fc2ブログ
topimage

2024-05

開炉茶事2回2020〜正午と夕ざり - 2020.11.20 Fri



DSC03771.jpeg



ドウダンツツジが赤くなって、楓の紅葉には今一歩という季節、茶人の正月、炉開き茶事を2回、正午と夕ざりでした記録(一週間の時間差で)。なので昼間と夕方〜宵の写真が混在しているのでスミマセン。


DSC03724.jpeg



炉開きには恒例の、、というかうちの席披きをして以降のお約束になっているのだが、「開炉は柚子の実の色づく頃」になぞらえて、待合には柚子を飾る。(おひらきのあと、お持ち帰りいただくのも恒例)


DSC03759.jpeg


夕ざりには初登場、小型李朝火鉢。風炉に使っていた火鉢より一回り小さく、足がない。これはこのまま本来のお役目を果たしてもらおうと待合の火鉢にした。



DSC03719.jpeg



庭に咲くのはツワブキと、、、


DSC03763.jpeg


マルバヒイラギの花である。もう数日あとだったら、数日しか香らない芳香を放ってくれるのだが、少し早かった。金木犀にもおとらない佳い香りなのだ。


IMG_3958.jpeg



夕ざりの初座は花
なんとかまにあった裏庭の西王母、花器は光藤佐さんの瑠璃釉の小壺
本来板床に敷板は使わないのだが、黒っぽいので西大寺古材の敷板でメリハリをつける。



IMG_3924.jpeg



茶室から腰掛け待合いをうかがう。迎え付けのタイミングを計るこのちょっとドキドキする時間が好き。



IMG_3890.jpeg



炉になって、懐石より前に炭ができるので安心。炉の火で失敗したことはない。(風炉では炭までに燃え尽きたり火がつかなかったり、色々失敗があって)
瓢は茶友さんにもらった→父に漆塗ってもらった→岩渕祐二さんに縁に蒔絵をしてもらった、、という三人コラボ?の炭斗。


DSC03773.jpeg



懐石は’正月’なのでめでたく小餅と小豆


IMG_3961.jpeg



正座のきついお客様には椅子とテーブル、、、と思ったら李朝小盤が意外と役に立った!
一献、二献、三献、、、とエンドレスに続くこともあれば、形だけのお酌になることも。お客様によって茶事一会もほんといろいろで楽しい。一番しゃべれるのがこの時間、親しきもお初の方も。



IMG_3805.jpeg



今回のお菓子も2回ともお世話になっています、みのり菓子さんの。亥の子餅ではなくて、胡桃やクランベリーを腹一杯食べたイノシシの子、亥の実餅、だそうだ。


DSC03778.jpeg


中立の頃、夕ざりではもう手燭の交換が出来るほどの暗さになってきた。これもご馳走だ。
後入り正午は銅鑼で(久しぶり〜)、夕ざりは喚鐘で。
この使い分けは同じ千家系でも表と裏でちがうのだ。


IMG_3962.jpeg



後座の床に初使いの大山求さんの燈火器。
灯芯とオイルを使うのだが、まだ使い方に熟知してなくて途中で消えてしまった。さらなる研究が必要。



IMG_3804.jpeg



今回四つ目垣まで青竹にできなかったので、せめて、と灰吹き竹と蓋置は青竹を用意。やはりすがすがしいね。



IMG_3966.jpeg



中立の間、釜をあげて炉中を見る。火の色が美しい。これを愛でられる季節がやってきた。


IMG_6368.jpeg



正午の時のお客様にいただいたお点前中の写真。
懐石で力を使い果たしたので、ちょっとヨレヨレ(^_^;
この日、正午は久しぶりで(いつも夕ざりが多いので)久々に簾をつるしたり巻き上げたりした。明るい茶室もなかなか。道具もよく見えるがアラも目立つかも。



IMG_3811.jpeg



干菓子はいつもの亀廣保さんのもの2種に飴ちゃん。
吹き寄せも、ほんといつも良い仕事してはりますわ。



IMG_3926.jpeg



夕ざりでは暗くてアラもめだたないかわりに、道具もよく見えないのがミソなのか玉に傷なのか。光りが届くコンパクトな空間に閉じ込められている雰囲気はより近しい感じがして好きだわ。

今年も無事に開炉、ご参席くださり、こんな時期なのに一緒に祝ってくださったお客様二組様に感謝。






関連記事

● COMMENT ●

こんばんは

お久しぶりです。
今年も無事に開炉をされたこと、良かったですね。
美しく整えられたお庭に室礼、コロンとした火鉢に炭が美しい~。

お茶の美味しい季節になりましたね。(^^)

cox様

ほんと、お久しぶりです。
3月に廣島での宗箇流の大きいイベント参加申し込みしていたのですが、コロナでちゃらになってしまいました。cox様も帰国されるご予定でしたでしょうか?
どうにかこうにか開炉を迎えられたのはうれしい限り、そちらもご無事で炉開きされたでしょうか?

こんばんは

広島にいらっしゃるご予定だったのですね、それは残念!!
この春は帰国予定だったのですが、このご時世ですからそれは叶わず。。。(涙)
本当にいつになったらお目にかかれるのでしょうね。(^_^;)
FBでは時折お目にかかっていて申請もしましたよ~。
(すみません、メッセージ入れてません)
私も子供が大きくなってきたのでそろそろ一人で帰ろうと思っていた矢先でしたのに。

こちらは11月からお茶室が使えていないのです。
他の行事もすべてキャンセル。
流石に観念してリモートセミナーに切り替える予定です。
どうなる事やら。

しぇるさんもくれぐれもお体ご自愛くださいね。

cox様

FB!それは室礼しました〜!!
名前とお顔が一致した方限定にしていますので、申し訳なかったです。
やっぱり、欧州ではお茶室も無理ですよね。
こちらも大寄せは当分無理そうで、いつになったら通常運転にもどるのか、予測がたちません。
リモート茶会は限界も感じますが、こういう試みができる時代なのだなあと感慨深いです。
cox様もくれぐれもお気を付けておすごしください。いつかお目にかかれますよう。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

鍵コメさま

ご指摘ありがとうございます。
修正しようとしましたが、なぜかコメントの編集ができず、、、当面恥ずかしながらこのままでいきます、、、


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://cherubinpriel.blog.fc2.com/tb.php/1484-0f98af43
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

郡上八幡で茶事 «  | BLOG TOP |  » 知恩院ライトアップ2020〜兼実忌十夜会古式法要

最新コメント

プロフィール

しぇる

Author:しぇる
京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

最新記事

カテゴリ

未分類 (17)
茶の湯 (418)
茶事(亭主) (88)
茶事(客) (185)
茶会(亭主) (19)
煎茶 (10)
京のグルメ&カフェ (97)
町家ウォッチング (10)
弘道館 (7)
岡崎暮らし (114)
MUSIC (4)
能・歌舞伎 (66)
京都めぐり2024 (5)
京都めぐり2023 (33)
京都めぐり2022 (29)
京都めぐり2021 (30)
京都めぐり2020 (19)
コロナ緊急事態宣言下の京都2020 (12)
京都めぐり2019 (28)
京都めぐり2018 (20)
京都めぐり2017 (30)
京都めぐり2016 (34)
京都めぐり2015 (34)
京都めぐり2014 (39)
京都めぐり2013 (36)
京都めぐり2012 (6)
本・映画 (15)
美術館・博物館 (151)
奈良散歩 (132)
大阪散歩 (1)
着物 (9)
京の祭礼・伝統行事 (61)
祇園祭2024 (1)
祇園祭2023 (9)
祇園祭2022 (11)
祗園祭2021コロナ下 (5)
コロナ下の祇園会2020 (1)
祗園祭2019 (18)
祗園祭2018 (11)
祗園祭2017 (17)
祗園祭2016 (18)
祗園祭2015 (16)
祇園祭2014 (13)
祇園祭2013 (14)
修二会2024 (10)
修二会2023 (10)
修二会2022 (8)
コロナ下の修二会2021 (6)
修二会2020 (5)
修二会2019 (3)
修二会2018 (4)
修二会2017 (4)
修二会2016 (3)
修二会2015 (3)
修二会2014 (3)
修二会2013 (3)
その他の町散歩 (14)
京都和菓子の会 (4)
ソウル紀行2023 (3)
イスタンブール・カッパドキア紀行2013 (8)
英国田舎紀行2015・湖水地方とコーンウォール (7)
パリ紀行2014 (7)
ノルウェー紀行2016 (4)
古筆 (1)
ポルトガル中部〜北部紀行2017 (7)
京都でお遊び (13)
ギャラリー (4)
暮らし (14)
中国茶 (49)
京都の歴史・文化について勉強 (3)
過去ブログ終了について (0)
猫 (1)
滋賀さんぽ (21)
オランダ・ベルギー紀行2018 (9)
ニュージーランド紀行2019 (9)
台北旅行2018 (3)
高野山 (2)
骨董・工芸品 (1)
東京散歩 (2)
諏訪紀行2021 (4)
金沢さんぽ (2)
御所朝茶 (4)
熊野三山巡り (2)
有田2022 (1)
兵庫さんぽ (1)
太宰府 (2)
丹後旅行 (3)
仕覆制作 (6)
信州旅行2023 (2)
京都モダン建築 (3)
春日若宮おん祭2023 (3)
春日若宮おん祭2022 (3)
台湾2024 (0)

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR