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2017-10

酬恩庵一休寺・月釜〜弥生 - 2014.03.04 Tue

京都市内から車で小一時間、京田辺は一休さんゆかりの酬恩庵。一休寺というほうが通りがよいかな。


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一休禅師が88才の生涯を終えるまで、最愛の森侍者と過ごされた草庵。一度行きたいとは思っていたけれど、どうせなら月釜のある第1日曜日に。


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弥生になって木々の芽が少しふくらんできたので、枯木が薄紅色に色づいてみえる良い季節になりました。


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入ってすぐの所に一休さんの眠る廟がありますが、なんと菊の御紋が。ここだけ宮内庁管轄なのです。だから中へは入れません。一休さん後小松天皇御落胤説にのっとっているわけですが、それって一休さん的にはどうなの?決してその血統が愛されたわけではなく、その人柄が庶民に愛された方だったのになあ。




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この中門は京都市指定文化財。

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こちら重要文化財の本堂。15世紀に足利将軍家によって建てられたもの。


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ひさしの裏がまたすごい!美しいリズム感を感じる。

ここはもともと13世紀に南浦紹明(虚堂智愚の法嗣、弟子に大徳寺をひらいた大燈国師など)が開いた妙勝寺というお寺だったのが、元弘年間(14世紀)に兵火にあって衰退していたのを、1456年に一休宗純が草庵を結んで中興したお寺なんだそうです。宗祖・紹明の遺風を慕い、師恩に酬いるという意味で酬恩庵と号す。


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これは肖像画からおこした一休さんの像ですね。なんとなく風狂の人、といった感じ。一休さんは70代の頃大徳寺の住持を任ぜられるも、ここから通ったそうですよ。50才も年下だった盲目の美女、森侍者さんのそばをはなれがたかったのでしょうかね。



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さて、こちらの茶室・大雲軒で月釜。裏千家の先生がご担当。畳の広さとしては六畳台目になるのですが、台目畳が床脇の貴人畳になっているため、点前座は丸畳。周りに四畳の相伴席付。

釣り釜に海松貝の炉縁、雪洞の蓋置や蛤の香合などお雛様の御趣向で。数茶碗が掛け分けの膳所焼だったんですが、それぞれにお雛様にちなむ絵がかかれていて(鼓、桃、手鞠、など)すてきでした。


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正客さんには覚入の赤楽でしたが、お詰めさんには永楽の伊勢物語の絵付け茶碗。これが男女に鶏、という図で、後で調べたらどうも一四段らしい。「夜も明けば きつ(水桶)にはめなで くたかけ(クソ鶏^_^;)の まだきに鳴きて せなをやりつるかな(夜も明けないのに鳴くからあの人が帰っちゃうじゃないの)」

お点前さんは大振袖のうら若い乙女だったので、お雛様らしいあでやかさが。(でももうちょっとお点前はちゃんと勉強しようね^_^;)


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お菓子が旭伸という生駒のお菓子屋さん製。名前を聞いたことがなかったのだけれど、だされたなたねきんとん、メチャクチャおいしかった!餡だけでなくて芋か栗がはいっているような味で出色!


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席が終わって境内にもどるとそこはかとなく春を感じる景色。


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こちらの一休さんはトンチの一休さんのようです。このかわいらしい顔は年とってもあんな顔(ゴメン)にはならんやろ〜とツッコミをいれつつ歩けば、、、、


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あはは、、、このはしわたるな。
ちゃんと堂々と真ん中を渡りましたよ。


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この鐘楼も重文。他にも庭園があったらしいのだが、気づかなかった(×_×)次回また来るときの課題としよう。


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    水底に 去年の色を とどめたる 楓の葉にも 春きにけらし


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● COMMENT ●

一度は行きたいと思いつつ、なかなかこちらまで足をのばせません(^-^;
初めて一休宗純像を見せて頂きました。
どこかで見たことがあるようなお顔に親近感を覚えます(^^♪
酬恩庵と単伝庵、いつか必ず行きたいな~と思っているんですよ。

こまち様

単伝庵ってお寺もあったんですね。らくがき寺とか。実はこのあとその近くまで行ってたのですが知らなかったので寄りませんでした〜。残念!
私は次回は石清水八幡宮、めざします。
一休さんには有名な肖像があるのですが、無精髭に蓬髪にちかい髪、ちょっと露悪的なお顔をされていて、こんな肖像画他にはないやろな〜という感じなんですよ。ここに来て、見逃したNHK大河の「花の乱」見たいなあと思いました。(あれ若かりし頃の野村萬斎さん、でてたんですね〜)

 うら若き頃、ここで先生が釜を掛けられてましたので、何回かお点前させてもらいました。きっと「もうちょっと勉強しようね!」のお点前でしたが・・・(笑)

花咲おばさん様

花咲さんの先生は本当にいろんなところでお釜をかけてはったえらい先生だったんですね。花咲さんの振り袖姿、ちょっと想像してみました(^ ^)


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