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2017-07

上七軒〜北野天満宮〜天神さんつながりで菅大臣神社 - 2014.02.13 Thu

春まだ浅い上七軒。


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今出川からの入り口にある、なじみの(?)瓦屋さん。鍾馗さんも扱っておられます。


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石畳のみちは花街らしくどこかあでやか。舞妓ちゃんの出待ちでカメラをかかえたおぢさんたちも三々五々たむろしておられます。ここではわりと高い頻度で素の舞妓ちゃんに会えますよ。


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上七軒にある町家のがま口屋、まつひろ商店さん。このお店も石畳の道に花を添えていると思う。


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こちらの二階は和こころというギャラリーになっているのですが、本日のお目当てはこれ。「おぐらみゆきXまるおかみか・版画と人形展」。(MI様のご紹介。ありがとうございます(^-^) )

人形がすごかった。ホリヒロシとか辻村ジュサブローさん系で、人形の着物はすべてアンティーク着物の端布。何が一番感動したかというとその髪の毛!丸髷、太夫の兵庫髷、島田髷、舞妓さんの割れシノブ髷、、これらをみんな木綿の糸で実際に結ってあるの。生え際は糊で付けているとお聞きしたが、どうも地肌から生えているようにしか見えない。ご本職は別にあって、趣味でやっている、、とおっしゃるにはレベル高い。
で、版画はどこ?どこ?と思っていたら、人形によりそうように立ててある一升瓶のラベルがみんなオリジナルの版画だったので、二度ビックリ!


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さてまた石畳の道にもどって。


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ここには和菓子の老松さんもあります。


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西方尼寺。
かつて裏千家五代・常叟の娘が尼さんとして入ったゆかりから、上七軒の舞妓ちゃん、芸妓はんはここで裏千家のお茶を習いに来ています。。秀吉の北野大茶会の時に、利休が用いたといわれる利休井戸も有名。ここは大学時代、茶会の案内を持っていって入ったことがありますが、知っていたら拝見したのになあ。(当時はほんまにモノを知らんかった)


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この石畳の道の西のどんつきはご存じ北野天満宮。


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梅は、、、まだまだつぼみがかたいですなあ。


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境内にある秀吉公ゆかりの長五郎餅屋さんで一服。この建物はもともと茶所(参詣の人に茶をふるまった場所で今でも大きな神社仏閣にはあるよ)だったのかもしれないな。


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ちゃんと手あぶりには炭がつがれ、お餅はとても上品でおいしい(^o^)



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天満宮をあとにして、上七軒の石畳通と約15〜20度の角度をもって交差する五辻通へ。


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ここは西陣まっただ中なので、こんな風に糸繰りなどの織物の道具を屋根に飾っているお家も。(機械化された今ではもう使われなくなった物達でしょう)



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五辻通りに来たらここ、町家カフェ・ひだまりさんでお茶する。


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正しい町家。格子窓、舞良戸、(ここには写っていないけれど)通庭に火袋。萌えますわ。


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右手の茶色の紙は西陣織りのジャガードの紋紙。(文様の設計図のようなもの)さすがここは西陣。


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まあ、正真の町家は冬さぶいと相場は決まっているので、ここにはちゃんと各席に湯タンポと膝掛け完備!うれしい心遣いです。

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よもぎ茶をいただくが、味は苦めのカモミールティーといったところか。このあと寒い外に出ても体がほかほかだったのは、このお茶の薬理成分のせいかもしれない。




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西陣から、今度はいきなり鉾町へ飛びますが、これも天神さんつながりってことで。なにせこのあたり(仏光寺上ル西洞院東入ル)菅公のお屋敷址でその名も菅大臣町という由緒正しい町なのです。(まちがっても○主党の元大臣ではありませんよ)鉾は岩戸山と船鉾あたりかな。


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近くには蔦がからまってアーチ型の窓が美しい旧成徳中学の学舎(平成になってから閉校)もあります。


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入り口は狭いのでほとんど見落としそうですが、これは仏光寺側の入り口。菅公は死後、平安時代最強の怨霊とされているので実はあちこちでお祀りされている。でもここが本家本元。


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なんとなればここは菅原道真公のお屋敷のあとといわれているから。この神社は白梅殿とよばれた場所に立っているとか。この境内に太宰府まで一夜でとんでいった飛び梅があるはずなんですが、未だ咲いていないのでわからない、、、。太宰府の飛び梅は立派な大木だったけれど、ここのは地味なんかなあ。まあ梅の魂はあっちへいっちゃったからね。

  東風ふかば においおこせよ 梅の花
            あるじなしとて 春を忘るな



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ここは月釜もおこなわれていて、たまたまその日だったのでふらっと立ち寄る。しかもたまたま裏千家の先生の席。

たいがいの有名処の月釜は大広間にぎゅうぎゅうに詰め込まれて、お道具も手に取ることはできず遠くから眺めるのみ、、、という感じなのですが、ここはちゃんと露地草履で露地をとおって席入り。茶室は四畳半でお客さんも10人前後、茶器も茶杓もちゃんとまわして拝見できました。いいですよ、ここ、穴場です。ただし日程は不定期なので神社にお問い合わせ下さい。


で、またまたたまたま、、、(^_^; 長いこと会っていなかった茶友の社中だったんです〜。なんでこんなところに!?とお互いビックリ。これまた楽しい茶縁というもの。


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こちらは西洞院側の入り口。「菅家邸址」の碑があります。


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同じく仏光寺をはさんだお向かいの民家の門にも。こちらは「紅梅殿」の文字も。


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そう、このお家の奥をのぞきこむとどんつきにある神社が、これも菅公邸にあった紅梅殿址にたつ紅梅殿神社なのです。

まもなく菅公が享年59才でこの世を去った祥月命日2月25日(梅花祭の日)が梅の花の開花とともにきますね。というわけで今回の町歩き、菅公つながりで終えることにします。
それにしても歩くだけでいろんな歴史を垣間見られる町、京都はおもしろいですわ〜。


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● COMMENT ●

こんにちは、しぇる様

ご挨拶が大変遅れてしまいました。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
いけこin岡山でございます~。
義母の術後の経過もよく、ただいま、義父のパソコンを借り、久しぶりに御ブログへ。
今朝は岡山も雪でございました。
雪の岡山城をみてみたかったのですが、そうもいかず(笑)。

ひだまりさん、新居に近そうですので、京都にもどりましたら、今度お出かけしてみます。
桜の頃には、拙ブログも更新できればいいなと思っています。
一時お休みしているお茶のお稽古も、再開したいです。

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いけこ様

ほんとうにいろいろとたいへんたいへん。ご苦労様、ご苦労様m(_ _)mです。
いけこさん、お体壊さないようにね。
岡山は京都よりは気候が穏やかなのでおすごし安いのでは?
私も来週末帰岡予定です(友人のお茶事で)(^◇^)
ちなみに岡山城は旭川ごしに遠景でみるのがよろしいと思います。(^-^)b

西陣あたりにはひだまりさんほか地元の人が愛するお店がたくさんあるようで、うらやましいですわ。

鍵コメ様

情報をありがとうございました〜!
とてもよかったです。
ところでクシャミでませんでした?(^-^)v

しぇる様、こんにちは

昨日は、大変な雪でございました^^;

御住まいの辺り、積もったでしょう


本当は、午後

法然院さんの雪景色を撮影にいく予定でしたが

どうしても外せない用事が入り

泣く泣く、諦めました><

もう、一回ぐらい雪、降らないかな・・・


話は変わりますが

山本兼一さん、亡くなってしまいましたね・・・

映画としては

「利休に尋ねよ」が遺作に

作品としての

「花鳥の夢」も、なかなかの力作

残念でなりません・・・

高兄様

私は昨日、京都よりも雪深い、、、というか道がえらいことになっていた奈良におりました。
でも奈良公園から興福寺、東大寺、めったにみられない雪景色を見ることができて大満足です。ちなみに若草山は雪吹雪でちらっとも見えず。

山本さんの訃報にはショックでした。あまりにもお若い。それにお気に入りの「とびきりやみたて帖」シリーズがもう読めないのかと思うと、、、、
2年前、山本さんの講演を目の前で聞きました。そのとき「風邪で咳が出て調子が悪くて、、、」とおっしゃっていたときには、もしかしてもう病魔に冒されていたのかも、、、と思うとたまりません。
ご冥福を祈ります。

本当に私も山本さんのファンでしたので とても残念でショックを受けている一人です。
もう新しい本は読めないのですね。

ひいらぎ様

ほんとうに残念です。

しぇるさん、再び、こんにちは

>「とびきりやみたて帖」シリーズがもう読めないのかと思うと

そうそう、それも有った!

短編の連なりであるだけに

どの話も、筋が練れているというか

一遍、一遍、読み終わり

すーっと、こちらまで、気分がすっきりしましたなぁ^^

わたし、初めて「千両花嫁」読み終わった時

ちょうど、1話分、巧く45分ぐらいに脚本まとめられるだろうし

NHKさんの金曜時代劇ドラマにでもすれば、良いだろうにと

本気で思ったことでした

はて、配役は?

ゆずは、真之介は?坂本や、高杉は誰が良いかな?

想像しただけで、愉しかったですよ^^

高兄様

そうそう!
私も金曜時代劇にぴったり!と思っていました。
どの俳優さんが、、、となると、最近の若い人はわからなくて〜(^_^;)
どうも単行本の表紙の絵がころころっとしているので頭の中ではちょっと太目のゆずと真之介になってました。

いままで刊行された物の中で、追悼というかたちでもいいからやってくれないかな、どこかのTV局。(NHK第一希望)


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