fc2ブログ
topimage

2024-02

旧中山道醒ヶ井宿〜梅花藻の頃 - 2022.08.16 Tue



IMG_4703.jpeg


旧中山道醒ヶ井宿は京都から車で1時間ちょっとである。ちょうど梅花藻の見頃を迎えて、駅前駐車場(そう広くもない)は満車。みなさん、見所をよう知ってはるわ。


IMG_4713.jpeg


JRの駅でお散歩ガイドマップをもらって歩き出す。見所はかたまっているので、歩いてもせいぜい1時間もあれば回れる。鱒の甘露煮のお店、そういえば、少し先米原の方へ行くと醒ヶ井養鱒場があるのだ。(東洋一の規模だって)


IMG_4717.jpeg


駅から歩いてすぐの所にもう梅花藻ポイントが!


IMG_4718_202208122054322e5.jpeg


小さな小さな梅の花が水中から顔を出しているといった風情、そこに散りかかったサルスベリの赤い花びら。


IMG_4726.jpeg


湧水(居醒の清水)を水源とする地蔵川に沿う街道を歩くと、どこか懐かしい建物や景色に出会える。これは明治26年創建の醒ヶ井尋常高等小学校の玄関を、昭和になってここに移築したもの。元は松尾寺というお寺さんだったらしいが、現在このお寺はもっと北の方に移築され、この門だけが残る。


IMG_4727.jpeg


そこにつながれていたわんこ。お散歩に連れて行ってほしいのに、、という感じで少ししょぼくれてはった。


IMG_4730.jpeg


滋賀県だからやはりヴォーリーズの足跡あり。旧醒ヶ井郵便局。


IMG_4728.jpeg


昭和40年代まで実際郵便局として使われていたそうで現在は資料館になっている。とりあえず残してくれてよかった。


IMG_4741_20220812205405488.jpeg


またある意味水郷みたいなので、あちこちに名水と呼ばれる取水スポットがあって、これは西行水。
西行を慕うあまり彼の飲み残した茶の泡を飲んで懐妊した茶屋の娘は子を産むが、西行が、我が子なら泡に戻れ、というと泡になったとか。、、、、?この伝説の教訓は何だろう???


IMG_4750_20220812205401da0.jpeg


こちらは平安時代の天台僧浄蔵によって開かれたという十王水。十王といえば地獄の入り口で亡者の審判をおこなう閻魔さまのお仲間なので、お盆になんだかふさわしい。


IMG_4745.jpeg


地蔵川の川端はどこも石段があるので、観光客も思い思いに水に足をつけられる。


IMG_4755_2022081220535909e.jpeg


かつては生活用水でもあったと思われ、これは何かに似ている、、と思ったら対岸の湖西高島の生水(しょうず)〜”川端(かばた)”だわ。
琵琶湖だけでなく豊富な雪解け水を擁する滋賀県はほんとうに水の国だ。


IMG_4739.jpeg


さて、この地蔵川の梅花藻の画像をいくつか。


IMG_4737_20220812205422337.jpeg


水は冷たく、梅花藻は水温14℃が適温らしいので、そういう川にしか生息しない。記憶では九州の柳川でたくさんの梅花藻を見たっけ。


IMG_4736.jpeg


水上に顔を出す花もあれば水中でゆらゆらゆれる花もあって見ていて飽きない。


IMG_4774.jpeg


川に各家が自前の橋をかけてそれが並んでいる姿はちょっと上賀茂の社家にも似ているが、こちらの方がはるかに風情がある。



IMG_4754_2022081220535604b.jpeg


川沿いにある了徳寺は「御葉付銀杏」が有名らしい。


IMG_4810.jpeg


左手の大銀杏である。


IMG_4760.jpeg


なんでも花筏のように葉っぱの真ん中に実がなるという一種の先祖返りらしいが、望遠でも確認できず。天然記念物だそうだ。ネットの写真を見たが、たしかに変!(^_^;


IMG_4758_202208122053554e1.jpeg


川に沿った道はこんなゆるゆるで、古い建物が続く。


IMG_4792.jpeg


この季節は野生のヤマユリがあちこちにてんでに咲いていて、さらに景色に色を添える。


IMG_4785_202208122053400a4.jpeg


醒ヶ井の湧水を使って仕込んだ醤油や味噌を製造販売しているヤマキ醤油のお店でちょっと一息。


IMG_4708_20220812205249526.jpeg


名物?醤油ソフトクリーム。
まあ、醤油シロップがかけてあるだけなんだが、香ばしくて美味しい。


IMG_4784.jpeg


再び梅花藻の川にもどる。


IMG_4771.jpeg


この道沿いはどこを撮っても梅花藻の群生が美しい。


IMG_4782.jpeg


それにしても水の透明度の高さよ。


IMG_4798.jpeg


写真に撮るとそこになにも無いようにしか写らない。


IMG_4783.jpeg


こちらは問屋場(といやば)。かつて街道の宿場にはいくつかあった施設で、人足や馬の引き継ぎを行ったところ、17世紀の建築がまだここには残っているのだ。


IMG_4789_20220812205301f5c.jpeg


中は資料館として使われているが、建物の構造はよくわかる。


IMG_4790_20220812205259f35.jpeg


今回一番お気に入りの画像がこちらである。赤子を抱えつつも果敢に川に足を入れて梅花藻を撮ろうとする若いお母さん。なんかすてき。


IMG_4797.jpeg


一般公開していないが醒ヶ井の旧公会堂は国の登録文化財である。(昭和11年建造)


IMG_4807.jpeg


さて、一番奥まで行き着くとそこには地蔵堂があり、「居醒の清水」といわれる湧水の源泉。名前の由来は「日本書紀」の日本武尊伝説で、伊吹山の神と戦い傷ついたミコトがここの湧水を飲むとたちまち怪我が癒えたと言う。平成名水百選にも選ばれているのだそうだ。


IMG_4809_20220812205254d66.jpeg


さらにその奥に加茂神社(別雷神社=上賀茂神社)が請来?されているとは!水つながり、、かな?創建時代は不明なんだそうだ。(戦後移築されたとか)


IMG_4811.jpeg


さて、そろそろ帰ろう。
なんか良いミニ旅行だったな、醒ヶ井、また来たい。



関連記事

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://cherubinpriel.blog.fc2.com/tb.php/1846-2ec76ca5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

花背松上げ2022 «  | BLOG TOP |  » 祇園某数寄者の会2022夏

最新コメント

プロフィール

しぇる

Author:しぇる
京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

最新記事

カテゴリ

未分類 (15)
茶の湯 (412)
茶事(亭主) (86)
茶事(客) (179)
茶会(亭主) (18)
煎茶 (10)
京のグルメ&カフェ (96)
町家ウォッチング (10)
弘道館 (7)
岡崎暮らし (111)
MUSIC (4)
能・歌舞伎 (65)
京都めぐり2024 (3)
京都めぐり2023 (33)
京都めぐり2022 (29)
京都めぐり2021 (30)
京都めぐり2020 (19)
コロナ緊急事態宣言下の京都2020 (12)
京都めぐり2019 (28)
京都めぐり2018 (20)
京都めぐり2017 (30)
京都めぐり2016 (34)
京都めぐり2015 (34)
京都めぐり2014 (39)
京都めぐり2013 (36)
京都めぐり2012 (6)
本・映画 (15)
美術館・博物館 (146)
奈良散歩 (131)
大阪散歩 (1)
着物 (8)
京の祭礼・伝統行事 (61)
祇園祭2023 (9)
祇園祭2022 (11)
祗園祭2021コロナ下 (5)
コロナ下の祇園会2020 (1)
祗園祭2019 (18)
祗園祭2018 (11)
祗園祭2017 (17)
祗園祭2016 (18)
祗園祭2015 (16)
祇園祭2014 (13)
祇園祭2013 (14)
修二会2024 (1)
修二会2023 (10)
修二会2022 (8)
コロナ下の修二会2021 (6)
修二会2020 (5)
修二会2019 (3)
修二会2018 (4)
修二会2017 (4)
修二会2016 (3)
修二会2015 (3)
修二会2014 (3)
修二会2013 (3)
その他の町散歩 (12)
京都和菓子の会 (4)
ソウル紀行2023 (3)
イスタンブール・カッパドキア紀行2013 (8)
英国田舎紀行2015・湖水地方とコーンウォール (7)
パリ紀行2014 (7)
ノルウェー紀行2016 (4)
古筆 (1)
ポルトガル中部〜北部紀行2017 (7)
京都でお遊び (13)
ギャラリー (4)
暮らし (14)
中国茶 (49)
京都の歴史・文化について勉強 (3)
過去ブログ終了について (0)
猫 (1)
滋賀さんぽ (21)
オランダ・ベルギー紀行2018 (9)
ニュージーランド紀行2019 (9)
台北旅行2018 (3)
高野山 (2)
骨董・工芸品 (1)
東京散歩 (2)
諏訪紀行2021 (4)
金沢さんぽ (2)
御所朝茶 (4)
熊野三山巡り (2)
有田2022 (1)
兵庫さんぽ (1)
太宰府 (2)
丹後旅行 (3)
仕覆制作 (6)
信州旅行2023 (2)
京都モダン建築 (3)
春日若宮おん祭2023 (3)
春日若宮おん祭2022 (3)

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR