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2023-09

神幸祭2014 - 2014.07.17 Thu

山鉾巡行は〜、、、、、仕事で見られませんでした(>_<)ゞ

でも!

お祭り本番はこれからじゃあ〜〜〜〜!!


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午前中の山鉾巡行の熱のさめやらぬ都大路。夕刻になると、、、さあ、そろそろ法被をまとったあつくるしい熱いおぢさんたちが八坂神社石段下に集まってきた。

昨年、一昨年は石段下にかぶりつきで約1200人の輿丁さんが集うさまを見たが、今年は神社の境内に入ってみよう。


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5時過ぎ、すでに三若さんの中御座は神社を出発したあとで、ちょうど四若さんの東御座をおろしている最中だ。

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重量級の神輿なのでおろすのも慎重に慎重に。


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おろした後ははずしておいた擬宝珠をとりつけ。さらに丹波下山の八坂神社分社の神田より取れる稲をくくりつけ。これはお練りがすんだあとに輿丁や参拝客にくばってもらえる。


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つぎに担ぎ棒をとりつけ。
お!締め込みのにいさんがいる。輿丁さんの下半身は短パンか長パンが多く、少数派。でもかっこいいね。


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ここでも鉾建てみたいな縄がらみのテクニックが必要なのね。


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さあ、これから長い道のりやで〜。


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まずは本殿前で差し上げをして、、、


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南楼門から東御座さん出発!
♪ ほいっとほいっとほいっと


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今度は錦の西御座さんおでまし。


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錦はその名の通り錦市場が主な輿丁さんの母体になっている。


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西御座も境内をぐるっと一周。


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♪ ほいっとほいっと  よ〜さ〜よ〜さ〜

将来の錦の兄ちゃん?も煽り立てる。


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こちらの八角形の神輿の上には鳳凰、そしてまた稲束。


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しんがりの西御座が南楼門をでていくのにしばしついていこう。


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中村楼の前でしばし休憩。鉢巻きには榊の枝をさして。


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いよいよ東大路へはいり石段下をめざす。


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石段下では先頭の中御座さんがすでに待機。


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全景を写すことはできなかったが、石段下総勢1200余名の輿丁さんが埋め尽くす様は壮観だ。市長やら、知事やらのご挨拶。

花見小路の方へ行こうとして、ふとみると強力さんにかつがれたお稚児さんがふっと花見小路から現れ、馬にのらはった!


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神輿を先導する神の依り代である、久世の綾戸国中(あやとくなか)神社の駒形稚児さん。
八坂神社境内内へ馬で乗り入れゆるされる唯一の存在で、胸に木彫りの馬の首(駒形)を懸けている。なんだか神々しい。


さて、どの神輿をおいかけようかと思ったが、今年は花見小路にしよう。


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お、来た来た!


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一力の前で差し上げ。
さすが場所が場所だけに素人はんとちがう艶っぽい姐さんたちがご挨拶にきてはる。


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ここはポ○リスエットのさしいれ補給場所みたいで、しばしみなさん休憩。


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さあ!また出発!


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おおお〜〜〜!!
鳴り鐶の音もいいねえ!がんばれ〜!

このあと西御座は市役所〜二条通りまでいって、最後に四条河原町の御旅所(いつもはお土産物センター)へ他の二基とともに御鎮座される予定。だが、私はここでお別れしよう。


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うふふ、、やっぱり場所が場所だけにこんな眼福も。


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いただきました!
(祇園祭期間限定という、勝山髷とちゃうなあ)


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● COMMENT ●

八坂神社階段下の風景(三基差し上げ)は、なんとか捉えましたが、ローソン上の屋根からは京都新聞のカメラマン(よく見かける方)が狙っていたのを目撃して、負けたと思いました。

あそこからのアングルは、憧れです。勿論、実行不可能ですが。

アミータ様

はじめから新聞社と勝負しちゃだめですよぅ。(^_^;)
お向かいの焼き肉屋だかなんだかの2Fも縁故があればのぼれるかしら?
それにしても石段にすわって見ている人たちは一体何時間前から場所取りしたんでしょうねえ。

カメラは、場所取りが命ですからね。
例年は、南観音山の手締めに参加して、解体を少し見守ったら移動でしょうか。
祇園祭は、まだいい方ですよ。

奈良のお水取りでは、例えば2月7日ならば、午後一番から西の局の一番前の席を確保して待機し、夕方の「小観音出御」を見て、すぐに東の局に移動して真夜中の「小観音後入」を待つのですから、何時間に及ぶのでしょうか。

二月堂は、そんなカメラマンで溢れています。真剣さは半端ではなく、許可証を貰ってのことで、勿論写真集を出されています。報道関係者は、よいタイミングで現われて、目的を達したらすぐに出ていってしまいます。

そんなですし、所詮は新聞に載せる時事ネタですから、写真の質の違いは当然ですが、与えられたポジショニングの違いを克服するのは難しいですね。
それでも、できるだけ報道カメラマンの近くを確保するような努力はします。

3月7日でした。

アミータ様

いや〜、、、すごいですね〜
さすがにお水取りもそこまではようしません(>_<)ゞ
私の場合、祭礼や神事の雰囲気を楽しむのが第一義なので、写真は良い感じにとれればもうけものくらいの気持ちでいます。
仕事もあるので、祇園祭も修二会もすべての行事に参加できるはずもなく、何年かかけて網羅できればよいかな、と。

撮影に命懸けてる方々とはすでに気合いで負けてますわ〜。

 しぇる様へ
17日の巡行に曳き手と参加した息子から感想を聞いてきました。
あの巨大な鉾を曳くのは、やはり重労働で、辻回しは力と神経を使い、最後の
四回目の新町通りから四条通りへと鉾を転回させる時は、曳き手は、大半の者が
パワーダウンしてしまい、必死の思いで転回させたそうです。
さらに、四条通りの東行きは少し登り坂で、曳き手は声は出ても、力が出ず、
動き始めるまで、時間がかかったと言っていました。
長刀鉾の会所に到着した時は、みんな、疲労困憊してしまい、やっと、帰れたと
の思いで、安堵の思いで一杯だったそうです。
曳き手は全員ボランテェアで、報酬は、殆どなく、参加して伝統行事の一端を担ったとの
思いで作りが報酬だったようです。

伝統行事とは、関係者だけでなく、無報酬で働く人々にもよって支えられているのですね。
それにしても、御池通りのような大通りではなく、新町通りのような道幅の狭い通りを
鉾が進むのを目前に見るのは迫力満点でした。

narahimuro様

残念ながら今年は前祭、後祭ともライブで巡行を見ることができません。
かわりに(?)といっちゃあなんですが、ダンナを派遣しました。
でもどこが見所?どこが何時頃通過?とかちょっとウザかったけど(^_^;

祇園祭は巡行の絢爛豪華さはハイライトの1つだと思いますが、その前後の鉾町の風情や鉾町の人たちの暮らしを垣間見るのも大きな楽しみです。いろんな行事があって、ほんとうは31日の疫神社の茅輪くぐりで締めたかったんですがね、それも今年はダメなの。(泣)


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