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2024-05

京都和菓子の会20周年記念・和菓子縁日〜壬生寺 - 2023.06.18 Sun

上質な室礼の中で、季節の粋を集めたような京菓子をいただく、、、がコンセプトの<京都和菓子の会>、主幹の中川典子さんは京都の寺社の建築に、銘木を納める千本銘木の代表取締役であり、銘木師でもある。

コロナの前まで、ほとんど皆勤で会に参加していたが、コロナと、中川さんの本来のお仕事がお忙しくなったのとで、長らくお休みであったが、このたび久々に、和菓子の会20周年記念もかねての特別イベントが壬生寺さんでおこなわれたのである。



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待ってました〜っ!!の感涙にむせぶ。


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イベントは<和菓子縁日>と銘打って、いままで和菓子の会で中川さんに無茶な要求で泣かされてきた、、、(^_^;いや、無茶な要求に応えてこられた和菓子屋さんがせいぞろい。


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各ブースはそれぞれ賑わっている。


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さらに事前予約が必要であったが、2日にわたって和菓子の会のシンポや対談も行われたのである。久しぶりの中川節を聞いたわ♪

中川さんの右隣は東京の高島屋デパート和菓子バイヤーで有名な畑さん。手前の頭は裏千家茶道界の重鎮であり、江戸時代に羊羹で有名だった菓子屋越後屋鈴木の末裔、鈴木宗博先生である。(対談でご登場)
シンポのメンバーも塩芳軒さん、鍵善さん、聖護院八つ橋さん、加えて井筒八つ橋さん、亀屋良長さん、千本玉壽軒さん、、、もう錚錚たる方々で、日頃和菓子にお世話になっている者としては、夢のような共演なのである。

みなさんの共通項は「中川典子被害者の会」(^_^;会員であること。

もちろん冗談だが、過去20年にわたり、今度はここで開催するから、こんなテーマのお菓子を作ってくれ、こんな材料で作ってくれ、と毎回かなり無理な要求を、担当の和菓子屋さんにしていたからなのだ。(会長は千本玉壽軒さんらしい)

それでもその要求にしっかり応え、和菓子の会限定のハイクオリティな見た目も味もすごいお菓子をが毎回できあがるのはすごかった。京菓子界の底力を実感したものだ。
(ちなみにここでいう京菓子は上菓子のことであり、唯一入らないのが八つ橋業界で、所属する会も違うのだそうだ)

いままでの和菓子の会の珠玉のお菓子、昔の写真をちょっと参考までに引っ張り出してみた。(会限定、一回限りのお菓子なので店舗にはない)



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長久堂さん、岩倉実相院にて


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千本玉壽軒さん、、京博にて


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千本玉壽軒さん、京博にて


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ブルーの三角形は、超印象的な極々薄の生八つ橋の皮でできている。聖護院八つ橋さん、秦家住宅にて。


他にも吉田家住宅、元立誠小学校、上賀茂神社、駒井家住宅、、、思えばいろんないいところへ入らせてもらったなあ。
これだけ若手の老舗和菓子屋さんが中川さんの要求に応えられるのも、ひとえに彼女の餡をなめるだけでどこのお菓子屋のかわかるというくらいのキャリアとパワーと人徳である。(淡交社から京和菓子の本も出されている)なだたる老舗の和菓子屋さんを名前で呼び合える仲は、一朝一夕でできたものではないが、うらやましいくらいだ。

シンポでは誂え和菓子を作るご苦労、あるいは楽しみ、ケーキなど洋菓子におされる和菓子業界の今後、など面白すぎるお話もたくさん聞くことができた。これからお店にいってお菓子を買うときも心してもとめるようにしよう、と思った次第。


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講演のあと、賑わう各ブースによってみるが、、、、


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この縁日だけの特別なお菓子は軒並み売り切れ
完全に出遅れたっ!千本玉壽軒さんの十菓十彩(10通りの味と色の琥珀)欲しかったのに。


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10時の開店とともに行列、売り切れ、たのは塩芳軒さんと聚洸さんの兄弟コラボ和菓子。これは他では絶対に手に入らないよ〜。(塩芳軒のお父さんがこのコラボをたいそうよろこんではったとか)



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なんとかゲットできたのが鍵善さんの看板干菓子・菊寿糖の特別バージョン。緑のグラデーションが美しいこれは銘が「夏めいて、、」、、だったかな。





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