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2017-08

白川さらさら茶の湯めぐり - 2014.03.26 Wed

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(左手の家が改修に入っていてやきもきした町家の完成形ですよ!)


東山三条付近、このあたりを流れる白川は、祗園あたりの白川とはまた少しちがう京らしい雰囲気のただよう場所で、私の日常用の道でもあります。バスがこなくて歩いて帰ろうかと思うときも、この白川沿いの小径を歩くと思うだけで元気に歩き通すことができるのです。


さらさら地図

さて、この道が、先日のぽかぽかすっかり春の陽気の休日、茶の湯めぐりの道になりました。

主催は1973年より東山三条付近を流れる白川の美化活動を牽引してきた「クリーン白川の会」の継承組織、「白川を創る会」。協賛は芋づる式に増殖中の謎(?)の茶の湯集団・鴨ん会とその一派(らしい)。

なんとこの素敵な小径に7席も茶席がかかるなんて!


さすがに全部まわることはできませんでしたが、一応画像はカメラにおさめたので、その素敵なしつらえとユニークぶりをご覧あれ。(遠景ばかりでスンマセン)


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三条通を北に上がったところにまずはモダン茶会。
白川にせり出して、なんて気持ちよさそう!川風をうけながらピクニックみたいな野点席。このお向かいの「夏向きの家」とよんでいる白川に面した窓のある古い町家もかくばかり。


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こちらは柳も芽吹く三条南のよせあつめ茶会。
こちらも白川の上。道を歩く観光客や地元の通行人と話がはずんでいました。



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ここは三条より北、岡崎エリア、いつもはトタンの塀になっていて中をのぞくことができない場所なんですが、ここが受付。(いや〜!ここでお手伝いしている知り合いにばったり!やっぱり茶の湯の世界は、、、京都は、、、、狭い、、、)

ここはいつも前をとおるたび何かな〜と思っていたのですが、昭和の初めまで竹中製麦所という麦を加工する工場だったんですね。知らなかった。今では竹中さんの住宅部分のみが残っています。
いまでこそ岡崎は観光エリアですが、かつては家内工場が建ち並ぶ場所で、白川から水車を回して水を引いていたといいます。住んでいながら全然しらない土地の歴史があったなんて。



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その竹中家住宅を使わせていただいての1階は、かにかくに席。
確かに枕の下を白川が流れています。雲龍釜がすっぽり電熱器にはまりこんでいるあたりがシュール。席主は鴨ん会の首魁とおみうけ(^艸^)


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こちらは住宅の二階からの白川の流れ。
藪内流のご亭主による箏(たかむな)会席。
もう少しあとだったら窓から桜が見えたのにね。でもかわりにと早咲きの桜がいけてありました。若いご亭主のお話しがおもしろいので、ついついみなさん長居をしてせっつかれてしまうほど。途中でお菓子がきれて、近くの和菓子屋までお菓子を買いにスタッフが走るという一幕も楽しい想い出になりました。


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こちらが三条南、陶々舎席。
、、、、、って自転車だ〜!う〜む、思うに中世の荷(にない)茶屋の自転車版といったところか。ますます茶の原点にかえっているなあ。


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知恩院北のこの妖しげな建物は、、、?よく見ると軽トラ!
少し前から週末には山をおりてきて、北大路の鴨河原で売茶翁のごとく喜捨にて一服呈茶をされているM坊さんの運天庵席。(もちろん運転にかけている)



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お待ちの方がたくさんいらしたし、M坊さんも話し出したらとまらないので、残念ながら入室できませんでしたが、ちらっとのぞいてみるとこれがまたりっぱな佗茶室なんだわ!軽トラの空間が待庵のごとく宇宙空間の広がりを、、、云々とは言い過ぎか(^_^;



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どんつきの一番南の茶席はぽんぽこ席。
ここはTV撮影にもよく使われる場所ですね。ぽんぽこの由来は大きな分福茶釜の水指が主人公だから。(昨年の植物園大茶会のおりにも登場してましたね)

生菓子をいただくのはどうしても2個が限界なので、2席しかまわれませんでしたが、もっと健啖だったら全席まわりたかった。


さて、白川さらさら茶の湯めぐり、柳の芽吹きも白川の水音も風もすてきな舞台装置としてくりひろげられましたが、とうとうお開きのようです。
数寄をこらした茶席や由緒ある茶席もいたくひかれるけれど、こういう茶席も最高!とても気持ちの良い半日をすごさせていただきました。





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● COMMENT ●

お久しぶりです。
ご近所で面白い催しがあったんですね(といっても今は都にはいないのですが)。毎年の恒例行事になるんでしょうか。
一日だけのお茶席なんですか。

キレミミ様

ご無沙汰してます〜!(^o^)
この会は昨年秋、台風で流れたもののしきりなおしなんです。一日だけのイベントで、今回初めてみたいだけれど、すごく好評で盛会だったので、きっとまた開催されるんじゃないかと私は思っています。
その時には在洛されているといいですね!

私の好きなこの散歩道に茶の湯がありましたのね。
こちらにいましたらきっと参席させていただいたと思います。
やはり京都はいいですねえ。

ひいらぎ様

おかえりなさいませ〜。
たぶんまた開催されるのではないかしら。
場所はかわったとしても。
でも、ここの白川ぞい、いいですよね〜。

白川ではありませんが、昨日 私達も両母親がお世話になっている高齢者施設で、出前茶会を致しました。一周年記念イベントで中庭ではバザーあり、津軽三味線あり、空手ありの賑やかで楽しいプログラムの中で、ウッドデッキに赤い傘を広げでの即席茶席。入所者も職員も家族も、百円茶券を手にしてお茶を楽しんでくれました。お菓子は岡山の大手饅頭。
点前担当の男性二人は久々の風炉で間違いだらけでしたが、袴姿は見栄えがするから、マ いいか。お運びはいつもの可愛い子供達で和やかなひとときでした。一時間の準備でよくやるなと我ながら思いますが、お茶が少しでも施設の役に立てて嬉しかったです。

そらいろつばめ様

それはそれはよいこころみでしたのね〜。
腰も軽くどこでも呈茶出張、、、は鴨ん会さんとおなじポリシーを感じます。
ほんとに生活するようにお茶を楽しんでいらっしゃるご様子、いいな〜と思いました。
お母上様方もお喜びだったにちがいありません。
大手饅頭、おいしいでしょ〜?
実は今日実家に帰っていたので、今大手饅頭食べながらこれ書いてます(^-^)


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