Kさんところで花月のお稽古 - 2020.09.02 Wed
お使い物をもとめるついでに今日の花月のお稽古のお菓子をさしいれよう。
堀川五条近くの菓子屋のなさんへ。最近人気な若手女性和菓子職人・名主川さんのお店だ。(うちからはちょっと交通の便が悪いのが難点である。あ、近かったら別の意味でヤバイかも)
差し入れはこちら、キーウィとワインのはいった寒天、羊羹という複雑な味ながらスッキリした銘を「嬉々(kiki)」というお菓子。
それぞれ違う社中の五人で花月のお稽古を。Kさんの教室にて、ここは広間、小間、大炉六畳もある茶道館なのだ。
Kさんはお道具もたくさんお持ちで、毎回季節のものをたくさん出して下さるのでありがたい。
本日の課題は薄茶の「貴人清次花月」と濃茶+薄茶の「濃茶付貴人清次花月」。
比較して勉強しようということで。
宝塚時代あれだけ濃茶付貴人清次花月を繰り返しやったのに全然身についていない、、、というか5割は忘れていることに愕然とする。Kさんはなかなか厳しい先生なのでいろいろ指導も入りつつ、みんな小さな失敗しつつ、さすがにベテラン揃いなのでするっと終わるところがありがたいなあ。
昔習ったことが最近の教本ではかわっていたりする。半東が敷合わせに置く建水と茶碗の位置が違うのね。
薄茶だけの時は、点前座を立つとき茶巾は蓋上にだすが、濃茶付は茶碗にいれたまま。
貴人仕舞とお次仕舞ではお湯+水、と、水だけの違いがある。
などなど。(ああ、もう数回やらんとおぼえられない)
すごく基本的だけれど今更聞けない、迎え付けの時の歩数も確認できたのもありがたい。
(つっこみ茶道口は三歩、曲り茶道口では四歩)
東寺畔で毎月人気の月釜をされているOさんが、お手製の干菓子をご持参くださった。琥珀と雲平、これは「精霊流し」のイメージだそうだ。すごいなあ〜〜〜(;゜0゜)(←未だ琥珀糖が結晶化完成しない、、、)
お稽古後、恒例の?お茶室収納の工夫探検、今回押し入れの中をみせてもらう。道具をいれる仕付け棚が計算され尽くされているのと、あとで設置したご自作の棚まであって、すごく機能的。ふりかえって自分の道具入れのカオス具合がはずかしい、、、(^_^;
これこれ!
ご自作の留め具。これはくるっと回転して、こうして90度にすると大きな炉縁の箱が止まるのだ。しかし、茶人にとってこういう工夫工作の腕は必須技能ではないかと思うこの頃である。
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● COMMENT ●
高兄様
うらやまし〜〜!
フルーツ感あふれる和菓子はあっさりしていくつでも食べられそう。
ほんまにうちから近かったらね〜、毎日でも行きそう、、、
フルーツ感あふれる和菓子はあっさりしていくつでも食べられそう。
ほんまにうちから近かったらね〜、毎日でも行きそう、、、
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和菓子屋さん、
自転車で、ぶらり行ける範囲
一度、覗いてみようかな^^