東大寺東大寺修正会2022 - 2022.01.13 Thu
年末行ったというのにまたまた奈良詣で

「また来たんか、おまえ」とでも言いたそうな(^_^;鹿が居るのは東大寺南大門
1月7日は東大寺修正会なのだ。
このところあちこちの修正会にこっている。混まないからだ。昨年は東大寺が管轄する新薬師寺の修正会を参拝。(法要のお坊様は今日と同じ東大寺の方々)
修正会は正月にする法要だが、由来となるお経は不明とのこと、かつては吉祥天悔過としておこなわれていたものという。現在は薬師寺なら薬師悔過、二月堂なら観音悔過というふうになるので、大仏殿は大仏悔過っていうのだろうか。
少し出遅れて法要はすでに始まっていた。大仏様の前に東大寺のお坊様方がぐるりと取り囲むように座っておられる。
まず見たかった「笠餅」をチェック。7段x5柱の小餅の上に大きな餅を笠のように載せる修正会独特のものなのだそうだ。由来はなにかと調べてみたら、真言宗や禅宗では7段x7柱=49個で四十九日の満中陰のお飾りなんだそうだ(^_^; こちらは35個だから関係ないとは思うが、、、
大仏様の正面で頭礼。
正面に座っておられるのは別当の狭川師かしら。
それにしてもこの花の荘厳の見事さよ!
華厳声明をありがたく拝聴
修二会でよく聞く声明や咒師作法に似たところもあり、よく通る上司師のお声も聞けた。お堂の中はじっとしていると寒い、冷たいであるが、お坊さん方は防寒対策どうしてはるんやろう。特に頭は寒いやろうに。私は修二会仕様の防寒装備で来たので大丈夫。
華籠を持って大仏様の周りをぐるぐる散華
散華はあまり景気よくまかないので(^_^;シャッターチャンスが、、、
捕らえきれなかった。
外をふりかえると寒風にたなびく幡、法要のある日には掲げられる。
こうして90分ほどの法要は終わり、
引き上げられる方々
ありがたし。
大仏殿をぐるっとまわる。いにしえの善男善女が踏みしめたであろうすり減った石畳、今も同じく。
外にでると係の人が手際よく幡を片付け中。すばやい!
最近この幡を建てるポールの先が竜頭だと初めて気づいたよ。
法要で冷え切った体を、ことのまあかりさんの奈良風雑煮(餅をひっぱりだしてきな粉につけて食べる)であっためて帰洛す。なにやら尊い一日。
- 関連記事
-
- 洞川温泉〜その1・夜
- 東大寺東大寺修正会2022
- 東大寺開山忌〜国宝・執金剛神〜おん祭り直前の奈良
● COMMENT ●
トラックバック
http://cherubinpriel.blog.fc2.com/tb.php/1714-ebc7d541
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)