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2024-02

名残の季節の夕ざり茶事2020 - 2020.10.04 Sun


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名残の季節になった。
お茶の上手のお茶友さんを招いて夕ざり茶事。


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最初鳥をテーマに道具を組んだが、大好きな某女流画家の絵が手に入り、急遽変更。
でも、鳥かごはそのままという、、、(^_^;


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絵は李白の子夜呉歌から「長安一片月 万戸打衣聲、、、」
下に砧香合を置いたが、香合に描かれた鳴子に追われた雀はどこへいっただろう。


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涼しくなって、露地の苔もようやく元気をとりもどした。私の茶事準備の労力は、八割が露地の準備にあるといっていい。(色々苦労してるの)


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蹲居の苔も緑をとりもどした。夏場は茶色になってたからなあ。


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夕ざりの初座は花
須恵器の残欠に山ホロシ、秋海棠、水引、オケラ、いずれも我が家の庭に咲いた花。


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夕ざりは陽の移ろいと夜陰の訪れる様を楽しめる。



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あ、先ほど追われた雀がこんなところに!
(わざとらしく、、、(^_^;)
本来この季節まだ香合は塗を使うのだが、どうしても雀に登場していただきたく。



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名残の季節は向付の器もばらばらの寄せ向こうになるのがおもしろい。



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今回も「都こんぶに合う日本酒」という名前のお酒を都こんぶを八寸にのんでいただいた。
シシトウにつける甘辛味噌のはいった小さな器は宇治のA君の作品。


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お菓子は今回もみのり菓子さんにお願いした。
銘を「静寂」
首を折りたたんだ白鳥が眠る、まもなく冬を迎える湖の静けさ、、、そんなイメージ。
頭の部分はなんと百合根である。



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縁高のかわりの重箱にも、、、雀


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前回使って背が高すぎた竹の蝋燭立ても、ノコギリで切って、ちょうど良い高さに。
待合の軸について、私のしらなかったさらに深いお話しをお客様から教わった。



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濃茶は各服点て、たくさん茶碗がだせてうれしい♪
薄茶も合わせて計6碗、我が家のありったけの高麗ブラザーズをお出しする。(1つだけ和物あり)
各服点てにするとどうも続き薄の手順がややこしくて私には対処できない。表千家バージョンでいこうよ、といつも思う。(裏千家では続き薄の一服目は次客が飲むことになっている)



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お客様のおかげで自分が思った以上にテーマが広がりをみせてくれて、ありがたいことこの上ない。こういう知的遊びこそ茶事の醍醐味ではなかろうか。
(ちょっとだけばらすと砧〜雁〜蘇武である)






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● COMMENT ●

久しぶりのお茶事で本当に楽しいひとときでした。
ご亭主様のお心尽しに感謝いたします。
懐石もお菓子もそしてお茶もどれもこれも美味しくて
ついついお喋りが過ぎてしまいました。騒がしい客ですみません。

それにしても光の移ろいが美しくゆっくりと楽しむことができました。
そして生き生きとした苔の青さ。
我が家の庭を見渡して反省しきり、私も草取り、がんばります。

そらいろつばめ様

ご遠路ありがとうございました!
お客様とのやりとりがあってこそ楽しい茶事です。
いろいろ勉強させてもらいました。さらに精進しま〜す。
露地の苔のメンテ、、、今は野良猫と鳥との戦いです。
がんばります。

念願叶いました。

拝読しながら、あの時の感覚と青々とした苔が鮮明に思い出されています。
ただ、ただ、楽しい。素晴らしい一日でした。
お心尽くしに感謝しています。

「静寂」とは、ほど遠い客でした。お許し下さいませ(^^;)

キマコ様

丹波の茶事ではいつもお世話になりました〜!
やっとおいでいただくことができ、うれしいです。
ありがとうございました。
全然さわがしくないですよ、というか懐石、薄茶は会話が弾む方が亭主も楽しいのです♪


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