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2024-05

弥生雑記2024 - 2024.03.31 Sun

修二会ロスがまだまだ続いている三月、こぼれてしまった日常の楽しみのいくつか。


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今年もおでましお雛様、私の初節句のものだから十分骨董(!?)
飾り方はお内裏さまと五人囃子以外は自信がないので毎年好き勝手。(だから文句は受け付けません(^_^;)


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これは京都に来てから新しく買った犬筥さん。
子供を守る狛犬のようなものと思ってください。



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なにせ骨董なので紛失した道具も多く、新たに買い足すのも難しく(セット販売がほとんど)使える物はつくろってなんとかもたせようと思う。あと何回お雛様にめぐりあえるかな。
(写真はお内裏様の檜扇)


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これも毎年だすお手製の吊るし飾り。ようこんなん作ってたわ、若い頃の自分。
市松さんと抱き人形は娘の誕生の時、母が贈ってくれたもの。


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京都文化博物館の「COSTUME JWELRY」展行ってきた。いわゆるハイジュエリー(貴金属や宝石を使用)とちがって、素材もガラス、金属、模造真珠、、、とぐっと市民的。ただデザインはアールデコっぽかったり、アヴァンギャルドだったり、今の日本ではこれ付けこなせる人あまりいないと思うよ。ちょっと前にトリファリのネックレス(貴金属でない金属、模造真珠使用)集めたことあったが、(ほとんど身につける機会無し)これはとてもシンプルで洗練されてて好き。(お値段も財布にやさしい)

*トリファリ:アメリカのコスチュームジュエリー会社 20世紀初頭〜 
       アイゼンハワー大統領夫人が愛用したブランド。



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とはいえ、ジュエリー類には最近よばれてないので、私はこの食べる宝石の方がよい。



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ハラペコラボさんの「鉱物のをかし」
要するに琥珀なのだが、造形が宝石〜とあと味もバリエーション豊か。以前F子ちゃんの句会で使ったことある。


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奈良ホテルのすぐ近くにある町家藤影堂さん、ポストカードやギャラリーとして使われている。ここで書展をひらいている知り合いの奥田美穂さんを訊ねる。


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場所はならまちの一画だが、観光客がほとんど入り込まない場所だ。(それでも書に興味ある外人さんはおいでになる)


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昔ながらの町家のつくりで、奥には小さな庭もあり、空豆やインゲン豆も育てておられるオーナーさん。ひょんなご縁でこちらで個展されることに。



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今回は軸装までご自分で手がけられたそうで、薄い色つき和紙を石垣張りみたいにして完成した軸の上下、字とあいまってとてもよかった。
ここでお茶友さんとばったり!かれこれ1時間近くおしゃべり、ご迷惑をおかけしました!それくらい居心地のよい空間だった。



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かえりにならまち南の端にある恒例七福食堂でパルフェ!
ここはスイーツ提供中止を2月末〜3月14日まで。この日程聞いてわかるひとはわかる。そう、パルフェ担当のご主人さんは修二会で仲間(ちゅうげん)として参籠してはったのだ。



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またまた奈良になるが七福さんからも近い璉珹寺さんの「京終サロン」へ。
コロナ禍中はオンラインで見ていたが、前回からリアル参加。


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月によって講師も様々な分野からこられるが、この日は先だって明恵上人をたどる和歌山バスツアーでガイドをされていた西山厚先生!西山先生againでうれしい。


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オンラインで流す準備も万端。

テーマは志貴皇子と光仁天皇の父子。
実は奈良豆比古神社がおふたりのゆかりであるので、そこら辺はある程度勉強していたので復習できたのと、新たなその時代の空気の発見もあって、今回も学習、色々知識が増えることは楽しい。
それにしても志貴皇子は天皇にはなれなかったが、誰でも知っている(教科書に載っている)歌をたくさん作ったことで、より後世に名を残し、また(殺し合いの)政争からはなれて文学芸能の世界に没頭できて彼は幸せだったんじゃないだろうか。


 いわばしる たるみのうへの さわらびの もへいづる春になりにけるかも

 うねめの袖 ふきかえすあすか風 都を遠み いたづらにふく



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吊り下げ型の灯火器をいくつか持っていて、今は床に置いてつかっているが、なんとか吊れないものかと考えて、二重折れ釘を購入。腰掛け待合の上に設置し、灯火器吊り下げてみた。


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夜、、、うん、なかなか上出来自画自賛。



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銀閣寺門前の橋本関雪記念館・白沙村荘へ。
知り合いの若い造形の才能が集う会。コロナで中断していたが今年久々に復活。


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関雪がアトリエにしていた採光抜群の存古楼
ここで日本画、陶芸家、木工作家、塗師、などの若手の作品を展示。


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庭園の中に池に面してある茶室(六畳+台目小間)にて、世話係のNJさんが茶席をもうけてくれた。
ここで一服、庸軒の「喝」の一文字はよかったなあ。お茶碗は参加している茶友のA君の茶碗がずらり。木工作家のNさんの躑躅の杢という大変珍しい板から切り出した茶杓など。



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帰りに茶室の反対側の四阿茶室をのぞく。


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や〜、ここでお茶会したいわ〜と言ったら、たくさんの人が乗ったら畳が抜ける、、そうで(^_^;
残念。


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海を渡って(国内(^_^;)夕ざり茶事に招かれる。
またまた懐石料理、創作料理作られるのに力はいるご亭主である。
食材がわからない、でも美味しい!というの珍しい食材がいっぱいでてきて、この方もどれだけ鍋釜を持っているのだろう、、、とびっくり。

たとえばウェルカムドリンクは梅酒かな?と思って飲むと、違う、、、アルコール分なし、でもどこかで知っている味、、、と思っていたらトマトからにじみ出た液体(ほぼ無色)だとか!


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茶碗蒸しも二層になっていて(怪我の功名とおっしゃったが)、玉子の下に淡い緑色の豆のペースト。


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煮物椀には、この土地名産のタマネギのとろとろ。
太刀魚をパイ皮で包んだモノもあり、、


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お魚のお皿にぼんたん!
箸洗いに梅干しの天神(核の中味)


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飾ってくださっていた大きなお雛様の七段飾りの重箱に、お手製のお菓子を。黄身餡もすごいが、それに蕗をすり込んでいるとはプロやわ〜。



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広間で台子の濃茶をいただき、小間に移っては炉、これがあたたかくて居心地の良い部屋だった。前席の香合が狸だったので、今度はお狐さん。最後に狐のお面で見送っていただいて、すっかり狐狸にだまされたような、夢のようなふわふわのひとときでした。ありがとうございました。



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お庭の風景。もっと暗かったのですよ。ここは夜は星しか見えない場所なので、よけいに灯火が妖しく美しいのです。



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