くろ谷さん(金戒光明寺)から真如堂・2021梅雨 - 2021.05.30 Sun
梅雨の晴れ間にまたご近所散歩。
あまりにお馴染みの場所なのだけれど。

くろ谷さんこと金戒光明寺、幕末に会津藩主・松平容保公が京都守護職本陣を置いたことでも有名、いわば新撰組誕生の地と言ってもいいかもしれない。
みどころはいっぱいあるし、大晦日には除夜の鐘をつきにもきているし、学生時代からの白川通への通りぬけルートでもあるので、とてもとてもお馴染みのお寺さんだ。
正面に見えるのが文殊塔。現在は本堂に移動されているが、かつてはこの中に騎獅渡海文殊群像がお祀りされていた。時々本堂で公開されるが、阿倍野文殊院にはちと負けてるかなあ(^_^;
実は現在我が家で養育中の蓮の鉢二つの育ち具合がイメージと違うので(ひょろひょろと自立しない葉っぱばかりでてくる↓)ので、
これでいいのか、よその鉢を偵察に来たのだ。
くろ谷さんの池の蓮も似たようなもんだなあ。あともう一件、真如堂へ抜ける途中にある西雲院にもたくさん蓮の鉢があるから、それも見に行ってみよう。
文殊塔へいく階段の途中(墓地のど真ん中)からの眺め。
絶景絶景!(平安神宮の大鳥居と京都タワーも見えるよ)
ここは大好きな抜け道、会津藩殉難墓所から真如堂へ到る道。(まあ古いお墓のど真ん中なんだが)
正面にあるのが会津藩墓地を守る塔頭・西雲院。たぶんエゴノキ?と思われる白い花が美しい。
そしてここにはたくさんの蓮の鉢があって、どれどれと観察しようとして、、、、
こんな方と目が合っちゃった。
もうお一人(手、カワイイ!)
ちなみに蓮の葉っぱの出方はうちのとそう変わらないばかりか、土中に埋まっているはずの蓮根がぷか〜と浮いているほどの放置ぶり、これできれいに花が咲くのだから、まあうちのも大丈夫か、と思えたのである。
西雲院を通りぬければ紅葉で有名な真如堂
コロナもあるが、ここは普段から紅葉シーズン以外は人がいなくて、ほんとうに静かで落ち着く。青紅葉もとても美しい。
本堂のガラス戸に映る青紅葉
毎年この頃、本堂前の大きな菩提樹の木が花を咲かせる。今年はもう実になってるけど。
それから、不要になって持ち込まれた紫陽花を育てて、いつの間にか立派な知る人ぞ知る紫陽花園となったエリアへ。
紫陽花の花には少し早いが、すでに色づいている木もあった。
この紫陽花の向こうに見えるのが大文字山なのだが、わかるかな〜?
いろんな処から持ち込まれたとあって、ここの紫陽花も種類が豊富だ。
もう少しして、花の盛りにまた来よう。
青紅葉に映える五重塔を見ながら本来の山門へ抜ける。
宗忠神社に行くまでの道でいつも通るたびにのぞくのが、このエビスさんのおうち。ここにある、と思って見ないと絶対通り過ぎる位置にある。これについては今は天国にいらっしゃる石井まり子さんとコメントでお話ししたことがあり、ここを通るたびに彼女を思い出すのだ。
宗忠神社の横にあるのが吉田山荘、元東伏見宮別邸。(ランチもいただける)母屋の横にあるカフェ真古館へ久しぶりに。
ドアのガラスがおしゃれだ。
ここでコーヒーを頼むと蝙蝠型のクッキーがついてくる。おまけに箸置きも蝙蝠だ。
二階の窓際の席に座ると緑の向こうに今し方いた真如堂の屋根が見える。窓を通る薫風を味わいつつしばしぼ〜っとするのも、これまた楽しみである。
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