神幸祭にかえて〜祗園祭2021 - 2021.07.17 Sat
17日、18時前、八坂石段三若の法被を着た男たちが集まる。
本来なら18時、三基の神輿が氏子町内を回りつつ、御旅所めざして出発するのだが、昨年に引き続き。今年も神輿はお出ましでない。
代わりに神様の依り代となる三本の榊を背中に載せた白馬を、ホイットホイットのかけ声と手拍子でお見送りする輿丁さんたちだ。
境内の中にはいると、今年は神輿が三基とも、ちゃんと舞殿にお出ましだった。(昨年は中御座だけすみっこのほうに、、、だったと記憶する)
そろそろ白馬の出立時刻、神社の方や宮本組の面々、三若輿丁さんたちなどが南楼門の前に集まる。
風に翻る清々講社の幟と提灯
そしてお出ましの白馬、背中に神様の御魂をうつされた榊。
ここでもほいとほいと!のかけ声でお見送り。
昨年はゲリラ的開催だったので、見物する人は少なかったが、今年はみんなの期待が盛り上がって、境内も四条通りも人がすずなりだった。(それでも例年よりははるかに少ない)
先回りして四条通りと東大路の角、あ、やってきた神宝奉持列。
八坂の神主さんが道を浄め、、
八坂石段下の前を通り過ぎる。
ここでは輿丁さんのみならず、大勢の見物客からもほいとほいと!の声と手拍子があがる。皆心待ちにしているんだね、本来の祭が早く帰ってきますように、と。
神宝捧持行列のあとに神様がやってくる。
八坂さんの前で進路を変え、四条通りを西へ
四条通りを西へ、イレギュラーながら1年ぶりのお出かけに神様もウキウキかもしれない。
四条通りをさらに西へ、御旅所へ向かう行列をお見送り
神社へもどって神輿をみると、三基とも、本来神幸祭で屋根につける稲束がちゃんとついているのに感動した。昨年よりはちょっと本来の形に近づく。来年は、、、どうなるかな。

行列が去った四条通りの西の方を眺めて手を合わす。
こちらはNHKの昨年の番組ですっかり有名になった(白馬仕立てを主にデザインした)いづ重さんの店先。大将は宮本組としてきっとあの行列のなかにいらしたわね。また箱寿司食べに参ります。
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