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2017-06

きさらぎ雑記・2014 - 2014.02.21 Fri

公私ともに忙しくてピ〜ンチです(^_^;)

如月の、記事にしなかったこぼれた写真をあつめてほんまの「雑」記です。おつきあいのほどを。


<その1> 妙心寺・大法院

京の冬の旅にて特別公開中の塔頭です。(今回初公開)真田幸村の兄、大阪冬の陣・夏の陣で幸村と(真田家をどちらかが残すために)袂を分かった兄・信之の菩提寺。

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ここはなにが見所といって禅寺にはめずらしい露地庭です。妙心寺は臨済宗のお寺なので、たいていの塔頭のお庭は枯山水なのですが、ここは茶室の露地としてのお庭。左手の建物が茶室「有隣軒」。四畳半で貴人口というか一面が全部障子なのでかなり明るい茶室でしたわ。


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そして露地にある揚簀戸(あげすど)に感激〜!裏千家にもあるらしいけれど実物見たのは初めて〜!



<その2> 茣蓙


その妙心寺からの帰り道、妙心寺道を東へあるいていたらこんな畳屋さんを発見!


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店の中ではおじさんが畳表を作ってはった。で、表に無造作に置いてある茣蓙にすいよせられる。一畳分のしっかりした茣蓙。縁はないけれど、なななな〜んと!200円!


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これは買わいでか!今年の夏場に湿し灰を作ろうと思っているのだが、灰を天日干しにするのに茣蓙がいるのよね。ゲットしたからには作らねば、湿し灰。重労働らしいけど。
でも、この茣蓙、しっかりして200円にしてはちょっと上等なのでもったいないかな〜、、、



<その3> ホリヒロシさんの着物


人形師のホリヒロシさんの着物を40代のころ誂えた。


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兎やら独楽やらカワイイ小紋でお気に入りだったのだが、この歳になると若干かわいらしすぎるかな〜、、、、もっと年いったらかえって着られるようになるかもしれないが、今は中途半端ななにも似合わない年齢なのよ。でも虫干しのかわりにお化け(節分)のときに着ていった。本当の自分とちがうものに化ける、、のが趣旨だから、小娘にでも化けたと思えばいいか。


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大切にとっておいて孫娘の十三参り(何年先や^_^;)の時に着せやう。



<その4> 鴨東まちなか美術館


2月初め骨董・古美術の町、新門前・古門前あたりでまちなか美術館が開催された。


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鴨東の古美術街を屋外美術館に見立てて、古美術商54店舗がそれぞれ自慢の逸品をショウウィンドウに飾って見せてくれるというもの。もちろん見るのはタダ!よ。


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この緑の茶壺が参加店の目印。マップを片手にそぞろ歩き。なるほど、これは楽しい!主に茶道具にどうしても目が行ってしまうのだけれど眼福眼福。なにせ普段は敷居の思いっきり高い店の中奥深くにはいらないと見られないものばかりでしたから。


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気に入ったお店があれば当然中に入って物色するもよし、余裕のある方は散財するもよし。(ちなみに私も某店でざんざ〜いf(^ー^; )

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散歩の合間にはこんなかわいこちゃんに出会ったりもする。


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お腹が減ったので骨董街にある原了廓のカレーカフェRyokakuさんへ。


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九条葱と鶏唐揚げのカレーをいただく。芸術的な盛り方。黒胡椒で有名なお店だけにスパイスがきてておいしい!


<その5> 映画「父は家元」


ごく短期間、プチシネマでのみ公開だった映画にすべりこみセーフ。


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遠州流茶道家元とその家族の四季の日常を追ったドキュメンタリーで、内弟子となった家元次女がナレーションというもの。もっとファミリー的なものかと思ったら、どちらかといえば茶道そのものの紹介と言った感じ。それでもこんな映画が撮れるのは、コンパクトな規模で、家元と弟子との距離が近い流派ならではでしょう。(某メガ流派では考えられんな)

茶室+露地をそのまま超高層ビルのワンフロアに完璧にラッピングした聚想庵にはぶっとびました。すごい発想の転換だわ。東京ならではの茶室なのね。

数年前、薬師寺の花会式で遠州流の御献茶を拝見しましたが、お運びしていた小学生くらいの息子さん(後嗣)が高校生くらいになっていて、時のたつ早さを感じる。内弟子となり、修行をはじめた次女さんもですが、息子さんもしっかり自覚を持って後を継ごうとしている覚悟のほどが感じられました。

この映画、劇場は小さくても良いから、もっと長くやってほしかったな。しかも1日1上映だけというのもちょっと悲しい。



<その6> 冬のお茶のお稽古


冬のお茶のご馳走と言えばやはりカンカンに熾った炭の景色でしょうか。


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その炭をたっぷり味わえる大炉の季節。普通の炉の一辺が1尺4寸なのを1尺8寸にしたもの。酷寒の時期だけのごちそうです。その中でも炭手前、わけても後炭は炭斗の代わりに焙烙を使って、くるくるまわすとても風情のある手前。社中ではなかなかさせてもらえないのが難点。


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廻り炭もやはりこの季節がいいな。炭を持つ火箸で手がつりそうになるけど。巴半田の灰で「巴」をわりとうまく描けるようになりました(^_^)b


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お菓子はおひなさん。そろそろ出さないといけないけど、うちは旧暦(4月3日)でやるから。


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おひなさまにつきものの雛あられ。(ほんとうは「おいり」ですが)ほんのり春のここちがしてきましたね。



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● COMMENT ●

妙心寺の珍しい茶室にはいつもは見られないのですね。来年 行けたら行きたいです。

新門前は楽しめたようですね。よかったです。以外に入りやすくなかったですか?
ほとんどの人(私もその一人)は何も買わずに眼福だけですよ。
そうやって目を肥やし いつの日か お値打ちな品に出会ったら すかさず求めるのです。

「父は家元」の映画は見たかったのに見そこねました。もう一度やらないかしら?
去年 孤峯庵の遠州忌で家元にもお目にかかっているし 私も薬師寺さんでも献茶を拝見しているしね。

美味しそうなお菓子ですねえ。食べたいなあ。

ひいらぎ様

いやあ、なかなかあの骨董街は敷居がたこうございます。^_^;
京都大アンティーク市に出店してはったお店があるので、そこは入りやすかった。
K古美術にも行って見ましたよ。先生はご不在でしたが。

「父は家元」はDVDがでてました。

おやおやK古美術店にも行かれましたか。二階もご覧になられましたか?
勉強になると思いませんでしたか?
私はいいものがあると思っております。
京都大アンティーク市に出店している店は私は内容の割に高いなあと思っているのですが。
もちろん名前を知っているから 入りやすいでしょうが。
ラリックの店は見られましたか?私はあちらを時々覗きます。きれいですよ。
もちろん見るだけです。

ひいらぎ様

二階にて、とても魅力的なお釜の前で、財布をのぞいてため息をつきました。σ(^◇^;)

二階にもいいものがありますでしょう。
私はいつも値段表をヒックリ返し フムフム 買えませんねえと見ているだけですの。
見るのはただです。目を肥やさないと。(そのせいか私はお肉ばかりついてしまった!)

ひいらぎ様

贅肉に関しては人の事をとやかく言えません(-_-;)

しぇるさん、こんにちは

今月もアグレッシブに、京都散歩されていたんですね

冬の特別公開の

大法院さん

私の知る限り、冬の公開は初めて

雪が降った日に、わたしも行ったんですよ^^(記事としてはボツりましたが)

雪の多かった如月でしたが

そろそろ、春に向かいますかね♪

高兄様

そうそう、大法院さん、冬の旅初公開と書いていましたわ。
あの大雪の日に行かれたんですか?う〜む、きれいだったろうけれどせっかくの露地が見られなかったですね。
この冬の雪ももう終わりでしょうね。今年はたくさんの雪景色の写真を撮ることができて、高兄様にとってよき冬だったことでしょう。


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