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2024-04

国宝鳥獣戯画のすべて〜東京国立博物→青花の会骨董祭 - 2021.06.12 Sat

コロナで一時閉館し、どうなることかと図録だけ先にお取り寄せした展示である。


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簡単に自立しちゃうんだ、この図録(^_^;

さいわい6月から再開され、予約しての拝観となった。


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おりからの雨とビニール傘がなんどもひっくり返るという強風のなか、上野公園をあるくのはなかなか骨がおれる。そのせいか思ったより人は並んでいなかった。(別の日にちや時間帯だとけっこう長蛇の列だったこともあるようで)



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数年前京博でも鳥獣戯画展あったのだが、びっくりするくらいの待ち時間と聞いてあきらめたのだ。今日洛都のカタキを江戸でうつ。


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図録であらかじめ勉強?してきたので、とにかく一番有名で一番見所のある甲巻重視で行こう。

最前列ねらいだとそれなりの行列。聞いてはいたが、甲巻のまえだけゆっくり動く歩く歩道になっていて強制移動、立ち止まり不可。まあしかたないね。


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いつ見ても思うが、平安〜鎌倉にかけて、1000年も前にこんな漫画的表現がすでにあったなんて!日本人と漫画って親和性高すぎるやろ。
こんなに動物の体の特徴や、複雑な擬人化されたポーズが、素描で迷いなく描けたなんて、いったいどういう名人がこの絵を描いたのだろう。(鳥羽僧正説は否定的)


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もう兎がなにをしていても可愛くて可愛くて。
鼻つまんで後向きダイブも萌えるし、カエルに耳をかじられたり、競べ馬(鹿?)で猿に耳をひっぱられたり、あの耳が愛らしすぎてなんともいえない。


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烏帽子の下で、その耳が横に折れ曲がっているところでかわいすぎて悶絶しそうになった。

あとカメラ目線のミミズクや、乙巻の葉っぱの烏帽子をかぶって迷惑そうな顔で香箱作っている猫も捨てがたい。正直丁巻はどうでもよかったかな。

鳥獣戯画は時の流れとともに一部切り取られたり、巻物のはりつける順番が狂ってたり(のちに修正)、描かれた当初の完品は見ることができないのだが、今回その断簡も展示もあって、これは巻物のどのへんにあったのかの解説もありがたかった。



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鳥獣戯画を所有する栂尾高山寺は大学時代から合宿もした懐かしい場所なので、明恵上人についてもちょっと詳しいわよ、とかエラソウに言いながら明恵上人絵伝なども拝見。
(ちなみに台風被害後のCFのリターンで終生無料で入山できるのo(^▽^)o)


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それにしてもほんっと久しぶりの東博(2〜3年ぶり?)にまた来ることができてうれしい。嵐でなければ本館のミュージアムショップにも行きたかったが。


その足で、招待券をいただいたところの青花の会骨董祭に参加すべく、神楽坂へ。


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会場の√K contemporary、えらくスタイリッシュなギャラリーだこと。

会員1000人という青花の会なのでどんな渋い人が集まっているのだろうと思ったら、意外と若い人が多くてビックリした。骨董や美術品に興味がある若者、たのもしいなあ。


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大好きな李朝高麗物、仏教美術などドストライクの店ばかりで、久々の物欲の脳内宴となったが、東京からの持ち帰りも考えちょっとしたものだけ手にいれました。
京都や奈良の骨董屋さんにも江戸で会った、ネットでお世話になってる骨董屋さんにも初めてお目にかかる、なかなか楽しい宴であったわ♪




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