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2017-10

皐月の雑記・2014 - 2014.05.09 Fri

<その1> 閉炉〜風炉の季節へ


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半年お世話になった炉の灰を全部あげた。ご苦労様。


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隅っこの灰はこうして懐紙でとるとよいらしい。(けど最終的には掃除機のお世話になる)


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角の保護紙をはさんで、、、


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蓋をしておしまい。ほんとうは畳も替えないと行けないし、畳もあるんだけれど、あまりの重さにあやうくつぶされそうになったので、もうこのままで風炉の季節を乗り切る。


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とりあえず風炉に灰をいれてみたが、また灰型に苦労する季節だ。


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風炉用の炭も洗った。炉用にくらべて華奢でちいさい。やっぱり胴炭は炉用のでっかいのがいいなあ。風炉はたまに炭が途中で消えて、お湯がわかない失敗がある。炉では失敗しないけれど、風炉の時期はちょっと心がけが必要。さて、初風炉の準備、準備。いそいそ。



<その2> 藤の季節の帯


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季節季節の染め帯はちょっとした贅沢品。その時期にしかしめられないもの。
、、、で、インパルスショッピング(衝動買い)してもうた塩瀬の帯。この意匠好き。


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で、初締め。ゆがんでるのは見なかったことにして(-.-#)




<その3> プチグルメ


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「京都が好き」の著者・石井まり子さん主催の料理情報図書館会員に送ってもらえる石井さん手作りの春ジャム。届きました。

材料は、屋久島のたん柑、佐賀ほのかイチゴ、熊本河内晩柑、宮崎の日向夏
いずれも市販のジャムでは味わえないフレッシュな味わい、マーマレード系は苦さがさわやか。なぜかジャムのはいっていた籠にシェルさんご執心。石井さんのところにも猫がお二人さんいてるから、そのにおいがするんかな?



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三条通、文化博物館の前にできたパンのPAUL。フランスにたくさんのチェーン店を持つパン屋さんなのだそうだ。京都初登場したのは昨年。文博で印象派展を見に行ったあと行ってみた。


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店のデザインコンセプトは19世紀のフランス、ということでまさに印象派の絵画展を見たあとにはぴったり(?!)


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各種パンのスライスバイキングのついてるランチセットがよかったわ。若干量は少なめながら。


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ついにこの季節がやってまいりました!かき氷。
ただしそんじょそこらのかき氷とはわけが違う。イチゴ氷にかかっているのは生のイチゴをすりつぶしたイチゴジュレ。それに生にイチゴ+練乳+底に餡+白玉つきでジュレのおかわりまで!

この日はやや寒かったものの、ここまで来たら食べるしかない。中までジュレがかかっていて最後までいただけました!

え?どこかって?そうそうそれを忘れたらあかんね。寺町(二条の角)に最近できた二條若狭屋さんの支店の二階どす〜。



<その4> 古筆に溺れる


いつもいろいろお世話になっているN様邸へ3人でおしかけた。古筆の会の主幹でもあるN様は、すごい古筆をたくさん持っておられる。


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(万葉植物園の黄色い椿・金花茶)


ちょうど4年前、たくさんの古筆を初めて見せていただいた時には、こちらはほんとに古筆の「こ」の字すら知らないド素人で、しかもくずし字全然読めもかすりもしない箸にも棒にもひっかからない状態。厚かましくもよく行ったなあと、コワイモノ知らずってほんとコワイ!と思う。

とはいえあれからド素人の域を脱したか、、、といえば(^◇^;) 
まあ、少しまし、といったくらいか。(当時も同行していただいたS様はあれから古筆の講座も受けられすごい進歩なんですよ)それでも今回のほうが印象深いと思えるのは、多少の進歩はあったのだろうか。

ビッグネームでは少庵や武野紹鷗の消息、天皇さんの御宸翰、澤庵さんをはじめ、これって普通博物館のガラスケースの向こうだよな〜と思うようなもの、茶席に一本でもかかっていようものなら、ほ〜っ!と言ってしまいそうなものがが次から次へと。おしまいには古筆に酔うというか溺れるというか、もう手に負えませ〜ん状態だった。

書いた人の名前や経歴が、以前よりはわかるようになったのは嬉しい限り。(まだまだだけどね)

点心にご自分で育てられた採れたての野菜(グリーンアスパラが甘くて、、あんな甘いアスパラ初めて)を料理してくださり、お菓子、濃茶+薄茶と簡単な茶事までしてくださった。
ほんとうに感謝です。

で、私の一番のお気に入りは、、、中天の満月の絵のある松花堂昭乗さんのお軸>^_^< 
寛永の三筆というだけでなく、のほほ〜んとした感じがとてもよかった。茶席に飾って月見しながらお茶を一服、、ええなあ。





<その5> 白川を満喫カフェ


我が愛するご近所の岡崎あたりの白川。このほとりに一軒の町家があって、改修し始めたな〜と思ったら、、、


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以前神宮道にあった三味洪庵さんが引っ越してきはった。
ここで京のおぞよと銘打ったランチが食べられると聞いている。ご近所なので前はよく通るのに、なかなか行くチャンスがない。GW中にやっと入店できた。


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中は町家の造りで良い雰囲気なのだが、やはりこの席ははずせないでしょう。白川が目の前!左手の板塀は並河靖之邸(七宝記念館)ですよ。


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川べりが最高に気持ちよい季節に来ることができてよかった。白川の川の流れる音は心地良い。もう少ししたらホタルもたくさん飛ぶあたりなの。(あ、蚊もでるか、、、)


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右手にみえる小さな橋がもう三条通なのに、ここは水の音しかきこえない閑静さ。こんな素敵な場所だと知っていたらもっと早くに来るべきだった。またまたお気に入りの場所を見つけた。


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ランチは時間がおそかったので、虫やしない的なにゅうめんセットをいただだく。
もちろん和スイーツも充実ですよ(^_^)b 
ならびに祗園饅頭の工場があって、餅系の和菓子もテイクアウトできます。私は赤飯をよく買うかな。




<その6> 大田の沢のカキツバタ


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競べ馬も終わって埒(らち:柵)がとりはずされたあとの上賀茂社。緑が美しい。


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上賀茂社の神官達の住居である社家通りは明神川に沿ってならぶ。そのつきあたりにあるのは大きな楠が目印、藤木神社。上賀茂神社の摂社になります。水音が心地良い通りです。


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そのさらに先、大田神社の参道脇にある大田の沢。今年もカキツバタが美しく盛りをむかえました。


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   神山や 大田の沢のかきつばた  ふかきたのみは  色にみゆらむ


と、俊成卿が歌った時代から咲いていたのですね。

国の天然記念物です。ハナショウブとの違いは真ん中の筋が白いことだそうです。(ハナショウブは黄色、アヤメは網目模様)


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ほんとうに日本にはこんなゆかしい美しさがまだまだ残っていることに感謝です。

先日見た能「杜若」を思い出しながら、この群生の中、唐衣と透額の冠を身につけ太刀を佩いた杜若の精がしずしずと現れたらすてきだろうなあ、、、と妄想の世界に遊びました。




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かき氷の季節になりましたねえ。一度是非 行ってみなければ。
私もあちこち京都を歩きたいです。
ご案内ありがとうございました。

鍵コメ様

てへっ、、、 ご登場願いました。

ひいらぎ様

かき氷、夏はまだまだこれれからなので、チャンスはたっぷりありますよ〜。

先日都をどりに行った時、粋筋の方が何人か藤の柄の帯を締めておられました。「この季節だけにしか締められられへん帯。やっぱり贅沢やなぁ~」と羨ましくみておりましたのに、ここにもそういうお方が・・・・
 これも先日、私も行ってきました、印象派の展覧会。文博の展覧会では初めてすらーっと並んで入りましたわ。で筋向いのこのビルも見てたのに・・・気がつかんと通り過ぎてました。「ここの一階、よう店がかわるなぁ~」なんて話しながら前を通ったんですが・・そうですか、フランスのチェーン店ですか・・・今度は是非!

花咲おばさん様

季節限定の帯は究極の着道楽ですよね〜。普段はあんまりそんな帯、着物買わないんですが、今回はちょっと衝動買いで〜、、、、ヾ(^^へ) 私は都をどりのときにその筋の姐さんが桜の袋帯してはったんがうらやましかった!
PAULのとこは、私が知っているだけでも3〜4回中味がかわった。こんどはどのくらい続くかな〜。
印象派は実は3月のうちにいってたので、行列はありませんでした。みんなルノワール目当てかな。

藤の帯 素敵ですね。私は、母の子供時代の着物を作り帯にした藤と牡丹の柄のお気に入りのがあって、この季節に重宝してます。昭和初期の色鮮やかなのです。
さてさてN様訪問は、本当に楽しい一日でした。ありがとうございました。あれから松花堂昭乗に会いたくて、しぇるさまのブログにあった八幡の公園に行ってきました。あの茶室をみても人柄が忍ばれますね。いいなあ。

そらいろつばめ様

わ〜、その帯、いつか見せて下さい。昭和初期のきものの意匠には憧れます。
こちらこそご一緒できて勉強になりました。
文字が読めないのは相変わらずですが、読めなくても眺めて楽しい、、、というのが少しわかったような気がします。
お茶をやってなかったら、松花堂弁当の由来も、いや、松花堂の意味さえわからんかったやろうなあ。


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