fc2ブログ
topimage

2023-10

ほとんどカオス・初弘法〜東寺2014 - 2014.01.26 Sun

外国人に弘法市ってどんなのか説明するのに、一言でいいあらわせば「Caos〜混沌」。


P12100021.jpg

毎月21日に東寺でひらかれる弘法市はたぶん京都で一番大きい市。それも1月は初弘法なのではんぱなく人が押し寄せる。


P12100051.jpg

入ってしばらくはおしあいへしあい、なかなか前へすすめなかった( *´д)/


P12100201.jpg

で、売られている物がカオス。なんでもあるよ〜、、、というか、なんでこんなものまで〜という物の方が多いかも。

P12100221.jpg


手作り市的な店もあれば、

P12100271.jpg

何屋さんなのかよくわからない店とか、、、、


P12100401.jpg

よくわからない店とか〜、、、(^_^;
(なんで圧力釜???)


P12100531.jpg


これはみうらじゅんさん言うところの「いやげもの(もらって迷惑な土産物)」のたぐい?


P12100471.jpg

「は〜い、よく切れるのをこうてってや〜。」と言いつつすっぱんすっぱん包丁で紙をきるオヤジさん。


P12100331.jpg

結婚式の白無垢、打ち掛けまでだれが売り飛ばすんだろう(´д`ι)


P12100291.jpg

とりあえず私が用があるのは茶道具なんだが、全然目利きじゃないのでこれはお特なのか、カスなのか、わからん。


P12100501.jpg


十三代寒雉の極めのある釜。う〜〜〜ん????鐶付は海老でなかなかいいけどちょっと値段ようきかんかった。

P12100481.jpg


この鉄風炉もな〜。やっぱりこういうところで掘り出しもんをみつけるには相当な鑑識眼が要ると思うよ。


P12100311.jpg

このおじさんたちいつもこの場所に店だしてはる。前来たとき飾り火箸4000円だったのに、今回7000円〜!ええかげんな値段の付け方!そこはうまいこと値切る人は上手にするんでしょうが、私はネイティブ関西人じゃないので値切りは苦手なのだ。


P12100061.jpg

先日細見美術館で見た「櫛・簪展」が印象に残っていたので、ここはちょっと興味深くのぞく。やっぱりちょっといい細工だな〜と思うと相応のお値段はしますねえ。(しかし、そんなものが露店で売られているのもおどろき)


P12100361.jpg


自称・北朝鮮から来た李朝もの売ってるおじいさんもいてはった。今回はちょっと適当なものがなかったな。


P12100091.jpg

いつも感心するのは、、、一体どうやってこんなふうに車停められるんだろう???


P12100301.jpg


それにしても皆さん、リュック姿が多い。買う気まんまん。両手に大きな戦利品のビニール袋をぶらさげて帰途につく人もあり。


P12100571.jpg

あ、三度笠みたいなお人もいるわ。

で、歩き回っていると当然小腹もすくわけで、ここは虫やしないを。


P12100431.jpg


私はチジミを愛用しているけれど、食べ物にはことかかない弘法市、うどん、おでん、たこやき、やきとり、、、なんでもあるよ。


P12100611.jpg

市の北側には園芸コーナーがあって、気になったのは苔。杉苔もあれば銀苔もある。たぶん園芸店よりいくぶんお安いと思う。


P12100661.jpg


そこで乾燥にもつよい這い苔を4箱購入。箱のまま持って帰るのかと思ったら、なんとビニール袋にどさっとうつしかえてわたしてくれた。


P12100651.jpg

帰りは大人気の東寺餅をわすれず購入。


P12100671.jpg

さて、這い苔、庭の苔がハゲチョロになったところへ。

ビフォアー。


P12100681.jpg


アフター、、、、って全然足りんじゃないか!!
買い占めるべきであった、、、ヽ(´Д`)ノ


P12100691.jpg


ま、いいか。
お茶点てて東寺餅、いただこう。雪餅にくるまれたとても上品な甘さのあんこは絶品。餅屋さんでこんな上等なお菓子が手に入るのは、やっぱり京都だなあ。








関連記事

● COMMENT ●

うわ~、鉄瓶がいっぱい!苔もいっぱい!
でも、目が効かないのでなかなか掘り出せませんねえ。
這い苔は苔玉にもいいんですよ。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

vuvasan様

で、結局やはり茶道具は何も買わず〜、、でした。でも雰囲気を十分楽しめるのが弘法市のいいところですよね。這い苔は丈夫なはず、、、なのに、いままでさんざん枯らしてきた私、、、、^_^;

鍵コメ様

そこまで言っていただけるとうれしくて恐縮です。
京都在住とは言え、ほとんど観光客スタンスですので、京都の楽しみをシェアしていただければ本望。
今後ともよろしくおつきあいのほどを〜m(_ _)m


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://cherubinpriel.blog.fc2.com/tb.php/224-982d2989
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

寺町・阿弥陀寺 «  | BLOG TOP |  » 睦月雑記・2014

最新コメント

プロフィール

しぇる

Author:しぇる
京都へ移住する前から書いているブログなので、京都移住後もタイトルに愛着がありこんなタイトルです。でも「もう・住んでる・京都」です。旧ブログから引っ越ししてきました。

最新記事

カテゴリ

未分類 (14)
茶の湯 (385)
茶事(亭主) (82)
茶事(客) (172)
茶会(亭主) (17)
煎茶 (9)
京のグルメ&カフェ (94)
町家ウォッチング (10)
弘道館 (7)
岡崎暮らし (108)
MUSIC (4)
能・歌舞伎 (65)
京都めぐり2023 (29)
京都めぐり2022 (29)
京都めぐり2021 (30)
京都めぐり2020 (19)
コロナ緊急事態宣言下の京都2020 (12)
京都めぐり2019 (28)
京都めぐり2018 (20)
京都めぐり2017 (30)
京都めぐり2016 (34)
京都めぐり2015 (34)
京都めぐり2014 (39)
京都めぐり2013 (36)
京都めぐり2012 (6)
本・映画 (14)
美術館・博物館 (138)
奈良散歩 (129)
大阪散歩 (1)
着物 (8)
京の祭礼・伝統行事 (60)
祇園祭2023 (9)
祇園祭2022 (11)
祗園祭2021コロナ下 (5)
コロナ下の祇園会2020 (1)
祗園祭2019 (18)
祗園祭2018 (11)
祗園祭2017 (17)
祗園祭2016 (18)
祗園祭2015 (16)
祇園祭2014 (13)
祇園祭2013 (14)
修二会2023 (10)
修二会2022 (8)
コロナ下の修二会2021 (6)
修二会2020 (5)
修二会2019 (3)
修二会2018 (4)
修二会2017 (4)
修二会2016 (3)
修二会2015 (3)
修二会2014 (3)
修二会2013 (3)
その他の町散歩 (10)
京都和菓子の会 (4)
ソウル紀行2023 (3)
イスタンブール・カッパドキア紀行2013 (8)
英国田舎紀行2015・湖水地方とコーンウォール (7)
パリ紀行2014 (7)
ノルウェー紀行2016 (4)
古筆 (1)
ポルトガル中部〜北部紀行2017 (7)
京都でお遊び (13)
ギャラリー (4)
暮らし (13)
中国茶 (48)
京都の歴史・文化について勉強 (3)
過去ブログ終了について (0)
猫 (1)
滋賀さんぽ (21)
オランダ・ベルギー紀行2018 (9)
ニュージーランド紀行2019 (9)
台北旅行2018 (3)
高野山 (2)
骨董・工芸品 (1)
東京散歩 (2)
諏訪紀行2021 (4)
金沢さんぽ (1)
御所朝茶 (4)
有田2022 (1)
熊野三山巡り (2)
兵庫さんぽ (1)
太宰府 (2)
丹後旅行 (3)
仕覆制作 (3)
信州旅行2023 (2)

月別アーカイブ

検索フォーム

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QR