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2024-03

六道参りから壬生寺六歳念仏2022 - 2022.08.14 Sun

今年も六道参りの季節がやって来た。


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例年は大概海外旅行へ行く直前なのであわててお参りするのだが、いまだ海外はためらわれる状況にて、今年ものんびりお参り。


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清水道から六道珍皇寺へ向かう道、やはり今年も人は少ない。例年はたくさんのお参りの人でにぎわうのだが、主な参拝客の高齢者が暑さとコロナで自粛しているからだろうか。


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それでも一昨年、昨年はな〜んにもでてなかった六道珍皇寺の門入った所の道に、高野槙や蓮、ほおずきを売る店が再びでていて、賑わいが少しもどっている。


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水塔婆供養。亡くなった方の名前を書いて、高野槙で水をかける。
今年は義姉、茶友の一人が新仏になった。


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お参りする。この日は亡くなった人のことを静かに思い出す日である。思い出してくれる人が居る限り人の魂は死なない。


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地下の迎え鐘は今年も行列もなく、すぐに撞くことができた。しかし地下の鐘を撞いておしょらいさんを迎えるって発想がすごいなあ、、といつも思うわ。音も陰にこもっていかにもあの世との境の扉が開きそうで。



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そして恒例の、六道の辻・西福寺で昨年いただいた祈願銭(包んだ五円玉)をお返しして新しいのをいただく。祈願するというよりお守りがわりである。残念ながら今年も檀林皇后(橘嘉智子さま=嵯峨天皇皇后)九相図は拝見できず。(死体が骨になっていく段階を九相で表した絵)



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六波羅蜜寺でも地下の迎え鐘がある。


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空也上人と清盛の六波羅探題ゆかりの寺である。


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今年初めてできたばかりの令和館に入ってみた。
なんといってもかの有名な空也上人立像(重文・鎌倉時代康勝作)と平清盛坐像(重文・鎌倉時代)が展示されているのである。
空也上人は先頃東京へ出張されて人気を博したらしいが、実物拝見するの初めてかもしれない。口から南無阿弥陀仏の六体が出現する空也上人のお顔は苦痛を表している様でもあり、法悦の表情のようでもあり。
清盛像は歴史の教科書によく載っているあれ、である。武士の世を作るためには少し早く生まれすぎた英雄。



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六道参りのあとはそのまま五条通へ出て、五条坂陶器市へくりだすのだが、、、、
残念ながら今年も中止になってしまった。なんにもない五条坂が寂しい。


さて、同じ日の宵は壬生寺へ。


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19時から壬生六斎念仏講中による六斎念仏供養。まだ多少日の光の残る中、万灯に灯りがともりすでにはじまりの「発願」パートが始まっていた。


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京都市内には15の六斎念仏講があるそうだが、壬生のは祇園祭の綾傘鉾のお囃子方としても活躍しているので、おみかけしたことのあるお顔もちらほら、聴衆の中にも綾傘鉾保存会の方がちらほら。ここはなにかしら家から遠いのによく知り合いに会う場所でもある(^_^;



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昨年はプログラムもやや縮小されていたのだが、今年はフルバージョンとはいかないまでも昨年より多い。「四つ太鼓」では幼稚園児から少年、若者、以下順々に太鼓の腕前を披露して行く。小さくてもこのバチさばき!


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ぼちぼち日も暮れて千体仏塔(平成元年創立)の灯りがきれいだ。





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聴衆が集まる舞台から少し離れるとこんな景色。ここは、夏にご近所の人たちが夕涼みがてらにお参りされる場所なのだなあ。


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そして、すでにもう懐かしい祇園祭で散々聞いた日和神楽のお囃子と棒振り踊り。


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鉦の音


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これは初めて見た「手毬唄」
町娘姿の手踊り、もちろん中身は男性なわけで、同じ壬生寺で行われる壬生狂言を連想させる。これも何年ぶりかの復活だと聞いた。


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演題は不明ながら太鼓を担いで胴を叩きながらぐるぐる回る。


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「獅子舞」
二人一組の獅子舞であるがかなりアクロバティックな踊りでハラハラしつつも見応えあり。


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なぜか途中で土蜘蛛がでてきて(ここらへんのストーリー展開よくわからない(^_^;)、、、


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さかんに蜘蛛の糸をまき散らすのである。
ちなみに綾傘鉾の棒振り踊りの時にも蜘蛛の糸が投げられるのはここからきているのかな。


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この紙の糸には小さな金属製のおもりが仕込まれているので、これを3つ拾って財布に入れると金運アップ、というのでみんな競って拾う。(もちろん私もゲット)
そして混乱と喧噪の中、「結願」となりお開き。


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聴衆は帰途につき、まばらになった境内で、あら、あなたも来てたの〜?あなたも〜?という知り合いへの互いの挨拶も毎年の恒例行事になったなあ。毎年同じ事ができる幸せである。今年もありがとう。仏塔の背後で夜はふけてゆく。



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