後祭〜大舩鉾・南観音山・北観音山 三連ちゃんの曳き初め - 2014.07.21 Mon
なにせ150年ぶりの復活だから、曳き初めはさぞや多くの人や報道陣で賑わっているだろうから遠慮しとこ、、、と思っていたのだが、、、

それでも一目復活した完成の姿をみようと、激しい夕立にもあいながら、新町綾小路にきてみたら、、、、なんと開始が遅れたようでまさに曳き初めの真っ最中だった!

♪ よ〜い、よ〜い、エンヤラヤ〜〜!!
弾みをつけて前のめりになって先導するのは、鉾建ての時、主に縄がらみを担当する手伝方(てったいかた:作事方の1つ)さん。

復活船鉾のお囃子も曳き手をもり立てる。
予定では四条通りを越え錦まで行く予定だったそうだが、あまりの人での多さのせいかどうかわからんが、四条越えができなかったみたい。
この鉾は先頭は北をむいているので、これはお尻の方になる。そのまま船鉾町を越え、岩戸山町を越え、仏光寺まで南進。

鉾の向きを調整する車方の技。
なにせ新調だから慎重に(しゃれではありません(^◇^;) )
会所に戻る北進の時、ひょっとしたら綱引けるかも〜と、ついていく。

やっぱり前に進むこの大金幣を拝まなくては。凱旋の船だけになにやらりりしい。

仏光寺から折り返し、引き綱が反対方向にひっぱりだされて、、、
やた!!ヾ(*≧∀≦*)ノ
綱の位置を確保!

♪ よ〜い、よ〜い、エンヤラヤ〜〜!!
のかけ声とともに曳きました!けっこう重いけどがんばって曳く!老いも若きも男さんも女さんも、躓きながら足を踏んだり踏まれたりしながら。一種の連帯感を感じつつ。だって150年ぶりだもの、大舩鉾。

屋根方(鉾立では大工方)がT字型の棒をくりだして屋根や電線にあたらないよう調整する。これも職人技。

会所が見えてきた。
最初の周航を終え、港に船がつく。

到着!
いっせいに拍手があちらからもこちらからも。なにをした、というわけでもないのになんだかうれしいね。

「ありがとうございました。ありがとうございました。24日の巡行よろしくお願いします。」
と、あいさつされる鉾町の役員さん。それこそ観無量であろうとご想像申し上げる。
巡行で無事に晴れ姿をご披露されますように。私は見に行けませんが、ここで拝ませてもらって文字通り曳き初め参加させていただいて、それで十分。

さて四条通りを越えて新町通りを北上すれば、南観音山、北観音山が。

本来こちらの曳き初めが目的だったんだ(^_^;
南観音山、すでに曳き初めはじまっている。ちょっとだけ手をのばせて曳かせてもらった。

真松。
今年の松選びは北観音が先に選んだらしい。どちらにあたっても立派な松であることには変わりはないんだが。

南観音山の音頭取りは一人だね。

一番水引(幕のような部分)は楽を奏でる飛天。
巡行の時には後に柳の大枝を垂らすんだ。(くどいようだが、見られないけど、、(T_T)(T_T))

その北に北観音山。

あ、北観音山前の吉田家(屏風祭がすごい)当主にして、山鉾連合会会長、そして後祭をご存じの世代でその復活を強く押し進められた吉田孝次郎さんだ!(着流しの方ね)1年を祇園祭のためだけに献げておられるような方です。

さあ、北観音、もどりの曳き初め、参戦じゃ〜〜!!

六角形はこの鉾町が六角町だから。洛中は通りの名前でしか住所をいわないから、いざ町名いわれるとどこなのか京都の人も全然わからんらしい。(ちなみに大舩鉾は四条町なので法被に「四」と書いてあるのも)

水引は雨よけのビニールがかかってよく見えないのが残念。

さあ!曳くぞ〜!!
えっちらおっちら、北向きは微妙な坂で曳く手にも力がいる。ここのお囃子は二階囃子で七月初めにきかせてもらったなあ、と思いつつがんばる。

がんばったあとにはこんなモノいただいた!

町内婦人会の方々がひきかえにくばってくださるアイスモナカ。ありがたく頂戴いたしました!

お囃子方の方々もご苦労様。

本番の巡行は是非がんばってください。

曳き綱はこんなふうにしてかたづけるのね。
この日は後祭の10基のうち9基までが建つので、周辺も散歩。

八幡山は町内に八幡様のお使いの鳩の幔幕。

一番北にあたる役行者山。まだまだ組み立て中。

鉾に比べるとシンプルな縄がらみ。
宵山の昼にはほんものの山伏さんがやってきて、護摩供養、山伏問答がおこなわれる。(二年前行って熱中症で死にそうになった、、、)

淨明山はもう完成している。ここには一番アクロバティックな人形二体のご神体がのるはず。

鯉山。
ここのご神体のでっかい鯉、好きなんだ。まだみられないけど。

後祭の宵山には露店はでないというし、ゆっくり宵の風情を楽しめるだろうか。楽しみだ。
せっかくなので、鯉山の手ぬぐい購入す。

それでも一目復活した完成の姿をみようと、激しい夕立にもあいながら、新町綾小路にきてみたら、、、、なんと開始が遅れたようでまさに曳き初めの真っ最中だった!

♪ よ〜い、よ〜い、エンヤラヤ〜〜!!
弾みをつけて前のめりになって先導するのは、鉾建ての時、主に縄がらみを担当する手伝方(てったいかた:作事方の1つ)さん。

復活船鉾のお囃子も曳き手をもり立てる。
予定では四条通りを越え錦まで行く予定だったそうだが、あまりの人での多さのせいかどうかわからんが、四条越えができなかったみたい。
この鉾は先頭は北をむいているので、これはお尻の方になる。そのまま船鉾町を越え、岩戸山町を越え、仏光寺まで南進。

鉾の向きを調整する車方の技。
なにせ新調だから慎重に(しゃれではありません(^◇^;) )
会所に戻る北進の時、ひょっとしたら綱引けるかも〜と、ついていく。

やっぱり前に進むこの大金幣を拝まなくては。凱旋の船だけになにやらりりしい。

仏光寺から折り返し、引き綱が反対方向にひっぱりだされて、、、
やた!!ヾ(*≧∀≦*)ノ
綱の位置を確保!

♪ よ〜い、よ〜い、エンヤラヤ〜〜!!
のかけ声とともに曳きました!けっこう重いけどがんばって曳く!老いも若きも男さんも女さんも、躓きながら足を踏んだり踏まれたりしながら。一種の連帯感を感じつつ。だって150年ぶりだもの、大舩鉾。

屋根方(鉾立では大工方)がT字型の棒をくりだして屋根や電線にあたらないよう調整する。これも職人技。

会所が見えてきた。
最初の周航を終え、港に船がつく。

到着!
いっせいに拍手があちらからもこちらからも。なにをした、というわけでもないのになんだかうれしいね。

「ありがとうございました。ありがとうございました。24日の巡行よろしくお願いします。」
と、あいさつされる鉾町の役員さん。それこそ観無量であろうとご想像申し上げる。
巡行で無事に晴れ姿をご披露されますように。私は見に行けませんが、ここで拝ませてもらって文字通り曳き初め参加させていただいて、それで十分。

さて四条通りを越えて新町通りを北上すれば、南観音山、北観音山が。

本来こちらの曳き初めが目的だったんだ(^_^;
南観音山、すでに曳き初めはじまっている。ちょっとだけ手をのばせて曳かせてもらった。

真松。
今年の松選びは北観音が先に選んだらしい。どちらにあたっても立派な松であることには変わりはないんだが。

南観音山の音頭取りは一人だね。

一番水引(幕のような部分)は楽を奏でる飛天。
巡行の時には後に柳の大枝を垂らすんだ。(くどいようだが、見られないけど、、(T_T)(T_T))

その北に北観音山。

あ、北観音山前の吉田家(屏風祭がすごい)当主にして、山鉾連合会会長、そして後祭をご存じの世代でその復活を強く押し進められた吉田孝次郎さんだ!(着流しの方ね)1年を祇園祭のためだけに献げておられるような方です。

さあ、北観音、もどりの曳き初め、参戦じゃ〜〜!!

六角形はこの鉾町が六角町だから。洛中は通りの名前でしか住所をいわないから、いざ町名いわれるとどこなのか京都の人も全然わからんらしい。(ちなみに大舩鉾は四条町なので法被に「四」と書いてあるのも)

水引は雨よけのビニールがかかってよく見えないのが残念。

さあ!曳くぞ〜!!
えっちらおっちら、北向きは微妙な坂で曳く手にも力がいる。ここのお囃子は二階囃子で七月初めにきかせてもらったなあ、と思いつつがんばる。

がんばったあとにはこんなモノいただいた!

町内婦人会の方々がひきかえにくばってくださるアイスモナカ。ありがたく頂戴いたしました!

お囃子方の方々もご苦労様。

本番の巡行は是非がんばってください。

曳き綱はこんなふうにしてかたづけるのね。
この日は後祭の10基のうち9基までが建つので、周辺も散歩。

八幡山は町内に八幡様のお使いの鳩の幔幕。

一番北にあたる役行者山。まだまだ組み立て中。

鉾に比べるとシンプルな縄がらみ。
宵山の昼にはほんものの山伏さんがやってきて、護摩供養、山伏問答がおこなわれる。(二年前行って熱中症で死にそうになった、、、)

淨明山はもう完成している。ここには一番アクロバティックな人形二体のご神体がのるはず。

鯉山。
ここのご神体のでっかい鯉、好きなんだ。まだみられないけど。

後祭の宵山には露店はでないというし、ゆっくり宵の風情を楽しめるだろうか。楽しみだ。
せっかくなので、鯉山の手ぬぐい購入す。
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● COMMENT ●
S&Y様
またまた今宵も、、、同じ頃大舩鉾を見る一方通行の中にいました。
後祭の全会所、のぞいてきました。
理想をいえば鉾町の住人になりたいんですけどね。
それもできないので、参加可能な行事にはすべからく参加、、、まあ、出来る範囲で。
後祭の全会所、のぞいてきました。
理想をいえば鉾町の住人になりたいんですけどね。
それもできないので、参加可能な行事にはすべからく参加、、、まあ、出来る範囲で。
今夜 大船鉾を見てきました。何と小さなお茶席もありましたので そちらでお茶をいただき 150年前の掛け物を見せていただき 焼ける前の大船鉾の絵と対面いたしました。
お菓子は調布で中は山椒の効いた牛皮でした。
他のもゆっくりと見られて よかったです。
お菓子は調布で中は山椒の効いた牛皮でした。
他のもゆっくりと見られて よかったです。
ひいらぎ様
多分そこ、私が昨年行った町家だと思います。(昨年のブログに写真もアップしてるよ)
龍頭の大舩鉾なので、来年は大金弊にかえて龍頭を誂えるという話を聞きました。
龍頭の大舩鉾なので、来年は大金弊にかえて龍頭を誂えるという話を聞きました。
こんにちは、しぇる様
おお~!大船鉾さん!
連日会所から、お手伝いの合間をぬって覗きに行ってますが、大混雑で毎度阻まれております・・・。
御舩がこう、進んでくるお写真を拝見しますと、まさに進水式のようですねぇ。
勇ましいですわ~。
船首の幣、来年は変わってしますのですね!それは貴重!
では、宵山最終日。
私もそろそろ、お手伝いに行って参ります!
おお~!大船鉾さん!
連日会所から、お手伝いの合間をぬって覗きに行ってますが、大混雑で毎度阻まれております・・・。
御舩がこう、進んでくるお写真を拝見しますと、まさに進水式のようですねぇ。
勇ましいですわ~。
船首の幣、来年は変わってしますのですね!それは貴重!
では、宵山最終日。
私もそろそろ、お手伝いに行って参ります!
いけこ様
わ〜(≧∇≦)お手伝いご苦労様です!
でもうらやましい!
今年は期間が長いので追いかけも疲れますわ。老体が鞭打ちに反応する間はがむばります( ̄^ ̄)ゞ
いけこ様も暑さに負けないようにあと少し、がんばってね〜\(^o^)/
でもうらやましい!
今年は期間が長いので追いかけも疲れますわ。老体が鞭打ちに反応する間はがむばります( ̄^ ̄)ゞ
いけこ様も暑さに負けないようにあと少し、がんばってね〜\(^o^)/
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南進だけの一方通行で、あの界隈だけ大変な人出。
しかも、鉾に上るために長蛇の列が、、、、
世の中には、新しいもの好きの方がこれほどいるとは !
とえらく感心して自宅に戻って、
しぇるさんのブログを開くと、
オープニングからイキナリ、大船鉾がでてきたのでビックリ。
あいかわらず色々のところに出没されてますね !