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2017-08

六道参りめぐり〜五条坂陶器まつり - 2013.08.07 Wed

今年もお盆がやってきました。毎年墓参りに帰省しない先祖不孝者なので、そのかわりにお盆の入りにはここで迎え鐘を、お盆の終わりには大文字さんを拝んでお精霊(おしょらい)さんのお見送りをしとります。

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清水道から松原通り、ふだんは閑かな通りもこの期間、あちこち店開き。

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六道珍皇寺。

六道の辻はあの世とこの世の分かれ道。(六道:地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上)お盆には多くの方がご先祖供養においでになります。(観光寺院ではなく、実用寺院とでもいいますか)


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境内にはいると、お精霊さんがこれをつたって帰ってくるといわれる高野槙、酸漿、蓮の花など仏壇を荘厳するものを売るお店が並びます。



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青々とした高野槙。これは強い葉で、長いことこの緑があせないのだそうです。

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ミソハギと蓮とセットにしたお供花セットも。


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井戸をつたって閻魔様のもとへ夜な夜なおつとめに行かれたという小野篁ゆかりのお寺でもあります。この時期だけ、篁さんの像をおがめます。(閻魔さんとツーショットで)


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迎え鐘をつく順番を待つ列はとても長くて、境内からでてもまだまだ続きます。

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こちらの迎え鐘は地下にあるので、音もなんとなく陰にこもって、地獄の門を開けるような感じでオトロシイ。これが間断なく鳴るものだから、お盆の雰囲気満喫です。

お年寄りの中には力がなくてひいても音がだせずに、綱に引っ張られてひっくりかえってしまう方も(^◇^;)

地下で鐘が揺れている様子が見えないので、鐘が撞木から離れているときについてしまうと、かすっというような音しかしません。なるたけ前の方がついてから時間をおいてからつくのがよい音を出すコツかと。(なにせ待っている人が多いのであまり時間はおけませんが)


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薄い木の卒塔婆に供養する人の名前をかいてもらって、お線香に火をつけ、、、

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卒塔婆を煙で清めて、

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槇の枝で水をかける水回向。


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小野篁公の冥界通勤ルートの往路は境内内にありますが、こちらは2011年発見された隣の民家にあった篁ゆかりの井戸で、冥界からの復路なんだそう。「黄泉(よみ)がえりの井戸」と名付けられています。

さて、ここから西へ少し行くと、、、

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壇林皇后(空海に帰依した嵯峨天皇皇后)祈願所、西福寺。ここは子育てのお寺ともいわれ、初孫がお腹の中にいるときに娘といっしょにお参りにきましたよ。

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これは昨年の祈願銭。いただいてかえると願い事がかなうといいます。
(ああっ!文字はスルーしてっ!!)

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今年も古いのをおさめ、新しいのをいただいて帰りました。

こちらは壇林皇后九相図というおどろおどろしい有名な絵があるのですが、今年は出ていないっ!!
お寺の方に聞いてみると「ああ〜、そろそろださにゃならんなあ、、、」って、おいっ!!もうお盆だって。


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もう一つ熊野観心十界図(極楽・地獄絵)も有名で、この地獄絵の絵解きが夜におこなわれています。いちどちらっとのぞきましたが楽士の生演奏も付いてそれはそれはこわい雰囲気をもりあげていました。
これはそのパンフ、猫付き。(さわってもなにしても決しておきませんでした)


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こののんびりした雰囲気が好きなお寺です。

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南下すると六波羅蜜寺。こちらはイマイチ人気がないのか、お参りの方は少なめ。

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こちらの地下の迎え鐘は待ち時間ゼロでつけました。

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このまま五条通まで、雰囲気の良い町家の並ぶ通りをとおって南下します。

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五条坂は陶器まつりで大賑わいです。


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屋台の店がたくさんでますが、もともと五条坂に軒をつらねる陶器のお店も期間中はセールしてるので、良い物がちょっとお安くゲットできるかも。


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なかでもこの楽只苑は建物自体が文化財になってる大きな町家で、なかに井戸も釣瓶も高い火袋だってあるので、焼物だけでなく、建物も必見です。昭和40年ごろまではここは化学陶器所(化学陶器ってなんだ?)兼社長宅だったらしい。

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地面近くの温度は今日、40度くらいあったそうで、暑いのなんの。くらくらします。こんな日はより熱いインド料理で対抗すべし!
清水道バス停の目の前にある、インド・ベンガル料理CHAKRAにて、ランチをお腹いっぱいいただく。これにスープ、チャイ+デザート付きで1250円はすごいお得です。コーンスープがすごくスパイシーで、並みのコーンスープとは全くちがうものになっていて、感激しました。(オーナーは日本語ぺらぺらのインドの方)

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陶器まつりでこんな器をゲット。

毎年同じ事書いてるな〜と思いますが、それが貴重だと思うのです。去年の今ごろは、来年どうなっているか、生きているかどうかさえ、本当はわからないものであったのに、こうして無事にまたこさせてもらえた。それはなにか大きな存在(神とも仏とも、自然の摂理とも)への感謝の念を惹起してやみません。この歳になったからこそ、そう思えるのです。

どうか来年もまた元気で来ることができますように。ご先祖さんにもお願いしよ。
え?墓参りもせん不孝もののくせにって?
えへへ(^_^;




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● COMMENT ●

京都のお盆ですね♪
今年は大文字も行かれないので、東京で淋しく縫物などして暮らしております(>_<)
小野篁が冥土へ通ったという井戸は見せてもらえましたか?
格子の隙間からチラッと見たことはありますが、傍へは行かせてもらえないのですね。
やっぱり暑くても京都の夏はいいな~
行かないつもりだったけど、行こうかな、六地蔵(笑)

こまち様

その井戸は特別公開の日があるようです。でも1年に1回くらいしかここ、こないしね〜(^_^;
年末の六斎念仏の時にあけてくれるといいんですが。

今年の「京の夏の旅」特別公開で「冥土通いの井戸」と新たに発見された「黄泉がえりの井戸」や幽霊図も見せてもらえるそうですよ。ただし、お盆期間中は休止で8月20日~9月30日だけの公開です。

vivasan様

あら!そうなんですか!
良いこと聞きました。中のぞいてみます!

こまち様
↑ということらしいですよ。是非!


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