池半さんで「茶ト周縁」ふるまい茶 - 2023.09.06 Wed

鴨川も五条あたりに下ると景色がかわってくる。京都タワーもはるかに見える。
鴨川沿いに五条を少しくだったところ、古くは源融の六条河原院があったといわれる場所の近く、、

時々展示やお茶でおじゃまする池半(池林堂半七の茶室/茶藝館)さんがある。(ここにたまに通うようになってこのあたりの鴨川の景色を知った)
今回プロダクトデザイナー三上嘉啓さんの茶ノ周りのもの展示と、堀口一子さん(「茶絲道」主宰・季の雲などで中国茶教室主宰など、時々茶会におじゃましている)によるふるまい茶があると聞いてさっそくやって来たわけだが、、
これだ〜!!
究極の野点用熱源涼炉!
と、池半の万太郎さん席にて。
せんだってこれをゲットして、早速鴨茶で使ってみて、持ち運びの便利さと機能に感激していたのだ。今まで色々ためしたが、これに行き着いた。これをデザインしたのが三上さん、そしてアドバイスしたのが堀口さんだったのね。
あ、でもつや消しブラック。私のは白。鉄瓶をのせてしっくりくるのはやっぱり黒やな、とうらやましく見ていると、黒とグレーを今回新しくつくらはったとのこと。
うーん、黒のスプレーペンキで黒くしようかしら。耐熱スプレーがおすすめですよ、と相客さんにアドバイスいただく(^_^;
ちなみにこれが私のだが、このように紙の箱にコンパクトに収納して持ち運びできるのである。使うときは組み立てて、中にアルコールランプを仕込む。
こちらは池半さんご自慢の鴨川が見えるコーナー、堀口さんの席である。
ちょうど1年前うるわし屋さんとのコラボで旅するお茶の会を万寿通りのギャラリーで開かれた時に行ってからだからお久しぶりである。
この席からは鴨川で泳いでいる(^_^;人の姿も見えたりして、、
ちなみに堀口さんの席では銀瓶に似合う白い涼炉。
うーん、白も捨てがたい。と思っていると、サイズは同じ規格だから白黒組み合わせるのもありですね〜と言うお言葉、黒も買おうかと悩んでしまうわ(^_^;
堀口さんとお菓子屋さんコラボのラズベリー和三盆糖も白茶といっしょにいただく。
このガラス杯は上から見ると州浜型をしているな、と思ったらなんと茶の実の形を表しているそうなんだ。なるほど〜。そういえば家の茶の実もまだ青いけれど、このプリプリの形に実っている。
帰りに朝日焼のマツバヤシさんとすれ違って、あら?と思ったがなんとこの炉を制作した三上さん、先だっての宇治興聖寺朝日焼423展の茶碗のディスプレイを手がけておられたんだ!ガラスとライトを組み合わせた素敵な展示であったなあ。アートの世界は狭い、、(^_^;
帰りに池半さんに行くときはいつも気になっている同じ並びの川間食堂、初めて入った。
エアコンのいらない季節なら、この鴨川が見えるガラス戸は100%開放されて気持ちいいのだが、まあ仕方ないよね。涼しくなったらまた来よう。
帰りはこれもお気に入りの散歩道、高瀬川沿いを七条まで歩く。このあたりも少しずつ新しいホテルなどができてきて景色が変わっていっているので、今のうちに堪能しておこう。
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