fc2ブログ
topimage

2024-04

修二会2022〜開白上堂(3/1深夜) - 2022.03.02 Wed



IMG_7123.jpeg


さて深夜1時ごろ宿を出発。


IMG_7124.jpeg


いや〜だれも歩いとらんわ〜こわいわ〜きゃ〜(ウソ)(^_^;


IMG_7128.jpeg


二月堂まで歩くこと20分、我ながらよう歩くわ。


IMG_7129.jpeg


3月1日0時開白、いよいよ修二会本行がはじまる。


IMG_7130.jpeg


参籠所の周辺はコロナゆえ立ち入りが制限されているが湯屋の前にはもう他にも聴聞の方がこられていた。


IMG_7192.jpeg


食堂の中では、かすかにしか声が聞こえないので定かではないが、和上が八斎戒を一条ずつ読み上げては「よく保つや否や」とたずね、練行衆が「よく保つ よく保つ よく保つ」という有名な問答をしているのだろうなと想像するのみ。

そして一斉に食堂から出てきてそれぞれの房に帰り、上堂の準備にはいる。


IMG_7200_202203012055529ae.jpeg


登廊の下では駈供、仲間が松明を持って開白上堂に供える。
この最初の上堂では、お松明ではなくこの小さな松明で一斉に上堂される。


IMG_7201.jpeg


1:40ごろ「ただ今上堂!ただ今上堂!」の声が響き渡る。


IMG_7204.jpeg


しんしん冷える早春の夜に松明とともに練行衆が登廊を登っていく。なんという美しい景色!


IMG_7155.jpeg


先に10人の練行衆が上堂され、差懸(さしかけ・修二会用の下駄)に履き替えてドンドンドンドンと高らかに沓音をたてて、最後に上堂される童司を待つのである。その音がそろったりそろわなかったり微妙にずれているところがまたいい。司到着とともに一斉に内陣になだれ込むのだそうだ。(見られないけど)

↓ というので、その差懸の音を是非聞いてほしい。






IMG_7212_20220301205545b35.jpeg


しばらくガタガタと堂内を駆け回ったり法要の準備をしたりの沓音が聞こえる。(聴聞できず扉は閉まったままなので想像するしかない)


IMG_7166.jpeg


それまで灯りのついていたお堂であるが、、、


IMG_7170.jpeg


2:15 二月堂内外の灯りが全部消える。
献灯の蝋燭の明かりのみ。ああ、今まさに一徳火(堂童子が切り出す火で行法の間すべての灯明の元になる火)が切り出されているのだろうな、とこれも想像のみ。

2;30ごろ開白法要のお経の声が漏れ聞こえてくる。しんしん寒い中ではあるが局で聴聞できないかわりに扉の外で耳をかたむける。五体投地の音も聞こえる。
もう今年は聞けないとおもっていた大好きな「散華」が聞こえてきて感激する。

、、、光明熾盛 摧滅三界魔波旬抜 除苦悩観世音普現 一切大神力、、、

脳内で華籠を持った練行衆たちがぐるぐる須弥壇の前を行進する姿を描く。


IMG_7180.jpeg


深夜の法要とて3時過ぎには終了、四職の偉いさんが先に下堂され、


IMG_7186.jpeg


しばらくして皆さんの下堂を見送る。
これから方々参籠所でお休みになられる。長い行はまだ始まったばかりだ。


IMG_7175.jpeg


私もホテルに帰って寝る。


IMG_7222.jpeg


翌朝ふたたび二月堂に来て見ると湯屋の前、仏餉屋の前、食堂の前、思い思いの場所で童子さんたちがお松明を作ってはった。


IMG_7224_20220301205248c54.jpeg


興味深いのでしばし観察。


IMG_7227.jpeg


ほほう、前回見たくつわ蔓をこのように巻き付けていくのだな。そこに杉葉やへぎ板がくわわってあのお松明になるのね。


IMG_7228_202203012052458e0.jpeg


二月堂真下の興成社はなにやら呪術的なことになっている。


IMG_7229.jpeg


ちらっとのぞく参籠所
時折白い紙衣姿の練行衆のお姿もみられる。


IMG_7231.jpeg


今年も無事満行を迎えられますように。



関連記事

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://cherubinpriel.blog.fc2.com/tb.php/1746-5db44da8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

昨年に引き続き兄さん記念茶会2022 «  | BLOG TOP |  » 三五夜月釜〜如月2022

最新コメント

プロフィール

しぇる

Author:しぇる
京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

最新記事

カテゴリ

未分類 (17)
茶の湯 (415)
茶事(亭主) (87)
茶事(客) (182)
茶会(亭主) (18)
煎茶 (10)
京のグルメ&カフェ (97)
町家ウォッチング (10)
弘道館 (7)
岡崎暮らし (112)
MUSIC (4)
能・歌舞伎 (66)
京都めぐり2024 (4)
京都めぐり2023 (33)
京都めぐり2022 (29)
京都めぐり2021 (30)
京都めぐり2020 (19)
コロナ緊急事態宣言下の京都2020 (12)
京都めぐり2019 (28)
京都めぐり2018 (20)
京都めぐり2017 (30)
京都めぐり2016 (34)
京都めぐり2015 (34)
京都めぐり2014 (39)
京都めぐり2013 (36)
京都めぐり2012 (6)
本・映画 (15)
美術館・博物館 (149)
奈良散歩 (131)
大阪散歩 (1)
着物 (8)
京の祭礼・伝統行事 (61)
祇園祭2023 (9)
祇園祭2022 (11)
祗園祭2021コロナ下 (5)
コロナ下の祇園会2020 (1)
祗園祭2019 (18)
祗園祭2018 (11)
祗園祭2017 (17)
祗園祭2016 (18)
祗園祭2015 (16)
祇園祭2014 (13)
祇園祭2013 (14)
修二会2024 (10)
修二会2023 (10)
修二会2022 (8)
コロナ下の修二会2021 (6)
修二会2020 (5)
修二会2019 (3)
修二会2018 (4)
修二会2017 (4)
修二会2016 (3)
修二会2015 (3)
修二会2014 (3)
修二会2013 (3)
その他の町散歩 (12)
京都和菓子の会 (4)
ソウル紀行2023 (3)
イスタンブール・カッパドキア紀行2013 (8)
英国田舎紀行2015・湖水地方とコーンウォール (7)
パリ紀行2014 (7)
ノルウェー紀行2016 (4)
古筆 (1)
ポルトガル中部〜北部紀行2017 (7)
京都でお遊び (13)
ギャラリー (4)
暮らし (14)
中国茶 (49)
京都の歴史・文化について勉強 (3)
過去ブログ終了について (0)
猫 (1)
滋賀さんぽ (21)
オランダ・ベルギー紀行2018 (9)
ニュージーランド紀行2019 (9)
台北旅行2018 (3)
高野山 (2)
骨董・工芸品 (1)
東京散歩 (2)
諏訪紀行2021 (4)
金沢さんぽ (2)
御所朝茶 (4)
熊野三山巡り (2)
有田2022 (1)
兵庫さんぽ (1)
太宰府 (2)
丹後旅行 (3)
仕覆制作 (6)
信州旅行2023 (2)
京都モダン建築 (3)
春日若宮おん祭2023 (3)
春日若宮おん祭2022 (3)

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR