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2017-07

フィナーレは吉例顔見世興業! - 2012.12.26 Wed

秋からこっち、数少ないオフの日は茶会やらお遊びやら、つめこめるだけ詰め込んで、怒濤の勢いでスケジュールをこなしたもんだ。

途中なんども気分が悪くなるくらい疲れを感じたが、「まだ、大丈夫、、、まだ、いける、、、私は大丈夫、、、」と自己暗示をかけて遊ぶさまは、我ながら鬼気迫るの感あり。

そんなシーズンもついに終わり、いよいよフィナーレは南座、ご存じ顔見世興行でございます!

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まずは恒例、縄手古門前の美容室エメラルドさんで髪をしてもらう。

この日はお休みの日だったのに、どうしても、という人が何人かいてはって朝のうちならということでお願いを。

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(もう次の方の髪にはいっている先生入りで写真、とってもらいました)

いつもながら手早くステキにセットしてくださる。
「私から仕事をとったら何も残らない。」「仕事することがリハビリ。」と、にこにこお話しされる。
福谷先生、大好きだなあ〜。
1年ぶりなのに、私の職業まで覚えていて下さっていて、感激。と同時に、すごいプロ意識を感じる。

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で、実は違う着物に着替えて行こうと思ったのだけれど、先生に「その着物がいいよ。」とほめられたのでこの着物のままで。(おだてに弱いのよ、、、)

で、いざ!
南座へ!

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年の瀬の顔見世興行は格別、なんだか晴れやかな気持ちになる。

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今年はなんといっても勘九郎襲名の口上がある夜の部でしょう。

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花街の姐さんがたもおいでで、いやがうえにも華やぐ。

まずは「仮名手本忠臣蔵 五・六段」で仁左衛門さんをたっぷり堪能。
やつれ男をやらせたら右に出るものなき天下一ですわ。

しかし「お軽勘平」の勘平があんな悲劇とは思わなかった。
仇討ちの実話は知っていても仮名手本忠臣蔵となると、実はあまり知らない。
もちっと勉強してから見るべきだったな。

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そしていよいよ口上。

舞台にずらっと並んだ裃姿の綺羅星の役者、その真ん中に勘九郎・七之助兄弟が。
どうしたってだれもが先代勘九郎こと勘三郎さんのことを思ってしまう。
席を予約したときにはまだ、夢にも思っていなかったのにね。

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そして勘九郎が静御前と知盛の一人二役を演じる「船弁慶」。
前半の押さえに押さえた静の舞のあと、ケレン味たっぷりな知盛の幽霊を演じるのはやっているほうも小気味よく、楽しいのではないだろうか。

この演題は大好きだし、今年の平安神宮薪能でも味方玄さんの知盛(「碇潜(いかりかつぎ)」)は迫力があってとてもよかった。
(ちなみに知盛は清盛の四男、壇ノ浦にて、生きたまま浮かび上がって晒し物になる辱めを避けるために碇を体に巻き付け、それをおもりにし、「見るべき程の事をば見つ。今はただ自害せん」と言い残して入水した。)


歌舞伎ではまた違った迫力で、幅の狭い花道で何回も回転して退場するときには落っこちやしないかとはらはら。
う〜ん、これは何かに似ているぞ。
そうだ!
バレーの白鳥の湖で、かれんな白鳥を演じるプリマが同時にコケティッシュな黒鳥を演じて華麗なピルエットをみせるあれだ!

がんばれ!勘九郎!
お父さんの分まで。と思わず心の中でさけぶ。

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ひいき筋のご祝儀を見せる竹馬。
この名前をチェックするのも楽しみ。
扇雀さんへは末富かあ、、

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幕間に文字通り幕の内。
昨年は準備しなかったので、太巻きしか売店に残っていなかった反省をもとにあらかじめ菱岩さんへ予約。
幕間に入り口まで持ってきてもらえます。
有名なだし巻き入り。
さすが、おいしかったわ

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お茶はこのような定式幕の模様のカップにて。
(こちらの顔・見世はお目汚しのためしておりません^_^;)

最後の演目は「関取千両幟」。
成駒屋・翫雀さん。(坂田藤十郎の息子)
橋之助の悪役ぶりが
橋之助さんと言えば、団十郎さん体調不良により休演、その代役を見事にこなしてはった。
これもさすが!

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終演の頃には夜も更けて。
今年の怒濤のお遊びもこれにて終了。チョン!(柝の音)

明日からはしばらく「孫祭」だあ。
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● COMMENT ●

素敵なシェルバンさん♪ 
顔見世も終わってしまったのですね。お写真を拝見するだけで、華やかなその場所に自分も居るような気分になれました。
美容室の先生、後姿が亡くなった姑によく似ています(^'^)
シャキシャキッとした江戸ッ子でしたが、着物の着付けはとても上手な姑でした。違う人なのに、何だか懐かしさでいっぱいになりました♪
顔見世では花束ではなく、竹馬が贈られると聞きましたが、竹馬ってこういう物なんですね!
こまちはまた、例の子供が履いて、ポッコポッコあるくあれかと思いました。
想像すると何か変で、どうしてそんな物を贈るのかな…と考えていたのですが、やっと理解できました(笑)
これじゃ検定も落ちる筈だ(結果はまだですが、自信があります・笑)
来年は合格するように、またいろいろ教えて下さいませね♪

ほんまに、ここと思えばまたあちら・・・、倒れても前向きに~・・の怒涛の後半でしたね。
おかげさまで知らない世界いっぱい見せてもらいました。

あとはお孫ちゃまに癒されてくださいね~。
「おばあちゃま」って呼び方いいと思うなぁ・・・

こまち様

おほめにあずかり光栄です。”顔見世”でないところがミソですが^_^;
京都検定一級は問題みるだけでクラクラ、受験されると言うだけでもう尊敬です。
顔見世も京都の風物詩としていつかは是非おでましください。
私も歌舞伎が好き、というより雰囲気を楽しみに行っているような感じかな。
福谷先生はほんとに笑顔がすてきなんです。いろいろ体の故障もおありになって大変だと思うのに。
お姑さんもきっと素敵な明治の女、、、だったことでしょう。
さて、来年はいつ御上洛ですか?え?お正月すぐですか?

夢風庵様

すでに大泣きされてへこんでいます。
しかし、赤子の成長はめざましい。
怒濤のシーズン中は風邪もひかなかったのに、おわったとたんなんだかアヤシイ。
気の張りようで免疫力も変わるのかな?

ほんとにシェルさん怒濤の一年、いつもホトホト 感心感嘆しきりです。行動力と記録力あやかりたいものです。
それにお着物、エメラルドの先生の言われる通り、ほんとに素敵ですよ。

今年の顔見世、つれの日程の都合で昼の部になってしまいました。やはり夜のほうが、襲名口上もあるし風情があるのですが。今年は 場内のレストラン花萬に縁がある方ともご一緒だったので、そちらで幕間のお食事。ワインまでいただいて、小さな怒濤の幕間。お女将さんに眠くなりますよ、といわれました。(はい、藤十郎の声がおとしのせいか、細いので最後の世話物ですこーし。。)

キレミミ様

無事ご帰国、無事顔見世観覧おめでとうございます。
御夫君は顔見世ももう何度かご経験済みでしょうか。
日本人でもちょっと聞き取りにくいセリフもあるし、地唄になるとお手上げ。
イヤホンガイドがやっぱり必要かなあ。
幕間にワインまできこしめしたのですか?それはもうええ気分だったことでしょう。
半分夢の中で???

ええ、昔の芝居小屋は、食事やらお酒やら、そんなもんだったでしょう。 現代劇の鑑賞とはちがいますから。。(と、いいわけ)

キレミミ様

そういえば勘三郎さんの平成中村座では幕中の飲食OKでしたねっ!


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