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2020-01

朝茶事〜七夕と祇園会 - 2019.07.29 Mon

なんであの時茶室にクーラーをつけなかったのか!
と、いまでも悔やんでいるワタクシである。
暑さは暑さで楽しめばよいなどと、このグローバルウォーミングの時代になに世迷い言を思っちゃったんでしょうねえ、、、、(遠い目)




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というわけで、昼間の茶事は地獄と化すので、夏は朝茶事を、数年ぶり2回目のこころみ。
6時半AM席入りで、私は4時半に起きる。徹夜する体力はないので、とにかく前日できることはみんなすませて、当日時間的に楽できるように。(それでもギリギリやったけど)
これは起床時の露地、まだ暗い。散水ホースはまだだしっぱなしの図。




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玄関は祇園会シリーズ、長刀鉾、豊園泉正寺町(これはかなりオタクじゃないとわからない)の粽に、真松立ての時拾った北観音山の松の枝。



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待合に煙草盆を置いた時点でもう外はかなり明るくなってきた。
ご遠方からのお客様もいるので、はやくからお付き合いスミマセン。



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汲み出しは一見赤ワインに見えるところが気に入っている小豆茶を倉敷ガラスのグラスにいれて。
早朝とはいえ、早くも気温が上がる予兆あり。



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夜中に雨が降ったらしく、露地は良い感じに濡れており、水打ちの手間がはぶけたのはありがたい。
夏場は打っても打ってもすぐ水は乾く。



DSC07341.jpg



待合から露地へ



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茶室には東からの朝日があたる。朝茶にはもってこいの向きなのだ。(暗いところでするのが好きな人もいると思うが(^_^;)



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懐石は夏場だし、軽やかに。当日火をなるたけつかわずにすむように。
庭の、繁茂しすぎの梶の葉、やっと役に立ってくれた。



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ベタだが、やはり夏の茶事にはギヤマンの向付が使いたくて、手に入れた器、初使い。メニューはお茶の先輩のアイデアをいただいた。前日仕込んで冷やしておくだけという簡便さ、で、しかも美味しい。



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宵山の日だけ公開される斎竹・高橋町(山鉾巡行の時に長刀の稚児が切る注連縄をだす町内)の注連縄参拝でいただける祗園さん社紋入りかわらけ、3年かよってやっと3枚そろったので、これも初使い。かわらけは匂いや色が残るのが少々難だが。(本来一回きりの使用)



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煮物椀も卵豆腐、これも手間がかからない。
あれ?朝茶事って手抜き懐石がルーチンでしたっけ???(^_^;
いえいえ、懐石よりもお茶パートに重点をおかねば。

懐石中も、小ぶりの風炉ゆえ、種火がちゃんともつかどうかひやひやしっぱなし、なんとか炭手前はスムーズに終了。灰器に今年の菊水鉾茶席でもらった(今年の色)青磁色の皿を使用。



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主菓子は我が家の梅で作ったところの梅シロップを使ったサイダーかん。最近サイダーかんがマイブームなの。


DSC07350.jpg



これだけだと甘さが足りないので、東京で初めて食べてとても美味しかった東京wagashi asobiさんのドライフルーツ羊羹を全日根さんの竹生島箱(兎も波を奔るか〜謡曲竹生島から勝手に命名)にいれて。


中立のころは9時ごろ、もうすっかり朝になって気温も上がりかけ。


P1170126.jpg


後座

それでも花をいれた花入の朝日影がくっきりと床の壁に映る。
(あとで朝日影って香雪美術館所蔵の志野茶碗の銘だったと気づく)
花入は中国のふるい鐙、これに片口をのせて鎖で吊る。花はすべてうちの庭から、山ホロシ、秋海棠、矢筈薄。

水指は宗哲さん、蘇山さん姉妹コラボの瓜型、琴座とわし座(織姫彦星)の星座の蒔絵の蓋で、旧暦七夕を盛り上げる。

濃茶もつつがなく練れて続き薄、



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干菓子は亀廣保さんの三種
ちょっと遅いめの蛍狩り、有平糖の蛍がリアル、そしていつも感激する芦の葉のていねいな仕事。

茶入とか薄器はちょっと現代物で遊んだので、茶碗は渋い高麗ブラザーズで締める(しまったか??)
二服ずつ飲んでいただき、最後のごあいさつがすんで9時半過ぎであった。だいたい目標通りの時間でいけたが、お客様も楽しんでいただけただろうか?

お客様が帰られてからもまだ時間は11時前、まだ一日は長い、片付けもゆっくりできるのが朝茶事のいいところだ。(実際はこのあと爆睡昼寝したけど(^_^;)

夏は朝茶、これは来年もできそうだわ。クーラーなくてもなんとか。








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