fc2ブログ
topimage

2024-02

御影香雪美術館・紅葉とお茶を楽しむ会2022 - 2022.11.28 Mon

阪急御影の駅を降りるとああ、見えてきた!お久しぶり!


IMG_8512.jpeg


御影香雪美術館、ただ今改築休館中。香雪というと大阪中之島の方がメインになっているが、こちらは旧村山龍平翁の邸宅と庭園があるぶん、その素敵さは全然別物なのだ。


IMG_8515.jpeg


コロナ前まで毎年村山翁の忌日の11月に、この旧邸と庭園と燕庵写しの茶室玄庵、美術館の所蔵品を贅沢に使った玄庵茶会が開かれていた。毎年行くのを楽しみにしていたが、改築にはいったのと、コロナとであえなく中止が続いた。(参考:3年前の玄庵茶会の様子)

3年ぶりに訪れたのは、邸宅庭園の見学と立礼席にてお薄一服の<紅葉とお茶を楽しむ会>へ参観するため。


IMG_8516.jpeg


ああ、もう3年かあ、、、、美術館は閉鎖中でも邸宅庭園はほぼ変わりなくて懐かしい。
洋館入り口にて受付、あいにくの雨模様。


IMG_8520.jpeg


入り口入った所の紅葉すら美しいので、これから庭園内へはいるとさぞや、と胸が期待で躍る。


IMG_8523.jpeg


庭園の入り口でもある編笠門。これも懐かしいわ〜。


IMG_8533.jpeg


まずは書院棟の大座敷(28畳+19畳)からの眺め、、、思わずみんなうわ〜!と歓声が出る。玄庵茶会では展観席になる広間だ。


IMG_8538.jpeg


濡れ縁の下は自然林を生かした庭園。


IMG_8540.jpeg


濡れ縁の下は紅葉の海で、、、


IMG_8542.jpeg


よく見ると庭園の中の道も見える。


IMG_8546_20221123224225904.jpeg


書院床の背景も紅葉、聞こえるのは野鳥の声ばかり。


IMG_8547_202211232242230c0.jpeg


そうだそうだ、茶会の時も貴重な菊炭を惜しげもなく火鉢にいけてくれていたっけ。雨模様なので、この暖かさがありがたい。

茶室棟へつながる長い長い、そして意匠に富んだ渡り廊下を進めば、廊下の一角の戸を開けると香雪という普段使いっぽいかくれ茶室もあった。これは初見。そして燕庵写しの玄庵。村山翁は薮ノ内の茶を嗜んだので、家元から認められると燕庵そっくりの茶室をつくる権利(義務?かも)を得て建てた茶室である。恒例ならここで薮ノ内のお家元のお点前で、美術館の所蔵品のお茶碗で濃茶をいただけたのだ。


IMG_8563_20221123224219ebe.jpeg


待合〜寄付と逆行しながら、土間のとなりの寄付でこれも懐かしい大火鉢に出会う。


IMG_8565_20221123224217fec.jpeg


茶室棟から庭園へ。
玄庵の茅葺き屋根を露地から見る。土蜂の被害を受けて、屋根が傷んで残念ながらシートがかぶせられていた。こういう建物を維持するのはほんとうに大変だと思う。


IMG_8571_20221123224216240.jpeg


玄庵を仰ぎ見る中庭で本来なら大きなかがり火を焚いて、鳥のさえずりなどを聞きながらお茶一服(玄庵茶会では吉兆のお弁当だった♪)の予定が、雨で急遽屋内にて。

ちなみに3年前の中庭点心席はこんな感じ↓よかったのよ〜。かがり火の灰から着物をまもるために羽織も用意されていた。

IMG_7886.jpg
(3年前の写真)



IMG_8572_20221123224215967.jpeg


先ほどの書院大広間からの眺めを下から見上げるとこうなるのか。

最後にお茶はいつもは受付荷物預かりになっている<梅園>という立礼席にて、織部好みの棚をアレンジした薮ノ内流の立礼卓にて。やはりお家元も来ておられた。



IMG_8573.jpeg


末富さんのきんとんをいただいて、お薄を一服、体があたたまる。これにて会はおひらきである。

リーズナブルな会費でこれはこれで楽しいなあ。来年も開催されるとのことで楽しみ。もっと楽しみは、おそらくだけれど5年先改築が終了した暁には玄庵茶会も復活されるとのこと。


IMG_8574_2022112322421194e.jpeg


最後に香雪美術館の名品選の図録までいただいて、目を通すとほんまええもの持ってはるわ。道具についての歴史なども勉強できるので、これはけっこう良い図録、しっかり読ませていただいた。




関連記事

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://cherubinpriel.blog.fc2.com/tb.php/1905-d40c83cc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

開炉夕ざり茶事第二弾2022 «  | BLOG TOP |  » 遠州山里にて古民家で茶事〜無庵

最新コメント

プロフィール

しぇる

Author:しぇる
京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

最新記事

カテゴリ

未分類 (15)
茶の湯 (412)
茶事(亭主) (86)
茶事(客) (179)
茶会(亭主) (18)
煎茶 (10)
京のグルメ&カフェ (96)
町家ウォッチング (10)
弘道館 (7)
岡崎暮らし (111)
MUSIC (4)
能・歌舞伎 (65)
京都めぐり2024 (3)
京都めぐり2023 (33)
京都めぐり2022 (29)
京都めぐり2021 (30)
京都めぐり2020 (19)
コロナ緊急事態宣言下の京都2020 (12)
京都めぐり2019 (28)
京都めぐり2018 (20)
京都めぐり2017 (30)
京都めぐり2016 (34)
京都めぐり2015 (34)
京都めぐり2014 (39)
京都めぐり2013 (36)
京都めぐり2012 (6)
本・映画 (15)
美術館・博物館 (146)
奈良散歩 (131)
大阪散歩 (1)
着物 (8)
京の祭礼・伝統行事 (61)
祇園祭2023 (9)
祇園祭2022 (11)
祗園祭2021コロナ下 (5)
コロナ下の祇園会2020 (1)
祗園祭2019 (18)
祗園祭2018 (11)
祗園祭2017 (17)
祗園祭2016 (18)
祗園祭2015 (16)
祇園祭2014 (13)
祇園祭2013 (14)
修二会2024 (1)
修二会2023 (10)
修二会2022 (8)
コロナ下の修二会2021 (6)
修二会2020 (5)
修二会2019 (3)
修二会2018 (4)
修二会2017 (4)
修二会2016 (3)
修二会2015 (3)
修二会2014 (3)
修二会2013 (3)
その他の町散歩 (12)
京都和菓子の会 (4)
ソウル紀行2023 (3)
イスタンブール・カッパドキア紀行2013 (8)
英国田舎紀行2015・湖水地方とコーンウォール (7)
パリ紀行2014 (7)
ノルウェー紀行2016 (4)
古筆 (1)
ポルトガル中部〜北部紀行2017 (7)
京都でお遊び (13)
ギャラリー (4)
暮らし (14)
中国茶 (49)
京都の歴史・文化について勉強 (3)
過去ブログ終了について (0)
猫 (1)
滋賀さんぽ (21)
オランダ・ベルギー紀行2018 (9)
ニュージーランド紀行2019 (9)
台北旅行2018 (3)
高野山 (2)
骨董・工芸品 (1)
東京散歩 (2)
諏訪紀行2021 (4)
金沢さんぽ (2)
御所朝茶 (4)
熊野三山巡り (2)
有田2022 (1)
兵庫さんぽ (1)
太宰府 (2)
丹後旅行 (3)
仕覆制作 (6)
信州旅行2023 (2)
京都モダン建築 (3)
春日若宮おん祭2023 (3)
春日若宮おん祭2022 (3)

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR