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2017-09

鱧月の鱧づくし〜祗園下河原・水円 - 2013.07.31 Wed

八坂神社の正門は南側の門なんですよ。石段下といわれるところは西楼門なわけで。
で、その南正門から南にくだっていくと、そこは高級料亭がずらっとならぶグルメストリート。

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昨年までここは蕎麦懐石のお店だったらしいのですが、記憶にありません。お隣は有名な美濃幸さん。こちらに新たに昨年オープンされた水円さん。リーズナブルなお値段でおいしい懐石がいただけるときいて早速。

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店内はカウンターとテーブル席とカジュアルな感じですが、一隅に生けられた花が茶席の花の如し。
水円さんは和久傳の総料理長をされていた方がオープンされたお店なんですってね。そういえば高台寺・和久傳も近いなあ。(数年前行った高台寺・和久傳の記事→

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茶事の懐石に準じてまずは汲み出し、紫蘇香煎。懐紙にのせて、の心遣いがうれしいです。

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最初にでてくるのはこちらの名物、小布巾包みの蒸しご飯。ウサギの耳みたいにピンとたった結び方がユニーク。

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この包みはほどくとナプキンに。お持ち帰りして布巾としても使えます。

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中の蒸しご飯は鰻。餅米のもちもち感が大好き。山椒がよくきいています。

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向付のお造りから鱧祭開始!鱧のおとしは梅だれ、鰹だれ、醤油と三種のタレで。
この扇形の清水焼の器もいいわね〜。茶事の向付にはちょっとおおきすぎるけれど。

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煮物椀も鱧〜。
煮物椀は味は淡泊なのがお約束、、、かどうかはしりませんが、濃い味好きの私にはいつも物足りないのだけれど、一椀全部いただいたあとで、ああ、トータルでこれくらいの薄味でちょうどいいんだ、と思う。

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八寸風の盛り合わせ。ここにも鱧寿司〜!お豆腐にはウニ〜!

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ここからは三種の中から選べるお皿。
私が選んだのは賀茂茄子の味噌田楽。美味しかった。実は鱧よりこれが美味しかった。
赤味噌と白味噌の陰陽太極、なんだか体にもよさそう。万願寺唐辛子付きでお野菜が多いのがうれしい。

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相方はまだ鱧祭で、鱧の唐揚げ。黄交趾のお皿もまた即全風でいいわね。

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箸洗い風のじゅんさいそうめん。少し酸味のきいた汁がお口直しに。

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これも口直し風のお野菜炊き合わせ。またまた野菜がいただけて満足。

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さて、鱧づくしの締め蒲焼き茶漬け〜!鱧はこの蒲焼きが一番おいしいと私は思う。

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デザートはバニラシャーベット。バニラビーンズの粒入り。この卵色のガラス器がまたレトロでいいなあ。

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和久傳がらみなら蓮根餅かな?とおもったら胡桃餅でした。これで薄を一服いただいて、ごちそうさまでした。

祇園祭も、鱧月ももう果てようとしていますが、最後にここで鱧祭できてよかった。一等地の立地ですが、気張らないで普段着で行ける、そんな感じの懐石のお店でした。

腹ごなしにそのまま八坂さんへ。

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この日は、いよいよ神輿をしまい込む神輿洗いの前日でしたので、氏子中を練り歩いたあの三基の神輿が並んでいるのをまだ見ることができました。

とうとう今日の疫神社・夏越祭で一ヶ月続いた長い熱い祇園祭は終わりました。
ああ、なんだか燃え尽き症候群、、、、、




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● COMMENT ●

水円は名前は聞いたことがあるのですが まだ伺っていません。美味しそうですねえ。
いつか伺ってみないといけません。

その近くに元は個人のお屋敷後をフレンチにされた店を見つけました。こちらも行ってみたいです。
取りあえずはもう少し涼しくならないとねえ。
夏はまだ1月はありますね。

祇園祭りの取材は楽しく拝見し 来年はどのように過ごすか検討いたします。

水円いいですね。布巾のプレゼンも。
さっぱり味とお出汁で勝負してるような感じがしました。

でも最後の一品も鍋仕立てもでてきて(寒いころだったので)、お出汁のとり過ぎで、食後今日は塩分をとりすぎた と感じたのにはびっくりしました。私は薄味のほうがいいたちなので、塩分にすっかりビンカンになっているのかもしれませんが。。

ひいらぎ様

このあたりはほんま、いいお店が集中してますね。その中ではわりと気楽に行ける方だと思います。お昼もよさそう。予約無しでふらっといけるといいのだけれど。

祇園祭の燃え尽き症候群で、やや脱力気味どす(×_×)あ〜あ、終わっちゃった、、、、

kiremimi様

ごぶさたしております。7月は祗園さんで忙しくて、、、(^_^;えへへ。

すでにこちらも制覇されていましたか。さすがお目きき。
味付けの濃い薄いはもう子供時代からの食習慣によるのでしょうか。同じものを食べても塩からいと言う人もいれば、薄いという人も。濃い味に慣れて好きな私には、本格的京料理は味付け忘れてんちゃうか?と時に思えるくらいで。まあ、健康の為には薄味がいいのはまちがいありませんが。
でも、やっぱり薄すぎる味は慣れませんな〜。


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