睦月雑記2023 - 2023.01.28 Sat
気がついたらもう今年も12分の1が過ぎようとしているのに気づいて焦るわ。

さて、私が氏子であるところの岡崎神社、狛兎がいるので卯年の今年は多いだろうな〜と思ってはいたが、まさかこんなことになるなんて、、、
三が日は行列がたっぷりバス停2つ分。
毎年正月にお参りしているがそれもかなわず。
で、やっと行けたのが月半ば過ぎて、の夕刻。この日も昼間はまだ行列があったんだと。
ちょっと正気の沙汰ではない。12年前はこれほどひどくなかったが。
まあ、おみくじの兎はかわいいし、わからんでもない。
イノシシがお使いの護王神社などは亥年にはにぎわうそうだが、そこはイノシシとウサギのどちらがかわいいかというと、やはりウサギに軍配があがるので、ここまでではないそうだ。
しかしせめて氏子枠は別につくるとかしてほしかったなあ、、、
正月休み、お餅の食べ過ぎや運動不足解消で、孫と一緒に大文字登山。小学生はやっぱり身軽だわ。
しかしこの景色は何度見てもいいなあ。
洛中をわがものにしたように気がおおきくなって。
で、やっぱりここに来たらお茶とお菓子。
大文字はピクニック気分だが、本命愛宕山、今年こそ登られるかしら、、、(^_^;(高さ倍)
ネットで拾ったザクロのお茶、一度してみたくて、いつも通る八百屋で売れ残ってた石榴をゲット。
しかし、鬼子母神が人肉と間違えて食べたというくらい、割った姿はちょっとグロい。お腹に切開入れたとき、皮下脂肪がこんな感じにみえるんだよなあ。
それでも吉祥果。
お湯をいれて沸かすときれいなルビー色になる。
そこに岩茶投入、しばらく煮てお茶としていただく。さわやか。酸味と甘さが良い感じだ。しばしこれを楽しんだ。
残りの実でグレナディンシロップ作る。
ルビー色が美しい。こちらは炭酸割りとかヨーグルトに。
こちら昨年12月にアルスシムラのWSで織り上げた草木染めの布。
これで古帛紗を縫い上げる。
織りも縫いも自作というのが自慢(^_^;の一品ができた。今度の茶事で使おう。
年末すれば良いのに忙しさにかまけて正月休みに数年ぶりにした水屋の流しの掃除。簀の子をあげたら、思ったほどではないにせよ、うっすら炭の粉みたいなのがたまっている。
これを磨いて、簀の子も磨いて、、、
はい、美しくなった(はず)の水屋で今年も茶事が楽しめますように。
茶事と言えば今年初釜6つもこなすという暴挙にでてしまった。来年は整理しよう。初釜貧乏になったしね(^_^;
でも手作りの主菓子などでてくるとうれしい。これはサツマイモとリンゴと餡の菓子。銘を「月の桂」、ウサギのすみかですねえ。
日頃袖をとおしていない着物を、と、毎回違う着物で参席、これはちょっと早めの梅の帯を締めて行った日。
東寺の初弘法。ずっとコロナで店の数が激減していたが、今年の初弘法、9割ほどに復活。けっこう賑わっていた。
ここは特に買う物がなくても、店をひやかすだけでも楽しい。この雰囲気の中に身を置くのが楽しい。
というわけで、手ぶらで帰ったのだが、満足満足。
毎年のルーチンになっている妙心寺東林院の<小豆粥で正月を祝う会>、今年も無事行くことができた。
福茶の茶礼ではじまり、、
小豆粥を食する。
毎年かわらないことが何より貴重だとこの頃特に思う。無事是貴人、特にこの季節は被災した阪神淡路大震災の事を思い出すので。あの震災後の非日常を思えば、コロナ禍なんて、いずれは通り過ぎる。
東林院の千両
気がついたらもう12月〜?!と毎年焦るが、今年も早いかもね。みなさまにも良い年になりますように。
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