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2023-10

黒谷さんから紫陽花の真如堂2022 - 2022.06.26 Sun

毎度おなじみのご近所散歩だが、この季節紫陽花の楽しみがある。



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金戒光明寺、通称くろ谷さんの山門、ノムラモミジが鮮やかだ。
春先と秋に赤くなるので一年に二度美味しい楓だが、野村さんが開発したのかと思ってた。「濃紫(のうむらさき)」からきてたんやなと、最近知った。


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塔頭の瑞泉院の前の紫陽花もきれいだ。


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くろ谷さんの墓地を登って、文殊塔のちょっと手前で左に折れる。ここは緑が美しい大好きな墓地コース(?)、つきあたりの門は塔頭・西雲院の門になる。


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墓地の途中で、いつもここでご挨拶する贔屓さん。(重い物を背負うのが大好き。龍が生んだ9匹の神獣の一といわれる)


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くろ谷さんには庸軒ゆかりの淀看席がある西翁院があるからね。墓所もここなんかなあ。(いまだ確かめたことなし)


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西雲院は蓮の鉢がたくさんあるので、ここも好きなのだが、ちょっと早いかな。そのかわり、、、


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なんだ?!これは??
というような地植えの黄金色の派手な花が!

立て札によると芭蕉科の雲南地湧金蓮という植物らしい。今年初めて開花したとか。植えたのは5年前、くろ谷さんの前にある花屋さんで購入とあった。ちょっと異国風がきついわあ。



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西雲院さんから会津藩殉難者墓地で手を合わす。「八重の桜」以降訪れる人が増えた。


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会津戦争で亡くなった人の魂によりそうごとき合歓の花。


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そこを抜けると真如堂
青紅葉も美しい季節


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その境内の東の端に紫陽花園がある。


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なんでもいらなくなった鉢植えの紫陽花を供養していたらいつのまにか紫陽花の小さな森になったとか。


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だから種類もさまざま


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比較的最近できた紫陽花の隠れ名所なのだ。


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しかもお寺の建物にまた似合うのだな、紫陽花。


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ここで第二の人生を謳歌する紫陽花たち


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この調子だとまだまだ増殖しそうだ、紫陽花コーナー(^_^;


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しかもここからは我らが?大文字がみえるのよ。


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我が青春の思い出の鐘楼に挨拶をして(残念ながらはいれなくなっている)


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本堂へ
本堂前の菩提樹


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花は過ぎていたが、ハゼの実みたいな実がいっぱいなっていた。これも毎年の楽しみ。


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菩提樹あれば沙羅の木もあるよ。
菩提樹はお釈迦様が悟りを開かれたときにあった木、沙羅双樹は入滅の時にあった木で、いずれも仏教の三大聖樹とよばれる。


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インドの沙羅双樹とは違うらしいが、夏椿というほうがぴったりね。


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本堂前にだれかの忘れ物の虫取り網、夏やなあ。


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茶所で休憩、いつもこのあたり猫が居るのだが、おらんなあ。


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塔頭の覚円院の前で向井去来を偲び(去来の菩提寺)、、


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そのまま門を出て西へ。
定点観測というか、ここの大黒さん、いつも確認するの。ああ、よかったまだ残ってる、と。

このお向かいに陽成天皇御陵がある。いままでなにげに通ってきたけれど、「伊勢物語」を学習した後では、おお!二条の后こと藤原高子の生んだ天皇だ!となんだか合点するのである。


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吉田山荘のカフェ真古館で一服。コウモリクッキーがさらに漫画チックになっている。
ここもコロナの頃は好きな席に座れたが、時間も1時間以内とちょっとせちがらい。早くもコロナ最中のがら空き京都が懐かしい。(おこられるかもしれんが)


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ふたたびくろ谷さんに戻って、本堂のこれも大好き渡海文殊像を拝む(獅子騎乗文殊に脇侍4名)。残念ながら善財童子君だけは近年の補填なんだよね。
そしてここの手水も、、、、いつのまにかアヒルだらけだ〜〜!



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