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2024-02

開炉茶事2022 - 2022.11.12 Sat



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今年も無事開炉をむかえられた。あるべき季節にあるべき事をなせるありがたさを、この年になってしみじみ思う。


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毎年恒例の(^_^;「柑子の色づく頃、、、」なので寄付に黄柚子を盛る。これはお開き後にお土産にする予定。


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ネットで調べながら玄猪包みを作ってみる。
ほんものの下賜される包みは位によって、また一の亥の日、二の、三の、、で色々こまかいしきたりがあったようで、また時代による変化も。古くは宮中で下賜された餅を包むものであった。できあがったこれは仁清の玄猪包香合から逆におこしたもので、本来は三の亥の日に餅としのぶと一緒に包みの中にイチョウの葉をいれたという。


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ふふふ、、、仕入れて間ない一番お気に入りの赤穂段通に煙草盆が映えるわ(自画自賛)


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露地では紅葉はドウダンツツジのみがやる気をみせて、あとは今少し。そのかわり石蕗が盛りである。


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やっぱり香合も柑子、、、が色づく頃、、、ってしつこいか?
灰器が備前、炭斗は瓢(岩渕祐二さんと父のある意味合作)、向付に織部と、これで三部そろったかな。


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今年は裏庭の椿が豊作で、ようやく日の目をみてデビュー。西王母+白玉、花器は裏にハングルで発掘年、場所を書いたラベルあり、の新羅土器。照り葉は赤い実付きのハナミズキ。


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椿も紅白、汁も餅と小豆で紅白、田楽味噌をかける強肴も蕪と柿で紅白、、、茶碗も濃茶は白系、薄茶は赤系でそろえて紅白、めでたい!、、にしてみました(*^_^*)


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さてここで一体何本私はお酒の五合瓶をあけたでしょう?近来まれに見る?お酒好きばかりのお客様、お酒をつぐときに杯でなくて汁椀の蓋をさしだす方達ばかりで(^_^; 彼らにとってはこれがデフォルト、なんと利休のころにもそういう作法はあったそうで、むしろ正統な飲み方かも〜。
というわけで、実はこの日のお客様は日頃お世話になったりお世話したりの、十年以上のお付き合い、気の置けないお茶友さんたちなのだ。こんな方々と開いたばかりの炉を囲んで、お祝いをどんちゃん、、、いやしみじみできる幸せを思う。

八寸でお肴をお客様に乞うと若い茶道男子が英語の歌をうたってくれた。(Alicia KeysのIf I
ain't got youという歌だったらしい)



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主菓子はみのり菓子的亥子餅。中に生の柿とか入って絶品。


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中立後の後入りでは手燭交換も。ロウソクの明かりがうれしい季節にようやくなった。


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薄茶では、最後にお客様に一服点ててもらう。いつもはお開きの後ゆっくり独服するのだが、今回は楽しくてご一緒にいただきたいと思ったのだ。

客上手もあって、今回はきっちり4時間でお開き、楽しいひとときもいつかは果てる。またの日を楽しみに、よき開炉茶事、ありがとうございました。



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この日は炭手前のあといっさい炉中に手を加えなかったが、見事に濃茶の時に松風を聞き、終わって釜を上げてみればこのように。うまいこといったわ〜(再び自画自賛)それにしても炉炭の太さのなんと頼もしいことよ!








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