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2024-02

東大寺・蜂起之儀〜13年ぶり良弁上人1250年遠忌法要前日 - 2023.10.20 Fri



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二月堂の裏参道を少し降りたところから見える大湯屋、初夏には柳絮を見に来る場所だが、普段は閉まっている扉が開きました!



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10月13日、翌日からの3日間の良弁上人1250年遠忌法要の前日、実に13年ぶりに蜂起之儀が行われた。前回が光明皇后1250年遠忌法要(2010年)前日だったという。


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さて、大湯屋の前で待っていると17時前、僧兵姿のお坊さんたち(若い修行僧かと思ったら、後で聞くところによると、練行衆でおなじみの方々だった!)が8名、やって来た。


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湯屋の中に集合してでなにやら短い決起の言葉?(聞こえない)


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各自それぞれ小さな法螺貝を手にしている。
かつて東大寺一山をあげての決定事項はここで決められたと聞いた。強訴や因縁の興福寺との小競り合いの決定もここでしたのかな。だから「蜂起」という物騒な名前が、、、?


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この蜂起之儀は昔から大きな法要の前日に境内をくまなく回って問題は無いかとチェックした習慣の名残とか。

さて、出発前に大湯屋の前で法螺貝を吹き鳴らす。


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僧兵ひとり一人に松明を持った白丁さんがつく。


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大湯屋から俊乗堂へ行く細い石段を登って、奈良太郎(大鐘)の横をすりぬけ、、


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先日初めて存在を知ったところの辛国神社(天狗社とも)にて、お祓い?修二会でもそうだが、ここらへんは神仏習合。全然違和感ない。


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先頭を行く僧兵さんの懐の奉書が気になったが、よく見えない。後に「僉議(せんぎ・評定)」と書いてあると判明。さらにこの方が教学執事のえらいさん(鷲尾師)と判明(^_^;


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難所の猫段を降りる。


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すべりやすい高下駄なので、ちょっと苦労しておられる。これは大変だ。猫になっちゃう。(猫段で転ぶと来世は猫になるという。わざと転ぶやつもいるとかいないとか)





その難所のご苦労もだが、この下駄の音がいいね。


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大仏殿回廊につきあたったところで北に、長池横をとおる。


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大仏殿の北をくるっと回る。
それにしても足速いこと!あの下駄なのに。


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行列を前から撮ったり後ろから撮ったり、ついていくのも健脚でないとしんどいよ。


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大仏殿を背景に。これは西の壁。


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ここで子安神社に参拝。
これは最近整備された指図堂のすぐ隣であるが、小さくてなかなか気づかない神社。一説には良弁上人が母を祀った神社とも。


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ようやく今月から(東大寺ミュージアムから)お戻りになられた四天王まします戒壇堂の前。時々法螺貝を吹き鳴らす。


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東大寺のスタッフさんが松明の燃えさしを拾って歩いてはった。国宝、重文てんこ盛りの界隈だからね。


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翌日からの法要のため「東大寺」の幔幕がでる大仏殿前。


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幡も下がって大法要ムード満点の大仏殿。


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だんだん日も暮れてきた頃、手向山八幡宮への参道を行く。


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法華堂(三月堂 これも今年は特別に今月国宝・執金剛神が拝める。いつもは12月16日一択)の前を通り過ぎ、、


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二月堂の前、開山堂の前を通り過ぎ、、、


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二月堂登廊の下を通って裏参道へ。


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そして一周して大湯屋へ帰る。
これにて儀は終了である。


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行列を作って本坊へお帰りになるところをお見送りする。1万歩は歩いたな。足痛い。(途中で穴ぼこに足突っ込んでこけたし(^_^;)
それでもほんまに貴重なものをみせていただいた。次回はいつになるか、、あるとしてももうついて歩くのは難しいかも、、、と思いつつ。


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帰り道大仏殿の回廊の隙間から見た図。すっかり法要の荘厳ができあがっていた。
明日から3日間、法要の無事を祈る。(参拝はできないけれど)


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歩いた道順を記憶をたどりながら書いてみた。間違ってたらゴメン。



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