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2024-04

鈴木大拙館〜金沢 - 2022.03.06 Sun

そろそろ春の気配で雪も最後かなと思ったら、是非雪の金沢へ行ってみたいと思った。



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市街地は除雪された雪が道路脇に山積みではあったが歩きにくいことはない。


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しかしちょっと脇へ入ると、レインシューズを履いてきてよかったと思える積雪が残る。



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金沢で酒造業を営んで財をなした中村家の旧住宅。数年前ここで茶会があって、中へ入れてもらったことがある。(隣接する中村記念美術館は茶の湯と美術を愛した中村家3代目の茶道具コレクションが主な展示品)


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その横の細い道を通り抜ける。


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なにせこの雪だ。半分溶けてぐちゃぐちゃになった所を歩くべきか新雪のところは歩くべきか悩む。(どっちもどっち)


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緑の小道という散歩道もあるが雪ですべりやすくなっているため立ち入り禁止。


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目的地へ到着  鈴木大拙館

建築は約11年前、モダニズム建築の谷口吉生設計でできた建物である。


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受付でもらったパンフがファイル状で中にチケットとか入れられて便利〜。

さて、鈴木大拙、金沢が生んだ偉大な仏教学者、思想家、、とひとことでくくって良いのかわからないが、禅についての著書の英訳、アメリカでの講演、世界的に活躍された方で日本より世界での方が有名かもしれない。かの哲学の道の西田幾多郎と、旧制第四高等学校で同期、生涯尊敬し合った親友同士であった。


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心茶会を京大に作った久松真一先生の「茶道の哲学」は私のバイブルであるが(ご生前お目にかかったことあり)、先生は西田幾多郎の弟子であったことから、鈴木大拙の名前はちらちら目にしていた。


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しかしながらよくわかっておらず、著作を読んでみようともとめてみたが、わかりやすい講演会の内容を書き起こしたものは読めても、哲学書になると挫折すること最初の数ページで十分であった。
かくの如くワカラナイのだが、禅の精神はむつかしいことを理解することではない、と確信するがゆえに只管打坐(ぼ〜っとしているだけという説もあるが(^_^;)、作務三昧(お掃除好き)、でもそこまでてとどまっている凡夫である。


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ここの展示も展示というほどのものはない。大拙の略歴や生前のお写真などである。空間の方が大きい。それがコンセプトなんだろう。足りないモノは自分で埋めていく努力をする。
水鏡にうかぶこのキューブは文字どおり(畳ベンチ以外)空っぽである。ここに座って窓の外を見て、あるいは壁を見て、物思うことが禅の心であろうか。(晩飯なににしよう〜とかも含めて)


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心なしかこの四角い窓が「悟りの窓」に見えた。(京都の某寺院の悟りの窓は円相で四角は迷いの窓だが)まあ一生大悟することはないだろうが。


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大拙と幾多郎、お互いのことを書いている文章+二人を知る弟子の書いた文章の抜粋集がおもしろかった。互いに尊敬し、敬愛しておられたのだなあ。95歳まで生きた大拙の、早くに亡くなった幾多郎の死に際しての慟哭ぶりが弟子によって描かれていて、どれだけ互いを大切に思っていたのか痛感できるのである。


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大拙館からすぐ近くにある21世紀美術館へも数年ぶりにちょい寄って見たが、う〜ん、ここはちょっと私の来るところではないなあ、、、の感。


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建物は楽しめたけれどね。


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