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2024-02

四頭式茶礼2023〜10年ぶり〜建仁寺 - 2023.04.23 Sun



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コロナで4年ばかり休止されていた建仁寺の四頭茶礼(よつがしらされい)、今年は開催。いままで2回参加したこととがあるが、何年前だったかな〜と調べてみたら10年前だった。券をとるのが結構大変だったのでここ数年、なんとなくスルーしていたが、なんとなく久々に行きたくなった。


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建仁寺境内は牡丹がすでに盛りを少し過ぎているところ。


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臨済禅の本拠地に艶っぽい牡丹があるのもまた一興。



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建仁寺の生け垣はほぼすべて茶の木である。4月と言うにもう茶摘みをしてもいいくらいの若芽がでそろっている。そう、ここを興した栄西禅師は中国から禅宗とともに茶の種を持ち帰ったのである。(「鎌倉殿の13人」の時代な)



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禅師の生誕日4月20日にその徳をたたえて毎年行われている四頭茶礼は、彼が持ち帰った中国の禅宗寺院での茶礼様式を伝えるもので、お茶の歴史を勉強していると必ずでてくる。


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(○△□の庭 緑が美しい)


朝9時開始だが、そこは茶人のたしなみ?(病気とも言う)1時間早く行ったにもかかわらずすでに7席目であった(゚Д゚) みなさま一体何時にお出ましだったのかしら?
というわけで副席周りを先にしたのだが、まずは本命四頭茶礼について。



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待合でビデオで次第を解説、、、も時代か?


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(これは11年前に撮った画像)

本来は頭四人にお供がそれぞれ8人で36人でおこなっていたが、コロナのためか今年はお供6人の28人が一席、しかも今年はじめて椅子を導入されたとか。


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番号で席が決まる。四組に並んで待っているところ。


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終了後撮影OK。
正面の栄西禅師の頂相と龍虎図、その前には大きな香炉がおかれて、侍香の僧により香が焚かれ座を浄める所作。


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それぞれの組にそれぞれ一人、計4人の僧が菓子の入った縁高(ピリ辛こんにゃくと紅白の紋菓子)と天目台と茶碗を大きな盆を抱えるようにして出す。ついで浄瓶(じんびん)の口に茶筅を刺して登場、頭には胡跪で、お相伴には立ったまま中腰で湯を注いで茶筅で点てる。その間じっと天目台を捧げ持っていないといけないのだ。

4人がそれぞれきびきびと規則にのっとた無駄のない動きで、見ていて気持ちが良い。大きな盆を抱える所作もかっこいい。10年前は若くてイケメンばかりわざわざそろえたか?と思ったが、10年たつとみなさんそれなりに貫禄がついてはるわね(^_^;



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頭が座る椅子だけに座牌という敷物。10年前は頭に当たったので、これを折りたたむ所作などさせてもらった。


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何席あるのか、次々と次の席の準備準備。修行中のお坊さんは忙しい。


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前は塔頭の禅居庵で点心いただいたが、今回は建仁寺の庭園を眺めながらの食事でこれはとてもうれしい。朝一の法要で、建仁寺派のお坊さん達が全国からおいでなので、そのお姿もちらほら。


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塔頭の久昌院では、裏千家の副席・K先生ご社中。お点前も点て出しさんも全員男子。


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「一花開天下春」は圓能斎の軸、花が雪持草で、今年はじめて出会えた。
一席かなりぎゅうぎゅうに詰め込まれてお点前は全く見えず。ああ、コロナ前がもどってきたな〜という感慨。


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霊洞院の表千家・堀内長生庵席はすでに風炉。マイセンの水指は先だって天龍寺のお席でもでていた。軸が建仁寺管長の「茶養生仙薬延齢妙術」、栄西禅師の「喫茶養生記」の冒頭である。


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こちらの浮島のお菓子は以前もいただいた記憶がある。銘を「柳絮」
楠部彌弌のお茶碗が印象的。笠や振り分け荷物、杖などの旅支度の絵付けであった。


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両足院の煎茶席は花月菴流。


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この両足院は建仁寺では一番よく行っている塔頭ではなかろうか。半夏生の季節のみならず、いろんなイベントの会場になっているから。


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池の向こうの茶室・水月亭、臨池亭でも何回か茶席に入ったこともある。


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こちらの待ち時間はゆっくり庭園を楽しむことができた。


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本日ピカイチのお菓子。蕎麦饅頭なのだが、茶の実の形!秋には建仁寺の境内で一杯拾える茶の実、それを思い出したわ。


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それから祇園辻利さんが野点風に出してはる番茶席で番茶をよばれ、ああ、茶摘みまた行きたい、、と茶摘み娘姿をみて思う。


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駆け足であったが、なかなか楽しい半日を過ごさせてもらった。
帯は建仁寺に敬意を表して「風神雷神図」(建仁寺は俵屋宗達のを所有されている)






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