黄色い手水〜上賀茂神社と粟田神社 - 2021.01.25 Mon
先日卯杖がまだ飾ってやしないかと出かけた上賀茂神社。

洛中はチラホラくらいだったが、このあたりまで来ると雪の粒が大きい。
まあね、15日過ぎてたし、卯杖はもうどこにもなかったよ。
本殿の入り口上に、毎年違うバージョンで飾られる宝船はなんとか拝めたが。(〜節分まで飾られるそうだ)上賀茂の農民が藁で細工したものを奉納したのが起源とか。
それよりこの橘手水には感動したよ。お正月バージョンだそうだ。
静岡の戸田(へだ)森林組合奉納と書かれていたが、なぜ橘なのか?そこらへんはよくわからない。非時香菓(ときじくのかくのこのみ)だから、菓祖神社にあったらよさそうね。
水はこの上賀茂に豊かに湧く神山湧水(こうやまゆうすい)
その神山湧水でいれたコーヒー(社務所横)を飲もうと思ったが、案の定コロナでお休み中。
ならの小川の水の豊かさ。上賀茂は水の神社だね。
社家の前を流れる水。梅の花は未だし。
水路は曲がって、追いかけるのは終わりになる、ここの景色が一番好きだ。右手の大きなクスノキはこれをご神体とする藤木神社のもの。
さて、さっきの橘手水を見て、私が真っ先に思い出したのがご近所、粟田神社の、、、
アヒルちゃん手水だ!
左京区在住であるが、ここはご近所ながら東山区、でも真夏にはビヤガーデンもでるし、秋には剣鉾もでるし、夜渡り神事(れいけん祭)もあるし、準氏子のつもりでいたのに、いつのまにこんなことになったのか、しらなかったわ!
この朝は寒くて手水の水も凍って、動けなくなっているアヒルちゃん多数。ひっくりがえっている子も。なんでもコロナで手水を止めたところ、さびしいからと氏子の方々が持ってきたアヒルがだんだん増えて、、、ということらしい。コロナのおかげでできた新しい名所?
たしかに冬ざれた景色に黃色は元気をくれる。
それぞれのアヒルがなにかをしゃべっているようで飽きない。
ここは小高いので平安神宮の鳥居とか、美術館の屋根とかよくみえる。
いつのまにか宝物殿?ができており、粟田焼発祥之地らしく、古い粟田焼とか剣鉾などが展示されている。今年は10月の大祭、あるかなあ、、、。
三条通りをはさんだお向かいにはコロッケで有名な荒井亭(精肉屋さん)や謡曲「小鍛冶」の合槌稲荷とか、このあたり散歩するにはなかなか楽しい場所である。美味しいショコラトリエのHISASHIさんもあるよ。
粟田神社の氏子の結束は固い。東山区は特にそんな感じ。青蓮院も粟田地区になる。
このあたりで、鹿の角の菊座までリアルに表現した神鹿の石像を見たが、どこにあるか探してみてね!
- 関連記事
-
- スアン(XUAN)と茂庵(もあん)〜北白川・吉田あたり散歩
- 黄色い手水〜上賀茂神社と粟田神社
- 雪の大原〜惟喬親王墓をたずねて
● COMMENT ●
高兄様
SNSローカルで盛り上がっていたので早速粟田神社(徒歩圏内)に行って確認してきました。ほんまに世の中面白いことを考える人もいるもので、こんなご時世にちょっとうれしいサプライズでした。
高兄様も是非いって写真撮ってきて下さいマセ!
高兄様も是非いって写真撮ってきて下さいマセ!
トラックバック
http://cherubinpriel.blog.fc2.com/tb.php/1516-e6c09a13
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ちょうど、花手水に関して
私も、UPしたところでしたが
まさか、まさかアヒル
こんあオチが待っていようとは^^