薬師寺〜大池からの両塔遠景をもとめて - 2020.06.22 Mon
連日奈良ですみません(「いつか住もう奈良」に変えようかしら???)
この日は降りそうで降らない梅雨独特の天候であった。

肌寒さにも負けずコンプリートを目指すことのまあかりさんの奈良飛鳥人物名削氷(けずりひ)、をまず。これは<氷高皇女>、きらきらのかわいい琥珀糖に中にバニラアイスがひそむ。名前も美しい氷高はほんとうに美しい人だったといわれる。のちの元正女帝である。(天武天皇の孫にして草壁王子の娘)
腹ごしらえのあと、この春生まれたばかりの小鹿など愛でつつ西ノ京へ。
薬師寺の参道は黄色く熟した梅の実がごろごろ。
あ〜〜!もったいない!だれかこれで梅仕事してくれんかな。
ああ、ええな、やっぱり凍れる音楽・東塔のある景色。手前の蓮の花越しにみると極楽浄土もかくやと(^-^)
コロナがなければこの春、10年ぶりにようやく姿をあらわした東塔の大修理落慶法要が数日くりひろげられるはずだったのだが。
ここは奈良公園からはなれていることもあって、まだ参拝客もまばらである。法話もしばらくお休み、売店もしまったままだ。
こうして東塔、西塔ふたつ眺められる時代を共有できてありがたいことだと思う。
(西塔は、高田好胤師が写経勧進で全国をまわって執念で昭和52年に再建された)
おりしも小雨がふってきて、蓮の葉の上にころころ露の白玉
半年ぶりの写経を
いつもは丁子を口に含むのだが、コロナでそれも中止、この香象くんをまたいで写経場に。
ソーシャルディスタンス、、、といわれなくても広い広い写経場に3、4人しかおられなかったので。
写経後は、「こちらの席は使わないでください」の札を置いておくコロナ対策。
(それにしてもいつまでたっても完全に覚えられない般若心経、、、、)
さて、今回は大池越し、若草山背景の両塔を拝もうと思っていた。
あの、若草山山焼の時に燃える山を背景に塔のシルエットがうかび、池に映るいい写真が撮れる場所である。(当日はカメラマンで場所取り合戦がすごいらしい。しかも今年は東塔も復活やし)
(参考までにこのかたのブログに美しい写真が)
猿沢池にスタバなんてね〜ちょっとね〜と思いつつ、控えめな外観にしてあるのでまあいいか。(←エラそう^^;)
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