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2024-02

奈良の春の宵はあやなし〜酒器の会 - 2023.04.01 Sat

修二会以来の奈良である。本日は春の宵にまぎれて。


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月釜でおなじみの三五夜さん。夜にはまた雰囲気が変わる。
本日は、いつもはここでお稽古をされている表千家のD先生主宰の「酒器の会」へ。コロナ以降久々とのこととかで、名前をきいただけでなんだか楽しそうな会なんである。


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先だって三五夜さんの中に新しくできたカウンター席、四人も座るといっぱいなのだが、心地よい包まれ感がある。酒器の会は、D先生お社中のお酒好きが集まるそうで、お酒も持ち寄り、私は獺祭のスパークリングを持参。

生まれも育ちも奈良っ子のD先生、ネイティブ奈良民でなければ知りえない事をいっぱいご存じで、お話を聞くたびにディープな奈良を学ばせてもらっている。

写真のお酒も奈良で古くから飲まれていたという「あられ酒」!
中にふわふわと麹の白い粒があられのように見える。味はほとんど極甘の味醂、炭酸でわったりかき氷にかけたりがよいらしい。これなんとあの春鹿酒造さんで作ってるんや。今度行ったとき買わな!この手のお酒は「柳陰(やなぎかげ)」とも言い、上方落語にもその名がでてくるそうな。また新しい奈良を知った。


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さて、みなさんそれぞれお気に入りの酒器をご持参、大きい飲み助用あり、かわいらしいのあり、私はお気に入りの雲鶴高麗青磁杯を。これお酒をいれると良い色になるんですわ〜♪


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軽いおつまみくらいだろうと思っていたらなんと折敷がでてきた。カウンター内で働いて作ってくださるのはD先生のお社中さん方。バックグラウンドも年齢も性別、職業も多彩で、よいお弟子さんがたくさんいらっしゃる。言い方は失礼かもしれないが、こんな若い男子がどうして茶道に興味をもったのだろう、と不思議に思えるような方も。それを深く導いて行かれるD先生の迫力と魅力なんだろうなあ、と思った次第。


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もうひとつ奈良のお酒、葡萄ではなく大和郡山の無花果を醸造して作ったイチジクワイン。
薄い桃色は無花果本来の色で、飲むと、あ、無花果がたしかにいる、とわかる味。大和郡山市が特産品の無花果を使って新しい名産品を育てようという数年前からの試みでつくられたものだそうだ。この関係者であるお社中の方ともご一緒できた。ほんま多彩なお茶人脈。



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もちよりの強肴のみならず八寸まででてきた。こりゃほとんど茶事だわ〜♪。
ほろ酔いになったところで茶室にいざなわれる。


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夕方から時刻は早くも夜へ、夜咄の雰囲気である。


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立派なきんとんをいただく。


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そして、先ほどまで隣でしゃべって飲んでいたお若い男子が濃茶を練り、薄茶を点ててくれるその姿の端正なこと。やはりこれよね、お茶は。普段の日常生活でどんな人であれ、お点前の時にぴしっとなる姿には惚れるよね。

総じてなんて楽しい酒器の会!
茶の湯ってかつて大人の男の夢中になるお遊びだったのがよくわかる。(今では女子もね)
先日の茶事の返礼に形でなく心で返したいと意図された三五夜さん、D先生のお気持ちがうれしい。おつりが来るほどのお礼をいただきました。

最後にカウンター向こうに立たれた花柄模様シャツのD先生、いつもの十徳姿からは想像できないくらいバーテンダー風が板について、そのギャップがまた萌えましたよ〜(*^_^*)






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