比叡山延暦寺の早い秋2021 - 2021.11.09 Tue
京都に観光客の数が増えてきた。だんだん市バスにのれなくなる季節がもどってくる。だが紅葉の季節には洛中はまだ早い。
少し早めの紅葉をもとめて久しぶりに比叡山へドライブ。
(ちなみにカテゴリー京都巡りにしたが、ほんとは延暦寺は滋賀県ね。でも気持ち的に京都の丑寅の方向の守りなんで)

ドライブウェイの途中に、右手に洛中、左手にこの琵琶湖が両方眺められる展望台がある。
延暦寺は伝教大師最澄の大遠忌1200年で、特別拝観の建物もあって500円で巡ることができた。
おお!さすが比叡山、紅葉が早い。ドライブウェイの道中も車窓から色とりどりの紅葉が楽しめた。
こちら特別拝観中の法華総持院東塔。
全国六カ所に経典を納める宝塔建立を最澄は発願し、ここがその総元締めなのだが、400年間うしなわれたままであった。鎌倉時代の絵図を元に再建されたのは昭和55年とかなり新しい。中の仏画や仏像はだから新しくつくられたものだが、塔の二層に再建をめざして募った法華経一千部の写経がおさめられているそうだ。
紅葉のみならず、黄色い黄葉も美しい。
鐘楼の朱と木々の朱が交差する。
こちらは根本中堂前の紅葉。
うわ〜燃えるようだな。三面大黒堂の前にて。
平成大改修中の根本中堂、工事組の中でもお堂で護摩焚供養が行われて、いてこちらも不滅の法灯とともに絶えることがない。2年前にウン十年ぶりにきたときも工事中で、一目覆いのとれたお堂が見たいものだが、完成するのはまだ5〜6年先とのことでその頃まで元気でお山に登れるかなあ〜とちょっと考えてしまった。
さて、正面に湖南のシンボル三上山も見えるこの眺望はどこからでしょう。
延暦寺会館という宿泊施設のカフェなのである。
この景色を眺めながらSNSで話題の(かなりローカル(^_^;)梵字ラテをいただく。
西塔地区は今回初めておとずれた。根本中堂のある東塔地区と違って、人の姿はまばらで山の中の雰囲気が楽しめる。あまりだれもいかない細い山道をとおって弥勒石仏を拝み、そのかたわらにおられたお地蔵様。、、だろうけれど若き日の最澄のお姿を重ねてしまうのはわたしだけだろうか。
この山道でであった栃の葉の美しい紅葉。
浄土院、西塔エリアにある伝教大師御廟がこの奥にある。
そして一番比叡山の奥にある横川。
源氏物語で入水した浮舟を助けたのが横川の僧都、モデルは元三大師良源といわれる。おみくじの祖、豆大師・角大師として魔除け札のお姿が京都の家のあちこちに貼られている方である。
↓見たことあるでしょ?

観光客もあまりこないここの横川の、良源が住まいしたと言われる場所にたつ元三大師堂が私は一番好きである。
そしてここの境内も紅葉は美しく始まっていた。
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● COMMENT ●
高兄様
バスで座席に座って居眠り、、、ができない季節になりました〜。
昨年も紅葉の季節だけコロナおさまって人増えたのを覚えています。今年もだな〜、、
昨年も紅葉の季節だけコロナおさまって人増えたのを覚えています。今年もだな〜、、
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そうそう、バスやねん^^;
私が、よく乗る203号系統、3号系統、26号系統
平日昼間も、混みだしました
まあ、活気がある?のも良い気もしますが・・・やっぱ複雑やわ^^;