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2020-04

今はなき生風庵の雪餅をいただく〜間-MA- - 2020.02.18 Tue


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弘法市やらがらくた市やらちょこちょこでかける東寺の近くに、、、、



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こんな好みの京町家の日本茶カフェがあるなんて、しらなかった!

もと、炭問屋さんだったというカフェ+レストラン+ギャラリー+古本屋+αの贅沢な空間、間ーMA-さん。


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ご近所はまだこんな懐かしいろうじや町家(洛中では絶滅危惧種だよ)が残るエリアだ。



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玄関の受付カウンターに、ほんとの金庫として(というよりキャッシャーかな)蘇った昔の金庫がお出迎え。


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さてさて、本日はこのすてきな町家を使って、今はなき鞍馬口の和菓子屋・生風庵の有名だった雪餅の一日限りのリバイバルと他の菓子舗の雪餅の食べ比べという大変贅沢なイベントへ。



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私的に町家のシンボルともいえるハシリの火袋、この萌え萌えポイントを通りぬけて、、



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本日から「京菓子のー間ー」となる部屋へ。



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またここの吹き抜けがすごい!
これは現在のあるじの趣味であろうが、古い建具という建具を壁にすきまなく貼り付け?たもの。



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これは木置(季節外れの建具を収納する場所)かな。たまにここで下を見下ろしながらコンサートなどをされるとか。



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いかん、つい町家というと我をわすれて、、、(^_^;

本題にもどり、この企画をされたのが「はじめての茶箱あそび」の著者のふくいひろこさん。和菓子を愛し、茶箱を愛しすぎている方。(窯焚きナイトで一夜ごいっしょした(^_^;)

10年以上前に廃業された烏丸鞍馬口にあった生風庵さんの雪餅を限りなく美味しいと思っておられて、もうあれが食べられないのが残念、、、、という話から、生風庵さんから直伝の製法で作っている方から、一度復活させましょうか?というお話しがあったのだそうだ。



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というわけで復活した生風庵雪餅が右はし。
あと末富さん、紫野源水さんの雪餅

今回初めて知ったのだが、もともとこの雪餅は裏千家先々代・淡々斎の実弟、いろいろ茶の湯の著書があるのでも有名な井口海仙さんのお好み(指導)で作られ育てられたお菓子だったんですね。そういえば井口家は鞍馬口あたりだわ。なので井口海仙好み菓子。

好み菓子は、留め菓子のように(裏千家の御菱葩とか官休庵の都の春とか)よそに作ってはいけないお菓子ほど厳しくはないが、一応よそで同じ物は作らないという不文律があるようで。



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さあ、お楽しみの食べ比べ
本歌の生風庵は黄味餡
他の二軒は本歌に遠慮して、末富さんは漉し餡、源水さんは白小豆(緑に色づけ)餡である。

そとのつくね芋のきんとんだけ何度も少しずつ口にして試したが、微妙な違いはあるものの言葉では表現できないくらいの微妙さ。しかも食べているうちに甘さに口が麻痺して、利き酒みたいに間に飲む水が欲しい、、、(^_^;

いずれも美味しかったのはたしか。
生風庵さんの雪餅は、私が京都に舞い戻る前に廃業されたので、ついに口にできなかったが、やっといただくことができて感激である。

ところでこの製法の直伝を受けた方って気になりません?ご本人は名前は伏せてほしい、ということらしいが、井口海仙の弟子にして和菓子屋、、、といったらもうわかっちゃった(^-^)/(茶の湯クラスタの間では超有名人)



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この主菓子級を3個もいっぺんに食べたのは初めてではなかろうか。意外と食べちゃったが、そのあと出てきた千枚漬けに救われたのも確か(^_^;



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いただいたお抹茶の亥の目茶碗の作者は小野穣さん、ふくいさんイチオシの作家さんで、うちにも一つある。


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亥の目茶碗はいろんな材質、製法、色があるので、みなさんちがうもので。それにしてもあきれるほどみなさん、雪餅3つもぺろっと食べちゃうなあ。



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最後にいただいた煎茶がとびきり美味しい。
そういえば、ここは日本茶カフェだった。常に50種のお茶(煎茶、玉露、抹茶、中国茶などなど)を常備されているとか。こんど弘法市に来たら立ち寄って、お茶をいただこう。



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会のあとは町家探訪
ここはレストランもあるのね。



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坪庭に、、、



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一番奥のお蔵がなんと古本屋「つるかめ書房」になっている。



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なかなか渋いラインナップであった。



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こちらは奥座敷だったらしい間
お茶のコース(!)とか調香とかのイベントに使われているらしい。



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100坪弱の広さの大きな町家やったんやね。でもこういう形で生かされていてよかった。管理維持は大変だと思うが。



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さて、本日はここらへんでおいとましよう。

ふくいひろこさんが、毎月か隔月か、ここで和菓子の会をされる予定とか、きっとまた来ようと思う。




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