修二会2023〜社参〜試みの湯 - 2023.02.25 Sat
今日はお坊さんの行列の写真だけです。(^_^;
オタクにおつきあいください。

21日
東大寺戒壇堂、修二会に参籠される練行衆の別火坊(行にはいるまえの潔斎期間)、ここから13時、練行衆の方々が駈供・仲間(いずれも練行衆に仕える役)を伴って社参にでかけられる。初めてのそろい踏み(新入だけは未だ)なので、NHK他報道機関も待ち構えるが、一般人は、、、来てるのはよほどのオタクよね〜。
焼けなかった若草山(今年は追い焼もしないらしい)と大仏殿、陽光は春であるが、この日は小雪すらちらつく寒い寒い日で、修二会の前行スタートに似つかわしい気がした。
来られました、今年の行列。
和上は上司永照師、大導師の森本公穣師が続く。
いや〜いよいよ始まりましたねえ。
八幡殿参拝
行の無事完遂を祈る。修二会は完全な神仏混交なので、柏手を打つ。ここの奥には僧形八幡神像(国宝)が祀られている。
八幡殿を後にして大仏殿へ向かう。
大仏殿の回廊の背景が絵になる。
平衆(四職以外)は法螺貝を持って、要所要所で吹き鳴らす。
大仏殿から先回りして、二月堂への階段で待ち構える。
ついて行く方も結構たいへん、皆様とても足がお早いのだ。
奈良太郎(国宝の梵鐘)の横を通って、いよいよ二月堂の前へ。
二月堂前の開山堂へ参拝
その後湯屋(風呂 写真見たら意外と近代的風呂だった)に入り<試みの湯>という入浴。
これは練行衆一人一人に最終的に参籠の意志を確認する儀式なのだそうだ。もちろん中はのぞけないが、耳をそばだてて中でよまれているであろう「祝儀の詞」を聞き取ろうとするオタッキーな方も(^_^;おられた。
ここで20〜30分、それから二月堂へ上られるが堂内には入らない。
二月堂北西の角で聖武天皇陵遙拝、これは今年初めて見た。
二月堂からおりて、、
興成社へ参拝、それから別火坊に帰られ今年の新入(処世界・上司永観師 和上のご子息)が重衣を初めて身につける祝儀があるのだそうだ。
そののちに二月堂周辺に結界が張られる。その注連縄を撒く儀式に続く、、、
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