ならまち遊歩2020 - 2020.08.26 Wed
3年前からならまち全体を提灯で照らしてそぞろ歩きを楽しもうというイベントならまち遊歩がはじまったが、今年はコロナによって縮小、ならまち楽座(主に店舗)参加店だけ提灯をともすことになったらしい。

夕暮れの昼と夜のあわいに行こうと思ったのだが、このごろ急に日が落ちるのが早くなって、奈良に着いたときにはもうすっかり暗くなっていた。もちいどの商店街の店はほとんど閉まって、人の姿もまばら、、さすが奈良や!とへんに感心する。
一番見たかったのがこれ!
猿沢池に並ぶ赤い提灯
暗いとどこまでが本物でどこからが水に映ったものかさだかならない。
あやかしでもでてきそうだが幻想的で美しい。これを見にさぞや多くの人が、、、、とおもいきや、これもまばら、、、さすが奈良や!(^_^;
ちょっとイギリスの画家サージェントの「カーネーション、百合、百合、薔薇」を思い出さない?
ぼ〜っと灯りを見ているといきなりジャボジャボ池に入っていく人があり、びっくり(゚Д゚)!
なんと、提灯の火はスタッフの方の手によって交換されていたのですね。ご苦労様です。
猿沢池のほとりにはインウッドデッキがあって、ここで楽座手形(楽座に参加している店の特典が受けられる)や狐のお面などを売っているが、それももうオシマイみたいで、完全にでおくれたな。奈良の夜仕舞の早さを忘れとったわ。
でも参加店の提灯だけでも探してみようと夜のならまち散歩。
何件かまだ開けているお店もあったが、おしまいで提灯の火をおとしている店も多い。
それにしても夜のならまち、人っ子一人とおらない。真っ暗なお家が多くその中でようやく提灯を見つけるとほっとするね。
ここは奥がバーになっているようだ。
いつもあれだけ歩き倒しているのに、夜になったとたん、方向感覚を失って、どこをあるいているのかわからなくなる。夜のならまちは別の町のようだ。
ようやく庚申堂をみつけオリエンテーションがつくが、それでもなにかしらない町にきたような錯覚、不思議な不思議な夜のならまち。
ようやく商店街にたどりつくも、人いない、、、
こりゃ狐にでもたぶらかされたかな、と思い始める頃、やっと人の姿が。
あれだけ静かだったならまちに比べ、駅周辺はそれなりに賑わっている。
今回も晩飯奈良で食いっぱぐれる、、、と危惧したが、駅前にはそれなりの人出、なんとかありつけたのであった。ピンクレモネードで乾杯。
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