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2017-06

柄杓の柄の使い方 - 2013.08.27 Tue

先日べっぴんさんをお連れで拙宅へお越しのお坊様(^_^; 変な想像をしないように)、その節は箱に山盛りの玉ねぎをありがとうございました\(^O^)/。御礼といってはなんですが、茶縁の方ですので粗茶を一服さしあげよう。

これもせっかくだから小間の茶室で。(前日に灰型つくり必死!)さて、茶事の時には後座ですだれをスルする巻き上げるので、雨戸ははずしてすだれをかけるのだが、薄茶だけの時はどうしたものか。すだれ無しだと明るすぎるし、かけるとちょっと暗くて薄茶むきではない。

そこで思い出したのが、これ!


P1040610.jpg


お茶をしている人なら、ああ、あれ、と思い当たるでしょ。柄杓の柄なんです。本来はこんな感じで合(水を汲む部分)がついている。


P1040611.jpg


長らく使っていると合との接合部分がゆるんできて(接着剤など使っていない。差し込んであるだけ)一度濃茶を練っているときに追杓時ぽろっととれて、茶碗の中に合が落下した!、、という苦い経験が。さすがにこの柄杓はもう使えん、と捨てようとしたが、なんとなく柄の部分が何かに使えそうでとっておいたもの。


柄の部分の再利用としては裏千家の溜精棚が有名。


p1010930.jpg

これは以前の社中でのお稽古のときの溜精棚の画像。

勝手付横板に柄杓の柄を組んでいる淡々斎好みの棚。 裏千家の溜精軒の風炉先にある使いふるしの柄杓の柄を組んだ下地窓「杓の柄窓」を写したもので、 柄杓も炉、風炉、差し通しの3種がお約束とか。

まあ、こんなりっぱな使い方ではありませんがね、ちょっとしたアイデア。


IMG_3218.jpg


すだれではなく、雨戸を突き上げ窓風にするつっかい棒にしてみた。


IMG_3219.jpg


ちょうど合にささっている部分の刳りが竹の連子にぴったりはまって、ちゃんと固定されるではないか。


IMG_3220.jpg


で、明かりの具合はこんな風に。われながらええ感じや〜(自画自賛)これは茶事でもちょっと使えるかも。


IMG_3226.jpg


で、お薄たてて召し上がっていただいた〜>^_^< 

茶の湯を愛する人とのお茶の話題はつきることなく楽しゅうございました。ひとえに茶の結ぶ茶縁とはまことにありがたきもの。茶の徳にございますれば。

ちなみに画像はお帰りになられたあと、独座観念ならぬ独座自服時のもの。お湯の煮えがことのほかよかったのでおいしゅうございました(再び自画自賛)。








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● COMMENT ●

お〜!よいアイディアでしたねえ。
私も部屋がほの暗いのが好みです。
う〜ん 見慣れない水指ですが。どこぞからやってきましたか?
気になります。

ひいらぎ様

おほほ、、、この水指はこの日の前日にゲットしたもの。
またいずれご披露いたしますわ。

綺麗な箱、リボン、厚紙、水引・・・etc。昔人間です、ついつい「何かに使えるかも」って残して4ますが。それが役に立った時は「ほら、取っといてよかった!」と自画自賛。それがお茶道具でお茶に役立ったならその満足度は「いかに!!」って感じです。 
 で、私もきになりましたは、水指。何か・・・人のようなものが・・・・アップで見せて欲しいわぁ~

早速のお披露目は、これなのですね。

私も皆様と同じく水指が気になってます。木箱のように見えて、不思議不思議。
それにしても、暑い暑いと言いながら、こんなしっとりした似合う季節になりました。但馬ではもう稲刈りが始まっています。

あ、失礼。しっとりとした道具組って書こうとして抜けてました。

花咲おばさん様

寿命がきたあと「おばあちゃん、こんな用もないもんばっかりとっておいて!」と言われそうな口ですな。私は本来景気よくなんでも(いるものまで)捨てる方なんですが、竹ってお茶やってるとなんだか貴重な資源に思われるんです。われながらナイスアイデアでした。

うふふ、、、こればかりは実物をみて、おお〜っと言ってほしいのでいずれまた!

夢風庵様

夢風庵様はご覧になりましたよね〜(^_^)b
意外と小間の侘びた感じにマッチするんです。

そらいろつばめ様

そらいろつばめ様にもいずれ実物を茶会の中でご覧になってください。
けっこう味のある水指です。(^艸^)
中置にいいかな〜。


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