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2017-06

都の最後の紅葉〜下鴨神社 - 2012.12.21 Fri

京都の町なかで最後に紅葉する、、といわれるのが下鴨神社の紅葉です。

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町なかの木々はすでに箒状態になっていますので、どんなかな〜と思いながらでかけましたら、、、

ちゃんと待っていてくれたかのような紅葉の参道です。

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瀬見の小川の汀は、どこまでが岸でどこからが川か、落ち葉に埋もれてわかりません。

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糺の森には落ち葉でできた小径が。

さて、今年は鴨長明「方丈記」が書かれて800年にあたるために、いろいろイベントがあったようですが、まずは糺の森にある、下鴨神社摂社・河合神社でしょう。
彼は河合社の神官の子でした。(その地位を継ぐことはできなかったのですが)

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ややっ!!
美人水とな?

、、、、いや、ま、しかし私の場合はすでに手遅れなので(^_^; いただくのは断念いたしました。


ご祭神玉依姫命様は、賀茂別雷神(上賀茂神社の祭神)の母であり、女性の守護神、、、ということから、なぜか美人になれる御利益がある、、、ということになっているらしいです。

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この河合神社に鴨長明の方丈が復元されています。

モンゴルの遊牧民のゲルみたいに折りたたんで移動できる、というコンセプトの庵。
広さにして約五畳半とか。
バストイレさえ考えなければ、たしかにこれだけの広さがあれば十分くらせるなあ。
(だって学生時代の下宿はもっとせまかったし)

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行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず
よどみに浮ぶ うたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまることなし
世の中にある人とすみかと、 またかくの如し


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長明は歌で鳥羽院に認められたし、清盛の福原遷都にも随行したし、「平清盛」の激動の時代の人だったのだなあ。

あしたに死し、ゆふべに生るゝならひ、たゞ水の泡にぞ似たりける
知らず、生れ死ぬる人、いづかたより來りて、いづかたへか去る



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社務所では屋根の上の落ち葉をお掃除中。
ご苦労様。

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さて、糺の森にもどりましょう。

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落ち葉のたまるくぼみは鴨社神宮寺池の跡。
嵯峨天皇の勅願寺として建立された神宮寺はここにあったといわれているそうです。

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とても市中とは思えない糺の森です。

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なんとか残った「風のかけたるしがらみ」。

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腐葉の上にももみぢ葉。

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森の中で一番赤かった一本。

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神のおわす森。

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鳥居が見えてきたところでUターン。
(ゴメン神様、境内のそとから礼拝しとくわ)

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石の橋がみえるでしょうか?
あの橋は、、、

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神域と人の世を結ぶ橋なんです。

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帰り道、参道南側にある川口美術さんをのぞく。

李朝家具・朝鮮骨董のお店。
またここの室礼がすてきなのです。
白磁の皿や鉄釉の壺に投げ入れされた枝ものや花のセンスの良いこと。
その器自体にも力があるのですがね。

ちょっとここでいいものをゲットしまして、包んでもらっている間に本棚にならんでいる李朝古陶磁の本をめくっていると、、、うふふ、参考文献の中に浅川伯教、浅川 巧の名前を発見しましたのよ(^_^)b
(参照→


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今年最後の紅葉狩りの後のランチは出町柳のほそ〜いろうじの中を入っていく、見つけにくいかぜのねさんで。

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おばんざいセット。
とってもヘルシー。
(ガッツリ系のランチもありますよ)
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● COMMENT ●

しぇるさんのブログを見ていると、見慣れた景色も一層鮮やかに見えてきます。長女が小さかったときの遊び場。今更ながら「ええとこに住んでたなあ~」と。
 近頃、あちこちのご神木に穴をあけ、除草剤を注入しご神木を枯らしてるっていう事件が起こっているらしいです。貴重な植物が生息する糺の森。どうか無事でと・・・

花咲おばさん様

ええとこにお住まいでしたのね〜。(あ、宇治もいいとこよ)
ここを散策している人たちはみんな上品で穏やかに見えます。
私が学生の頃は散策する人もまばらで(世界遺産なんてなかったし)かっこうのフリスビー練習場にしていました。(バチアタリ!)
糺の森の財団は2000円から入会できます。
知ってるけどまだ入会はたせてません。いかなくちゃ。

私も夏に復元された方丈を見ました。
ちなみに現代版の方丈ってのも作られてて私的にはえ~って感じでしたw
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20121203/240479/

私はこういう晩秋のような林が好きです。下鴨神社は時々散歩に行きます。小川も流れていますね。もしかしてどこかのヨーロッパの国ではないかと想いを寄せるのです。

しん様

隈研吾さんのですね。
たしかにモバイル住宅としてはおもしろいんですけれど、住みたくは、、、ないですよね〜。

ひいらぎ様

私も最初写真にブローニュの森とか、ウィーン郊外の森とかキャプションをつけてだまそうかと^_^;思ってました。
御所もそうですし、こういうご近所さんのすてきな散策場所があちこちにあるのが京都のいいところです。


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