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2023-09

3年ぶりの銀月サロン〜中国紅茶会 - 2022.11.24 Thu

3年前、コロナで突如中止になってしまった北白川・銀月アパートメントの銀月サロン桜の茶会。桜の季節ではないけれど、3年ぶりに訪れることができる幸せ。


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アパートメントの庭の枝垂れ桜は紅葉も過ぎ早くも落葉の季節。ああ、ここは変わらないなあ、とほっとする。


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懐かしいような、ついこの前きたばかりのような、、、そんな感じがするサロンである。


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久々の中国茶会のテーマは<紅茶>


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中国ではもともと主に緑茶が飲まれていたが、緑茶が合わない硬水の英国より、紅茶を要望されて、茶葉を完全発酵させた紅茶が量産されるようになったそうだ。


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その最初の紅茶が福建省で作られた正山小種(ラプサンスーチョン)。英国では松で焙煎したスモーキーなのが好まれるらしいが、日本人的には正露丸臭?(^_^;といわれているが、、、
ちなみに産地の桐山は武夷山の一部だそうで、いわば岩茶のお仲間。


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minceされた茶葉。
煎れたお茶は見事なルビーレッド。一杯目から衝撃であった。今までラプサンスーチョン美味しいと思った記憶がないが、これはスモーキーさは全くなく、後口が甘い。そして香りが岩茶の烏龍茶の芳香でありながら、やっぱり紅茶、という認識ができる。最近飲んだ中国茶のうち一番美味しいかもしれない。


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(中国骨董のミニカップ 茶杯かデミタスか微妙なところ)


二つ目のお茶は安徽省の祁門(キーマン)紅茶。
世界三大紅茶(ウバ、ダージリン)の一つといわれる。英国におけるラプサンスーチョンの人気に目をつけて、清朝時代から国を挙げて大量生産、世界にプロモーションをしかけた結果有名になったお茶なのだそうだ。(その後民営化されて質の良くない茶葉もでまわることになったらしいが。)


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こちらは水色(すいしょく)がオレンジである。わりとあっさりくせがなく飲めるので、お菓子にとてもよく合う、と思った。


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ちなみに本日のお菓子はイチジクをアールグレイと菩提樹蜂蜜で煮たものに、ほろほろクッキー。


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三つ目の紅茶は雲南省・滇紅(てんこう dienhong)。滇は雲南省の古称。
滇紅は手のひらほどもある大葉種の新芽を摘んだお茶。水色はさらに明るく黄色みをおびて味は淡いがやっぱり紅茶と感じる。これも何煎でもいけるお茶だ。


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そしてそしてお待ちかね!(*^_^*)点心の時間。
久々に味わう銀月さんの手作りぷりぷり海老シュウマイ。


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そしてきのこたっぷりの薬膳スープ。ことこと3時間、手羽を煮込んだスープで、すっかり身も心もあたたまった。

最後の紅茶は台湾の蜜香紅茶。
蜜香というだけに東方美人茶のようにウンカ(虫)のもたらした茶葉の変化あり。いままでの3つの紅茶とは全く違う独特の香りだが、それでもやっぱり紅茶と認識できる。私、この蜜香系大好き。


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この紅茶にあわせるのは淡路島のモーツァルト牛乳(モーツァルトの曲を聞かせた牛からとれるミルク)で作ったミルク寒に自家製イチジクシロップをかけたもの。期待にたがわず美味しい。

このところ中国茶系の紅茶、日本茶系の紅茶を飲む機会が増えた。いずれも美味しく、安いティーバッグにはもうもどれないなと思う。しかしながら同じお茶のDNAを持ちつつどうしてこんなに多彩な変化ができるのだろう。茶葉を見つけて利用方法を考えた昔の人は天才だ!

すてきな眺めの部屋とセンス良い室礼で何杯もの紅茶をいただきゆったりする、、、こうしていると3年ものブランクがあったのだがウソのように思える。このひとときが貴重な時間。また次の季節にも是非。






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