前祭から後祭へ〜大舩鉾山建て - 2014.07.18 Fri
巡行もあけた今日、朝まだ建っていた鉾も昼過ぎにはすっかり片付けられ、本体のみをのこす鉾がちらほら。

岩戸山は解体を終えて、収納にはいっているようだ。

鉾は巡行で神輿の先触れ、露払い、つまり悪い物を祓って自分に吸着(?)しているので、役目を終えればすみやかに片付けるのがお約束。

船鉾は解体収納を終えて、すでに会所の後片付けにはいっている。すばやい。
いままでなら、ここで祭はほとんど終わり、、、って感じになるのだが、今年は半世紀ぶりに後祭が控えているので、まだまだお祭り気分が漂う。

そして、あれ!
後祭の山建ての先陣をきるのが話題の大舩鉾。

実に150年ぶりの巡行復帰の大舩鉾は後祭のオオトリを飾る。神功皇后出征の船鉾に対して、凱旋の船。

真新しい木の香りがする。
この鉾町の人でさえ、まさか巡行復帰する日がこようとは、夢にも思わなかったという。
どれだけ多くの人の協力や苦労、努力があって実った夢なのだろう。
昨年は駅前のヨドバシカメラの一画で徐々に組み上がっていく大舩鉾の新しいボディーを見ていたが、ついに新町通りにその姿をあらわしたか!

「京都青年会議所創立六十周年、、、」
資金的援助を最初に申し出た青少年会議所は、京都の若手経済人の集まり。

その後祇園祭を愛する全国からの寄付による経済的援助、他の鉾からの現物寄贈、お囃子を復活させた他の町からの有志、、、まあ、気が遠くなるような道のりだったのだろうなあ。

新たに舟形の鉾を設計するにあたり、船鉾はその構造測量を許可したとか。

この復活は大舩鉾の町内の人たちだけではなしえなかった事業だったのだなあ。

大舩鉾が焼失したのは幕末禁門の変の大火災、さいわいご神面、懸装品のみ焼失を免れたという。それがなければこの日はなかっただろうと思うと身重の神功皇后の神面もしみじみ感慨深く拝見せねば。

菊水鉾寄贈の車輪。今年初めて都大路をいく。
くやしいが、その晴れ姿をライブで見るのはできないので、後刻録画でしかと拝見しよう。楽しみだ。(ライブには負けるけど、、、、(T_T) )

さて、新町をそのまま上がると、放下鉾は本体の解体作業まっただなか。芸術的な縄がらみを一気にはずしていく。また来年まで。

室町では菊水鉾の会所のお片付け。

おお!これは鉾についていた赤熊(しゃぐま)の部分だな。

鉾建てに4時間つきあったところの鶏鉾もすっかり解体終了。

こんなところに収納場所があったとは!(鉾のすぐ横のビルの1F)

綾傘鉾の会所、大原神社の扉も閉まり、、、

月鉾も解体が進む。

バスから見た四条御旅所に鎮座まします三基の神輿。後祭の鉾が先触れとなる還幸祭までここにおわします八坂の神様に手を合わせておいた。

岩戸山は解体を終えて、収納にはいっているようだ。

鉾は巡行で神輿の先触れ、露払い、つまり悪い物を祓って自分に吸着(?)しているので、役目を終えればすみやかに片付けるのがお約束。

船鉾は解体収納を終えて、すでに会所の後片付けにはいっている。すばやい。
いままでなら、ここで祭はほとんど終わり、、、って感じになるのだが、今年は半世紀ぶりに後祭が控えているので、まだまだお祭り気分が漂う。

そして、あれ!
後祭の山建ての先陣をきるのが話題の大舩鉾。

実に150年ぶりの巡行復帰の大舩鉾は後祭のオオトリを飾る。神功皇后出征の船鉾に対して、凱旋の船。

真新しい木の香りがする。
この鉾町の人でさえ、まさか巡行復帰する日がこようとは、夢にも思わなかったという。
どれだけ多くの人の協力や苦労、努力があって実った夢なのだろう。
昨年は駅前のヨドバシカメラの一画で徐々に組み上がっていく大舩鉾の新しいボディーを見ていたが、ついに新町通りにその姿をあらわしたか!

「京都青年会議所創立六十周年、、、」
資金的援助を最初に申し出た青少年会議所は、京都の若手経済人の集まり。

その後祇園祭を愛する全国からの寄付による経済的援助、他の鉾からの現物寄贈、お囃子を復活させた他の町からの有志、、、まあ、気が遠くなるような道のりだったのだろうなあ。

新たに舟形の鉾を設計するにあたり、船鉾はその構造測量を許可したとか。

この復活は大舩鉾の町内の人たちだけではなしえなかった事業だったのだなあ。

大舩鉾が焼失したのは幕末禁門の変の大火災、さいわいご神面、懸装品のみ焼失を免れたという。それがなければこの日はなかっただろうと思うと身重の神功皇后の神面もしみじみ感慨深く拝見せねば。

菊水鉾寄贈の車輪。今年初めて都大路をいく。
くやしいが、その晴れ姿をライブで見るのはできないので、後刻録画でしかと拝見しよう。楽しみだ。(ライブには負けるけど、、、、(T_T) )

さて、新町をそのまま上がると、放下鉾は本体の解体作業まっただなか。芸術的な縄がらみを一気にはずしていく。また来年まで。

室町では菊水鉾の会所のお片付け。

おお!これは鉾についていた赤熊(しゃぐま)の部分だな。

鉾建てに4時間つきあったところの鶏鉾もすっかり解体終了。

こんなところに収納場所があったとは!(鉾のすぐ横のビルの1F)

綾傘鉾の会所、大原神社の扉も閉まり、、、

月鉾も解体が進む。

バスから見た四条御旅所に鎮座まします三基の神輿。後祭の鉾が先触れとなる還幸祭までここにおわします八坂の神様に手を合わせておいた。
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● COMMENT ●
ひいらぎ様
今日は曳き初めがあったようです。
搭乗は、、、たぶんすごい時間待ちでしょうね。
搭乗は、、、たぶんすごい時間待ちでしょうね。
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何となく感動ですね。