夷川通り英国Antiqueのお店 - 2020.06.14 Sun
夷川通りを歩いていて、古美術の万市さんの堂々たる表家造りの前を通るのが好きだったのだが、このところいつも気づかないうちに通り過ぎていたのかしら、、、、と思っていたのに!

改めて行こうと思うとなんと!!
ち、、、駐車場になってる!!
ショック!
なんでも2018年には更地になっていたそうで、なぜ気づかなかったのか残念すぎる。亡くなられた御主人には京都移住前から知己であったし、赤穂緞通もここで買ったし、あの大きな町家も好きであったのに、、、すごい喪失感。
それを少し埋めてくれたのが、通りがかって素通りできなかったのがこのお店。
なんかかわいらしいアンティークのお店。でもここ前何があったっけ?
家具の芳英さん、名前は純和風だがアンティークの英国家具や雑貨、ファブリックなどを扱っているお店だ。昨年秋にできたばかりで以前はアパレル系のお店だったという(全然記憶にない)
感激したのは商品もさることながらこの町家の作り。畳を板張りに改修しているとはいえ、走り庭も火袋も坪庭もそのまま残しているところ!
いや〜この走り庭の三和土には感激、ディスプレーもすてき。
主にイギリスで買い付け修復した家具を扱っているお店で、以前住んでいた宝塚の家だったら絶対ほしい!と思うような垂涎の家具がたくさんあるのだけれど、幸か不幸か(^0^;)今住んでいるのは純和風めざせ数寄屋の家だもんなあ、、、。
坪庭も保全されていてうれしい。あ、ステンドグラスの窓ガラスもええなあ〜。
家具の他にウイリアムモリスのファブリックも扱ってはって、サンプルだけでもため息がでるのだが、うちの家、今はカーテン一つない(障子ばかり)家だしなあ。もう一件家があったら絶対ブリティッシュクラシカルな家にするのに、、などと見果てぬ夢をみたり。
二階は厨子二階になっていて、舞良戸などもそのままでお家自体も見所。
小物やテーブルセットなどもアンティークで、お値段もお手頃なのでシルバーとガラスのコンポートを買ってかえる。今度の懐石に使おうと思うのでまだナイショ。
シルバー部分を綺麗にみがいてくださって、これまたうれしいのであった。また通りすがったらみにこなくちゃ。
表もかわいいお店なのであった。
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