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2017-10

祇園会茶会〜大船鉾復活によせて - 2013.07.15 Mon

今ごろ四条あたりでは鉾がたちならんでいるだろうな、、、と思いつつ、朝から茶会の準備です。

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祇園祭の花、ヒオウギが手に入ったので、玄関にいれてみましたが、やはりこれは真の花、真の花器にすべきでしたね(^_^;

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禁門の変で焼失した山鉾巡行のしんがりをつとめていた大船鉾、来年いよいよ巡行復帰です。
船鉾が神功皇后出陣の船なら、大船鉾は凱旋の船なので、シンボルマークは「凱」。待合にこれを使いました。この鉾町にゆかりの書家、窓月庵坐屼(そうげつあんざこつ)先生の手書きなんですよ。

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待合飾りに八坂神社の「祖民将来之子孫也」のお守り。八角形なので、蜀江錦の古帛紗で。ちなみにこのお守りをこけないように支えているのは松ぼっくり。それもただの松ぼっくりぢゃありませんよ。北観音山の真松立ての時にひろったありがた〜い松ぼっくり、、、、なわけないか。

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待合でお出しした主菓子はとらやさんの「若葉陰」。金魚鉢(?)にいれて。

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煙草盆には蛍籠の炭斗を流用。え〜っと、、この火入れは口が狭いのでうまいこと筋がひけてません、、(汗)

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大船鉾は復帰をめざすあたって、鉾そのものまで復活できるとは思わなかったそうです。市民や団体の寄付、漆塗りのパーツは黒主山からの寄付、などでりっぱな船形が完成しました。(JR京都駅前のヨドバシカメラに展示されているので、見てね)

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新町通り四条下るの四条町は、かつて北四条町と南四条町に分かれていて、一年交替で巡行を受け持っていたそうです。北四条町が出すときには舳先に龍頭を掲げ、南四条町が出すときには御幣を掲げて巡行していたそうですが、残念ながら龍頭は焼失、今は立派な御金弊のみが残り、会所で見ることができます。

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濃茶。午前の席では湯合いがとてもヨカッタのですが、午後に席ではうまいこと午前の種炭を生かせず、ちょっとぬるい濃茶になったかも。一番肝心なことなのに、まだまだ修行が足らん(>_<)ゞ

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花は庭の白木槿。あっ!!花入に蟻が!、、、、、、なんてね。これは蒔絵のありんこです。

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軸は船鉾と長刀鉾の絵が描かれたもの。よく見ると船首が鷁(げき:水鳥の名・竜頭鷁首の鷁)なので大船鉾ではなくて、船鉾だってわかるんですけれど、、、(^_^;

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薄茶は同じ水指を、これも庭の梶の木の葉蓋に替えて。

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いつも良い仕事してはる亀廣保さんのお干菓子は、駒形提灯と祗園さんの団扇。

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で、船と言ったらやはり海でしょう。波でしょう。

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最後に舟型の茶碗までだしましたよ(*^_^*)

さんざんお客さんに大船鉾の蘊蓄を聞かせて、ほんとにみなさん、よくおつきあい下さいました。これも亭主七客三の七のうち。楽しませていただきました。

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鉾町は今もそぞろ歩きの宵々山、賑わっていることでしょう。昨日たずねた大船鉾の会所で、窓月庵坐屼先生御本人がおられて、集印帳に「凱」を書いて下さいました!やった!


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● COMMENT ●

昨日は素晴らしい趣向の茶会でしたね。
いつも祇園祭りはぼっと見ておりますが 大船鉾が復帰するなど露知らず 
色んな方のお力を借りて 京都の祭りは面々と受け継がれて行くのですね。感動物です。

窓月庵先生に出会うなんてしぇる様はよほどこの鉾に縁が深いですね。

ひいらぎ様

ご来駕ありがとうございました。
でも片付けもそこそこに宵宵山にくりだしたワタシ。
さすがに今日はバテております。(とかいいながら昼から復活!!です)

こんばんは

薄暗い中でのガラスのお道具もいいですね~。
アリさんも亀廣保さんのお干菓子もとってもキュート。
この時期に団扇の干菓子は結構ありますが、亀廣保さんのは
今まで見たことがある中でダントツ一位です!

cox様

この亀廣保さんのは以前茶道の雑誌にも載っていたので、いいなあと思っていたのですが、ちょうど季節にあたって使うことができました。
ガラスの水指は本来は花瓶なので、実はお運びするととっても重い、、、、(^_^;


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