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2020-06

生活圏内での花見にはことかかないのよ - 2020.04.04 Sat

毎年身近の桜を楽しむ。
紅葉とちがって、早い遅いはあっても桜には出来不出来の年の差はないようだ。

こんなご時世だから、ことさらに人ごみの多い名所へわざわざ出かけることもあるまい。私はありがたいことに生活圏内で十分美しい桜が楽しめる。愛でるのも地元の人だけというひっそり咲く桜もある。

   年々歳々花相似 歳々年々人不同 

私もまた一つ歳を重ねた。とりまく環境も年々かわって「歳々年々人同じからず」だ。



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さて、今年の身近の桜はどうだろう。

これは夕刻の賀茂川べり、加茂街道沿いの御霊通りあたり
向こうに大文字もみえる。昨年の夏はこのあたりで送り火を見た。



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まだ桜の日の浅い頃、蕾も多い。


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長いこと改修工事で立ち入れなかった京セラ美術館(旧市立美術館)の疏水べりの桜も、今年は久々に楽しめる。



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観光客は少ないながら桜十石舟は疏水を走る。
毎年夜桜の頃には予約しないと乗れなかったが、空席が目立つ。



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ある日の鴨川べり
桜はシルエット、三日月と木星?が背景
この景色がチャリ圏内で手に入る幸せを思おう。



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(桜・休憩)

書き落としの振り出しに裏庭のリュウキンカ



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徒歩圏内の桜とくれば、東山
山のあちこちに桜が見える。



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その麓の哲学の道である。
学生時代はこの畔に住んでいた。南端の若王子神社は桜花祭りの幟は立つも、祭は中止。それでも桜はコロナなんてどこ吹く風、で咲く。



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疏水に沿って北上、今年はほんとうに人が少なくてゆっくり花をめでる。



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レンギョウ、ミツマタ、ハナニラ、スミレ、早くもシャクナゲまで咲いていた。



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ああ、ここは本当に美しいなあ。
近年観光客多すぎて近づきがたかったのだが、いいのかわるいのか、これも桜はしらんふり。



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疏水縁のねこ
お外で毛繕い中 あったかくなったもんね。



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若王子から北上するとき西に見えるこの光雲寺の桜(ソメイヨシノではない)は、哲学の道の景観ナンバー1をあらそうね。



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疏水からはずれて木の下まで眺めに行く。
東山を背負ってなんと圧倒される花の渦!



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(桜・休憩)

裏庭に年々繁茂し続ける白雪芥子
伊賀の花入



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桜の季節、鴨川があればよそへいかなくてもいいや、と毎年思う。
今年は高野川(鴨川の上流は出町で分岐して東が高野川、西が賀茂川となる)に沿って歩く。



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高野川にはいつも利用する川端通りが沿って走る。ここの桜並木は昔から有名だけれど、川端を車で通り過ぎながら見るだけであった。今年は川の方から見てみよう。



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こちら側から見る景色は新鮮。
例年ならもっと花見の人が多いのだろうか。



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左岸(東)を出町から北大路まで行って、今度は右岸から下る。こちらからみる左岸の眺めもまたよし。右岸は下鴨の高級住宅街が広がるので、高野川に面した大きなお庭をお持ちの家も多い。このお庭の花を楽しむもまたよし。



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桜の下に自転車を停めて語らうもまたよし。こういう景色もまた好きだ。


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(桜・休憩)

有名な枝垂れのある本満寺の駐車場のねこ



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寺町の名前にふさわしいお寺さんがならぶ寺町今出川上ルの本満寺
普段はしずか〜な小さな日蓮宗のお寺
桜の季節だけ、カメラをかかえた人が集まる、、といっても京都の人がほとんどではないだろうか。



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なかなか見事な枝垂れ桜

この桜が有名なのは、かの円山公園の枝垂れの姉妹桜だからなんだそうだ。(樹齢90年)
このちかくに、すてきな茶会をときどき開いてくださるNN居さまのお茶室があるので、このあたりちょこちょこうろつくようになったのは昨年あたりから。だからこの桜ははじめまして、だ。



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岡崎の満願寺
ここも日蓮宗の寺だが、観光客はまず来ない。(地元の人もあまり来ない)ここにも見事な枝垂れがあるのだが、私はこの山門のソメイヨシノが大変好きである。(時々猫にも会える)



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毎年今年は枯れてやしないか、切り倒されてやしないか、ドキドキしているロームシアター東側(細見美術館の北)の枝垂れ、今年もなんとか美しい姿が拝めた。ここは長らく空き地になっている。マンションやホテルになったら、この桜ピンチやな、、、



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これもロームシアター東側〜冷泉通りへ
岡崎疏水が直角にまがる部分で、ここの水流はみていると面白い紋様を描くので、花筏のころもう一度こよう。



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知る人ぞ知る、おそらく地元民でもあまり知られていないとおもわれる東山二条の妙伝寺の紅枝垂れ!(妙伝寺は南座顔見世のまねきが書かれるお寺だよ)
これはお寺の表からはほとんど見えない。裏の駐車場から見るのであるが、、、



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知ってる人の少ないまま咲いているのがもったいないくらいお見事!



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ロームシアターの東を流れる疏水べりの桜も有名
仕事帰りにバス停1,2ずらしてここの夜桜を見て帰るのも、この季節の楽しみ。



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(桜・休憩)

、、、、の前の疏水の魚をねらうアオサギと白サギ



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最後に、これが仕事帰り楽しみにしているその夜桜である。
ああ、もうよそいかんでもええわ。




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● COMMENT ●

桜、ありがとうございます。

はぁ、美し…。
夜桜に月の写真など、思わず「うおぉー、琳派ァ!」と叫んでしまいましたよ。
今年はコロナのお陰で意気消沈、実際の桜を見ても現実感が無く、却って遠く京都の桜の方が本物の桜のような身近さを感じます。

ご無沙汰しておりますが、お変わりないようで嬉しいです。
実際はお仕事大変なのでは、と推察しております。
こんな時だからこそ一歩離れて冷静に、美しいものを愛でる余裕を持ちたいものですね。
どの桜も見事で、本満寺の桜とか見てみたい。
東山の山景もいいなぁ。
でも一番は、疏水の渦巻く花筏をボーっと眺めてみたいです。
と言いつつ縁が無くて京都の桜、まだ一度も見た事無いのですが…😅
祗園さんもどうなるんでしょうね。

お元気でお過ごし下さいね。
最後に、

猫、撫でた〜〜いっっ‼︎

ちび山様

お久しぶりでございます。
なんとか生きてます(^_^;
今春の京都の人出は場所にもよるでしょうが、とにかく少なく、桜の季節にこんなにしみじみゆっくり花が見られるなんて、、、と感慨深いです。ブルーシートを敷いて景観も桜もクソクラエ(^_^;で、たださわぐだけの花見って、みなおさないといけないと考える貴重な機会です。(でものどもとすぎればきっと忘れる、、、)
来年以降になるでしょうが、また京都の桜を愛でにおいでくださいませ〜(^.^)
はやくこのコロナ禍が通り過ぎますように、みな無事にサバイブしよう!

しぇるさん、こんにちは

あれよ、あれよと

桜、満喫させて頂きました

よくぞ、お写真に納めて頂き、感謝^^

今年の京都の桜、本当に美しく見事

浮世の憂さを晴らしてくれます・・・

高兄様

兄さんほどうまくは撮れませんけどね。とりあえずダイジェスト版。
それでも、あ、あそこの桜も載せ忘れた、ここのもあった!とまだまだでてくるのにびっくり。
遠方へ花見にいく時間がありませぬ。
それでも欲を出して、初めて吉野に宿をとって早朝の花見をする予定がコロナでぱ〜になりました(泣)

桜と猫

しぇるさま
こんにちは。暁庵です。
哲学の道の桜、疎水の桜、ロームシアター東側(細見美術館の北)の枝垂れ、高野川など一緒に歩いているみたいな錯覚を・・・。
でも、本願寺のしだれ桜は知りませんでした。満願寺のソメイヨシノは知っているけれどね・・・。
搔き落としの椿の振り出しと伊賀花入がステキ! リュウキンカと白雪芥子がお似合いです。
猫の写真も散りばめられていて、しぇるさまらしいですね。
そうそう、2年前に猫にちなむ香合をいつかしぇるさまをお招きした茶事に・・・と思い求めましたが、眠ったままです。
コロナウィルスの嵐が治まることを信じて、またきっとお会いいたしましょう。それまでお互い元気でいたいものです。
(ブログ再開しました。ぽつぽつ行きます。)

暁庵様

ブログ再会およろこび申し上げます(^.^)
とはいえ、重苦しい内容になってしまいますね。
京都の桜、特にご近所にお住まいでしたので、ここに載せた桜は暁庵様にもお懐かしいでしょう?
今年はあんなにいた観光客が姿を消して、大昔の京都がもどってきたみたいで、心静かに花見が出来ました。

猫にちなむ香合!期待に胸がふくらみます。是非猫を揺り起こして、お招きくださいね。
まずはこの時期を元気に生き抜いて、またおめにかかりましょう!


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