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2017-09

平安神宮煎茶献茶祭茶会2013 - 2013.09.30 Mon

9月の最終日曜日、毎年平安神宮では煎茶献茶祭とそれにともなう6流派による煎茶席がもたれます。


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よいお天気に恵まれた一日。こちらで煎茶席券を購入。2席で2000円。4席以上券を買えばはいれますが、煎茶とは言えお茶ですから胃のためを考慮すると2席までが限度かしら??


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神苑では数々の秋の花が咲き乱れていましたが、なかでも萩の花はまっさかり。


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左手の塀の向こうが交通量の多い丸太町通りとは思えないくらいの森でしょ?


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泰平閣。
さて入席券をもって広い神苑内を茶室をもとめて、どこに行こうかなと考えながら逍遙。池泉回遊式庭園のこちらは見事なので、歩いているだけでも楽しいのです。


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今年献茶を担当された小川流の茶席がある貴賓館。ただし今年は献茶担当だけあって一番人気ゆえ、待ち時間があまりに長いのでスルー。

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勅使館の泰山流のお席に入りましょう。
泰山流は大正時代につくられたまだ新しい流派のようです。


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煎茶席のしつらえ。
私も煎茶を習った、、、というにはおこがましいのですが、ごく短期間だけ某流派で習いました。煎茶道の概略を知りたかったので。(それ以上深入りするにはちと時間不足)
煎茶道は現在100以上もの流派が林立するのですが、基本、茶道より自由闊達で制約が少ない。清風を旨とし、文人好み。禅宗思想よりは老荘思想を重んじます。


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こちらの流派では煎茶道の炭点前なるものを初めて拝見。炭斗や、羽根を使う所は茶道と同じなんですね。ただしお道具がより小さくてかわいい。
茶葉の濃縮エキス、おいしく頂戴いたしました。


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掛けてある軸は漢文で菊の花の文人画。ようわからんが、菊の花を愛で、世間とはなれてくらす心はすがすがしく、唯一の友はお酒、、、云々だと解釈しました。なるほど煎茶的。
花がこんなんですよ。石榴の実のついた枝をがさっといれただけ。でもこれは良いヒントになるなあ。


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さてこちらを後にして、神苑を逆戻り、西苑にある澄心亭へ。


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ここは毎月いろんな茶道の流派が月釜をしているところなので何回かよせてもらっています。平安神宮内の唯一の独立した素敵な茶室です。


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こちらは売茶本流のお席。煎茶道の祖、売茶翁の名をとっていますが流派としては幕末ごろ成立のようです。


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こちらで特徴的なのは、お点前さん始めみなさんがこんな前掛けをされていること。めずらしいのでお聞きすると、これは「腰衣(こしごろも)」といって清浄を表す布で、(ご不浄へ行くときはもちろんはずす)扇子のかわりにつけるものだとか。う〜む、いろいろあるんだなあ。


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こちらが点前座。道具に関してはどの流派もおおよそ似通ったもので、茶道の道具ともかぶっています。


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お菓子は本家玉寿軒さんの「こぼれ萩」。流派によっては一煎目と二煎目の間にお菓子をいただくのですが、こちらの流派は茶道とおなじくお茶の前に。


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こちらも茶葉のエキスがぎゅっとつまったおいしいお茶を頂戴す。茶碗は祥瑞ね。


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この床飾りもユニークで煎茶らしい。石榴はともかく、百合根やなた豆まであるんです。びっくり!
このアイデア、茶室にも使えないかしら。


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茶道に比べて煎茶道を嗜む人は人数的には少ないとおもうのですが、この日は煎茶をされるご婦人方殿方がたくさん神苑に集われたようで、煎茶道もすてたものではありません。
実は私、涼炉をはじめ煎茶道具を大方手に入れてしまったのです。(^◇^;)
習いに行くのは時間的に無理としても、いつか茶会の後段などで利用できないか、考えちうですの。f(^ー^;



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● COMMENT ●

玉寿軒のお菓子が美味しそうで私も食べたいです。
すぐにお菓子に目が行ってしまいます。

亡き母は煎茶は売茶流でした。あのエプロンに似たものをしておりました。紫でした。
茶会の折には皆さんこれを身につけておいででした。
煎茶はこのようにしつらえが自由で面白いです。もちろん 立派な文房具を飾ったりもいたしますが。

しぇる様が自宅でされる時は抹茶の茶会といえども自由にされたらお客様もきっと喜ばれると思います。

ひいらぎ様

確かお母上が売茶流だとお聞きしていたので、この腰衣をつけておられたのかな?と思っていました。やはりおつけになっていたのですね。
自宅でするにはもうほとんど点前を忘れているので、煎茶シェル流でございます、、、でいこうと思っています。おほほ。


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