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2017-06

宵々山点描2014〜宵編 - 2014.07.16 Wed

一時帰宅してクールダウン後、宵にまたでかける。陽はくれてきたとはいえ、湿度と暑さは少しもやわらがない。けれど人波はどんどん増えていく。


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宵の口にまずでかけたのは綾小路室町の綾傘鉾。


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粽作りのお手伝いのご縁をいただいて、宵々山におよばれ。(というかおしかけ?)



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今年はおなじみのお茶友さんだけでなく、ご遠方からのお茶友さんもおさそいして盛り上がる。
鉾町の会所ではこうして毎年、ご近所からも遠方からもゆかりの人たちが祭に訪ねてくるのをもてなしてくださる。京都に限らず昔から祭の客をもてなすのは(失われかけているが)日本の正しい祭のありかただと思う。


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内側からの祇園祭をほんの少し垣間見られたご縁に感謝せずにはおれない。


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食事が終わって外に出るともう駒形提灯がくっきりと見える美しい宵だ。


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近くのマンションのスペース(いつもは駐車場。その看板もこの日はとっぱらわれる!)で綾傘鉾の棒振り囃子も後援会特等席で拝見させていただき嬉しいことこの上ない。


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この棒振りは江戸時代の洛中洛外図の綾傘鉾にも描かれているという歴史の古い物。綾傘鉾の鉾町は町名を善長寺町、そのまま西へまっすぐ行けば壬生。なので昔から壬生とは深い関わりがあったらしい。今もこの棒振り囃子担当が壬生六斎念仏保存会、というのもうなづける。


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ここで皆様とお別れして西へ。昼間前だけ通った伯牙山の会所、杉本家の一般公開へ。ここは何回もきているけれど、夜訪れたことがないのでこれを機会に。
やはり夜の町家の風情は格別。広い日本家屋は影や闇のできかたが絶妙。梶の葉をはりつけた氷柱をあちこちに配してあるのも、クーラーのなかった時代からの生活の知恵ですね。


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さらに西へいくすがら、普通のおうちの屏風祭も楽しむ。ここは昨年もお邪魔したな。


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綾小路通りも西洞院を越えると芦刈山。昼間聞いた(ご神体に関して)「恐い顔したじいさんがネギもっとる」というセリフを思い出して苦笑い。(ほんとは刈った芦をもっているのよ)


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ふ〜む。芦刈山にも荷茶屋があったんだ。


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鉾町ではマンションの入り口にも祭の幔幕が。

そういえば木賊山の会所は内科医院の待合〜診察室で、はいると、いわゆる病院の匂い、がしたのがおもしろかったな。会所飾りのむこうに「レントゲン室」と書いた扉があったり(^_^;


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こちらも昼間来た西の果て、油天神山の会所。


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ここの駒形提灯はちょっと色がちがう。黄色っぽい。今年はじめてフリッカー機能のあるLEDに変えたんだそうな。たしかに蝋燭っぽい。昔はこんな感じだったのだろう。


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そのLED提灯のむこうに最南端、太子山の提灯がみえる。


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太子山会所、夜の秦家。こちら蝋燭のあかりだけの夜のイベントにお邪魔したことがあり、夜の雰囲気を堪能したっけ。できたら宵山の夜の秦家もみてみたいなあ。


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太子山は毎年宵々山、宵山、子供たちの ♪ ろうそく一燈献じられましょう がライブで聞くことができる。いいねえ、鉾町のお子たちは。うらやましいよ。


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四条通りにもどるとすごい人。でも遠近にならぶ駒形提灯は美しい。


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こちらも毎年見ている四条傘鉾の棒振り囃子。こちらは子供たちがおどります。ここのお囃子方に知人発見!


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こちら昨年はトラブルで閉鎖されていた放下鉾の会所。町家の二階でとても風情がよいので大好き。今年はあがれてよかったな。奥には鉾を納める蔵もひっそりたたずんでいるのが見える。昔はここから辺り一面の瓦屋根がつらなっていたのだろうと想像する。(今はビルばかりだけれど)それはそれはきれいな景色だっただろうな。もうとりもどせないけど。


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お久しぶり、、、の三光丸君。放下鉾のお稚児さんです。巡行の時は豪華な鳳凰の羽根の帽子をかぶるのよ。


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残念ながら鉾には男性しかあがれないけどね。


これを最後に鉾町をあとにしたけれど、あの人混みの中で数人の知人にばったり!というのも京都だなあ、、、と思う。(物理的にも心理的にも狭いのよ、世間が)


さて、明日の山鉾巡行、無事おわりますように。残念ながらいけないけれど。
今ごろ巡行の日和を祈る日和神楽もでていることだろう。これも今年はパス。かわりに昨年の写真をおいておく。それで晴れを願おう。ただし熱中症には気をつけてね。



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● COMMENT ●

しぇるさん、こんにちは

お互いに、お疲れ様・・という感じでしょうか^^;

数年ぶりに、子供2人連れて

宵山に行きましたが

とにかく、人が多い><

平日なのに、今年の外国人観光客の多さ異常かと^^;

カメラを持って撮影も

途中で、気力、体力なくなり・・・へたれな私です^^;

高兄様

宵山、ご苦労様でした〜!
しかもお子たち連れでさぞやたいへんだったことでしょう。
うちの子たちが保育園のころに浴衣を着せて宵山へつれていったことを思い出しました。
あのころはまだここまでの人出ではなかったですね〜。

いえいえ、お写真のアップ、待ってますよ〜。
でもお疲れひきずられませんように!


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