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2024-04

宇治興聖寺2021 - 2021.06.09 Wed



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三室戸寺からそのまま宇治川へ。
今日も宇治川は流れが速い。鴨川のチンタラした(^_^;流れにくらべたら、きりっとしている。


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喜撰橋のたもとには鵜飼い船の船宿が並ぶが、今はコロナで鵜飼いも行われていない。


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橋の近く、鵜飼いに使われる人工孵化の鵜(ウッティー)と捕獲された野生の鵜が別々のケージに入っていた。見た目の差はないし、どちらも水に潜るのが習性のようだが、人工孵化の方は縄がなくても逃げないんだそうだ。


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喜撰橋を渡る。梅雨とは思えぬ良い天気。
喜撰の由来は、世を宇治山と人はいふなりの喜撰法師と、お茶の等級の喜撰をかけたのだろう。
右手の浮島十三重塔は西大寺の叡尊(儲茶のヒト)が寄進した重文である。(江戸時代に流されてのちに発掘再建された)


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めざすのは興聖寺。臨済が多い京都にあってめずらしい曹洞宗のしかも最初にできた禅寺である。
宇治川を背にゆるい坂道をのぼる参道は琴坂と称する。


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宋からかえったばかりの道元が作ったせいか、ちょっと大陸風の山門。
ちなみに最初は伏見深草にあったが、叡山の弾圧にて廃絶、江戸時代に朝日茶園のあった現在の場所に再建されたという。ここかあ、宇治七名茶園の一つの朝日があったのは!


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「曹洞宗興聖寺専門僧堂」

ここは今でも禅宗の道場であるので、若い修行僧の方々が全国からこられて、作務をされる姿をお見かけする。なんと希望すれば一般の人も長期参禅者として受け入れて下さるのだそうだ。


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おや、前来た時はなかった参拝券(御朱印も!)の自販機が。時代やねえ。コロナによるところもあるのだろう。(前は玄関で声をかけてから拝観していた)



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この日は30℃を越えるか?と思われるような夏日だったが、ず〜っと炎天下で作務をされていた修行中のお坊さま。頭が下がる。お疲れさまです。


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下足を脱ぐところは昔の小学校の木造校舎みたいでなにやらノスタルジック。


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玄関はいったところにある厨は現役。古いお寺の天井の高い厨って惹かれるなあ。


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食事の時間などをしらせる雲板と、、


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それと並んで元気よく、元気玉、、、じゃなくて(^_^;煩悩玉を吐き出す魚板。
禅宗のお寺ならではだが、どことなくユーモラスで好きだな。


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昨今はコロナ対策で手水を使えなくしているところが多く、そのかわりに、と花手水にしているところが多い。これは紫陽花とツツジ。お坊さんが毎日作っているところを想像したら、なんだかほほえましい。


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触って願い事を、という大型木魚にも「抗ウイルス、抗菌」(^_^;

毎日の作務で掃除が行き届いているので、廊下には塵一つなく、抗菌抗ウイルスコーティングより、こちらの方が大切。


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開山堂

中庭をかこんでぐるっと書院や法堂、方丈、を巡る。どこも人影がなく静かで穏やかだ。


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ここが僧堂、座禅道場である。

只管打坐

ただただ一心に坐禅を組む、道元の教えである。


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一般の人も、参禅といっしょに正法眼蔵の講座を聞くことができるそうだ。
(大学の時一応読んだが全然記憶にない、、、)


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坐禅の時間を計るのは、かつては香一炷であっただろうに、現代はデジタル!


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掃除の行き届いた僧院でぼ〜っとひなたぼっこするのも心地良いものだ。これも悟りへの道???の一つであろうか。(これといってなにも目的なく時間を過ごす方が、今から坐禅します!と意図するより、悟りに近づけるんだそうだ)


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衆寮(修行僧がそれぞれの日常生活をおくる場所)のそばにある花手水は、また格別華やかで、厳しい空気の漂う禅寺の中のオアシスになっているような気がする。


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登ってきた琴坂をゆっくり下る。


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門の向こうはもう宇治川だ。


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喜撰橋にもどると、なぜか近寄ってもびくともせず、あたりを睥睨するアオサギさまがいらしたわ。



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しぇるさん、こんにちは

梅雨の中休みも、良いのですが

日中の夏日

結構、暑さ厳しいですね

1ヵ月後は、どうなってるだろうと・・・怖いですが^^;

炎天下のお散歩、どうぞ、お気をつけくださいね

高兄様

梅雨は一体どこへ行ってしまったんでしょうねえ、、、(遠い目)
炎天下で熱中症なんてことにならぬよう、自重します。(もう若くないんだ、、)
昨年意外と7月は涼しかったので、7月すごしやすくならないかな、、、と期待。


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