちらの修正会へ参加したのが雪の中であったが、もう今は緑も濃く、陽射しは暑い。

↓その時の涼しそうな写真も貼っておくね。

P1150290.jpg



DSC05853.jpg



この季節大原は観光客の姿は非常に少ないので、お寺の方も油断して(?)いつも流している天台声明のテープ流れてなくて、あわててスイッチいれにきてくれはった(^_^;

法然上人と、天台宗顕真をはじめ各宗派の重鎮による宗教教義に関する議論がここで一昼夜おこなわれたので「大原問答」とよばれる。末端まで数えると2000人を超すお坊さん方があつまったそうな。法然上人が難問をことごとく論破して、一躍その名を日本中にとどろかせたとか。




DSC05855.jpg



正月には寒くて冷たかった床も今は風の通る気持ちよい場所になってるな。ここでしばし一休み。



DSC05858.jpg



勝林院は現在常住のお坊さんはおられず、お隣の宝泉院、実光院(もと勝林院四坊のうちの2院)が寺務所になっている。だから前はあまり興味なくてスルーしててゴメン。
ここの境内は意外に広くて見所は多いというのに。

今の季節、池には河骨(コウホネ)の黄色い花が咲いていたり、、、



DSC05860.jpg



池の上の紅葉の木にモリアオガエルの卵がみられたり、、、



DSC05862.jpg



その親カエル?とおぼしきカエルもみられたりするよ。
大原の豊かな自然はいいなあ。これがうちから車で30分ほどだから!



DSC05866.jpg



お庭が美しいといえば実光院、さきほどの勝林院のもと塔頭である。



DSC05868.jpg



門をはいったとたんに、なんという甘い芳香!
正体はこの花であった。なんでもカラタネオガタマという中国原産の木の花であるという。ここには何回も来ているが、この花の季節は初めてだわ。



DSC05869.jpg



こちらも額縁庭園が美しい。
ちなみにこの客殿は大正時代の建築。



DSC05873.jpg



この庭園の景色を独り占めしながら格別のお茶をいただく。



DSC05874.jpg



客殿から眺める庭も美しいが、やはりこちらの真骨頂は季節折々の花が咲く池泉回遊式(といってよいか?)庭園なのだ。小さな茶室もある庭をそぞろ歩こう。



DSC05875.jpg



庭の池には杜若が盛りであり、その手前には、



DSC05878.jpg



背の低い河骨。
うまいこと景色を作っている。


DSC05884.jpg



苔むした蹲居には青紅葉が映る。



DSC05889.jpg



いつか使ってみたいなあ、、と思わせる四畳半の茶室・理覚庵。
なんと昭和50年の建築なんだとか。そんなに新しいとは見えない壁のサビ方。建築資材はすべて大原の木を使用しているとか。



DSC05890.jpg



この茶室にはちゃんとすてきな蹲居も添っている。



DSC05896.jpg



石垣の横には大原菊。
それ以外にもたくさんたくさん、名前のわからない花も咲いていて、ここは園芸好きには天国。


実光院を出て、本参道の呂川沿いではなく律川沿いに降りていく。



DSC05899.jpg



こちらは本来の大原らしい田園らしい景色が楽しめる。



DSC05901.jpg



無造作に積み上げられた稲藁も、なんだか懐かしい風景。



DSC05902.jpg



田植えも終わった大原の里は、のどかだ。
こんな景色に気が向けば会いに行ける距離がうれしい。
帰りには里の駅で柴漬けならぬ(大好きな)刻みすぐきを買って帰る。






関連記事

● COMMENT ●

トートロジー(ブッダの公式)

 ≪…「大原問答」…≫から、数の言葉ヒフミヨ(1234)と南無阿弥陀仏とを、
静なる『自然比矩形』と動なる『ヒフミヨ矩形』『ヒフミヨ渦巻』に想う・・・

真善美草枕にて成就す

う〜ん、むつかしすぎてよくわかりません。

自然数の本性

数の言葉ヒフミヨ(1234)の世界は、

 もろはのつるぎ  有田川町ウエブライブラリーで検索で・・・

 ここに訪問でき感謝しています。

妖怪ダンス様

ありがとうございます。


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://cherubinpriel.blog.fc2.com/tb.php/1205-f5611cfa
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

悠紀斎田ゆかりの野洲・御田植祭 «  | BLOG TOP |  » 野村美術館講座〜「黒田家のお仕事」

最新コメント

プロフィール

しぇる

Author:しぇる
京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

最新記事

カテゴリ

未分類 (15)
茶の湯 (409)
茶事(亭主) (86)
茶事(客) (179)
茶会(亭主) (18)
煎茶 (10)
京のグルメ&カフェ (95)
町家ウォッチング (10)
弘道館 (7)
岡崎暮らし (111)
MUSIC (4)
能・歌舞伎 (65)
京都めぐり2024 (2)
京都めぐり2023 (33)
京都めぐり2022 (29)
京都めぐり2021 (30)
京都めぐり2020 (19)
コロナ緊急事態宣言下の京都2020 (12)
京都めぐり2019 (28)
京都めぐり2018 (20)
京都めぐり2017 (30)
京都めぐり2016 (34)
京都めぐり2015 (34)
京都めぐり2014 (39)
京都めぐり2013 (36)
京都めぐり2012 (6)
本・映画 (15)
美術館・博物館 (146)
奈良散歩 (131)
大阪散歩 (1)
着物 (8)
京の祭礼・伝統行事 (61)
祇園祭2023 (9)
祇園祭2022 (11)
祗園祭2021コロナ下 (5)
コロナ下の祇園会2020 (1)
祗園祭2019 (18)
祗園祭2018 (11)
祗園祭2017 (17)
祗園祭2016 (18)
祗園祭2015 (16)
祇園祭2014 (13)
祇園祭2013 (14)
修二会2024 (1)
修二会2023 (10)
修二会2022 (8)
コロナ下の修二会2021 (6)
修二会2020 (5)
修二会2019 (3)
修二会2018 (4)
修二会2017 (4)
修二会2016 (3)
修二会2015 (3)
修二会2014 (3)
修二会2013 (3)
その他の町散歩 (12)
京都和菓子の会 (4)
ソウル紀行2023 (3)
イスタンブール・カッパドキア紀行2013 (8)
英国田舎紀行2015・湖水地方とコーンウォール (7)
パリ紀行2014 (7)
ノルウェー紀行2016 (4)
古筆 (1)
ポルトガル中部〜北部紀行2017 (7)
京都でお遊び (13)
ギャラリー (4)
暮らし (14)
中国茶 (49)
京都の歴史・文化について勉強 (3)
過去ブログ終了について (0)
猫 (1)
滋賀さんぽ (21)
オランダ・ベルギー紀行2018 (9)
ニュージーランド紀行2019 (9)
台北旅行2018 (3)
高野山 (2)
骨董・工芸品 (1)
東京散歩 (2)
諏訪紀行2021 (4)
金沢さんぽ (2)
御所朝茶 (4)
熊野三山巡り (2)
有田2022 (1)
兵庫さんぽ (1)
太宰府 (2)
丹後旅行 (3)
仕覆制作 (6)
信州旅行2023 (2)
京都モダン建築 (3)
春日若宮おん祭2023 (3)
春日若宮おん祭2022 (3)

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR